goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ライセンスか法人設立か、それが問題だ

2013-07-21 23:07:29 | 日記
 「ライセンス契約」

 この契約がブランドと消費者に対して与える影響力は、無視できないものがあります。

 例えば僕のスーパーでも、バルセロナとユナイテッドのライセンス製品であるショルダーバッグを販売していますが、逆に見れ
ばどこでも手に入る「安物」という見方をする方もいるでしょう。

 メガストアや専門店はともかく、流通を幅広く展開するためには商品の値下げも含めて、スーパーの店頭に並べるリスクを負う
必要があるのでしょう。

 ナイキが創業当時

 「ブルーリボン・スポーツ」

 と言う名前でオニツカタイガー、今のアシックスを販売する代理店だったことをどれくらいの方がご存知でしょうか?

 今やナイキの影響力は全世界規模に拡大し、本家アシックスからすれば最高のライバルと捉えてもおかしくないくらいの、多角
的戦略を行っています。

 つまり、ライセンス契約を結ぶことで

 「自社の知名度向上と信頼」

 を得る機会を、ナイキは最大限に活用したのです。

 現在では兼松繊維がイタリアの老舗、ロットとライセンス契約を結んでおり、双方が満足のいく契約となっています。

 逆にライセンス契約を終了し、日本に法人を設立したブランドもあります。

 90年代中期デサントはアディダスの代理店であり、プーマもコサ・リーベルマンを窓口にしていましたが、今はそれぞれアディ
ダス・ジャパンとプーマ・ジャパンが販促を行っています。

 コンバースも月星、フィラがカネボウという体裁でしたが、恐らく今は法人設立の方が資金と時間を無駄なく使えるようになって
いるのでしょうか。

 今後日本で展開するスポーツ・ブランドがどのような形で販売経路を得るのか、注目したいところです。

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 選手と契約ブランドの関係を探る | トップ | 本田の移籍話と給料問題 »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日記」カテゴリの最新記事