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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本も魅力、アジアでプレイする選手達

2012-01-30 22:46:41 | 日記
 しかし欧州の現役代表でもアジア、この場合は中東ですが、きちんと召集対象になって
います。

 それはスウェーデン代表MF

 「クリスティアン・ヴィルムヘルション」

 で、彼はカタール・リーグのアル・アハリに在籍していますが、スウェーデン代表とし
て代表の試合も戦っています。

 韓国代表ですと、先のクラブ・ワールドカップで来日したアル・サドに、イ・ジョンス
が在籍していましたし、イ・ヨンピョもサウジアラビアでのプレイ経験があります。

 僕たちは心のどこかで

 「欧州の選手がアジアで戦うのは、既に一線を退いているため」

 と連想しがちですが、よくよく調べてみると例外も存在します。

 ですのでやりようによっては、現役の代表選手を呼ぶことは充分可能ですし、それを
報酬面以外で提供したらどうでしょうか。

 先日の週刊サッカー・ダイジェストでは

 「日本で一度プレイしたブラジル人選手は、もう一度日本でプレイしたいと考える。
  それは日本の治安が抜群に良いからだ。」

 という記載があったはずです。

 老若男女が訪れられる日本の環境、豊富な食と飲料水。

 これら住環境の提供が、今後外国籍の監督を目指す上で、重要になる気がします。
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元アズーリのエースが母国を離れる決断を

2012-01-30 22:37:59 | 日記
 ユヴェントスのルカ・トニがUAEのアル・ナスルに移籍することが確実となりま
した。

 アル・ナスルの指揮官はワルテル・ゼンガ。

 指揮官が同じイタリア人であることは、彼の決断に大きく関与したと思います。

 日本もそうですが、欧州の選手が働き場所をアジアに求める際は、年俸だけでなく、単に

 「まだやれる!」

 という気持ちが持てるからでしょう。

 言い換えればアジアのリーグはどこも欧州に匹敵するレベルにないことの証明であり、
発展途上、言い換えれば低レベルと見なされているのでしょう。

 UAE,カタールの世界ランキングがいかほどなのか、僕にはわかりまねますが、J1
が25位、Kリーグが18位という現実は受け入れる他ありません。

 その点、つまり

 「貴方たち、アジアでプレイしませんか?」

 と誘いをかけるくらいのしたたかさが、今の日本には必要かもしれません。

 グティとロベール・ピレスがアジア市場を注目したのは、まさにその点が関与している
はずだからです。

 J1の上には欧州の主要リーグだけでなく、南米各国のリーグも並んでいるはずです。

 まずはお隣の韓国を抜いて、アジア最高のリーグとして認知される所からスタートした
ら良いでしょう。
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メンタルの強さ、気持ちの切り替え

2012-01-30 18:56:51 | 日記
 日本における風水学の第一人者であるドクター・コパさん。

 そのコパさんが2004年に実業之日本社から刊行した著作

 「決定版 ドクターコパの大金持ち風水術」

 の33ページの中で

 「お金持ちは気持ちも切り替えが上手です。(中略)人生の目的がはっきりしている
  から。」

 と述べています。

 これ、何だかサッカー選手にもあてはまるような気がしませんか?

 各国代表に選出されるような選手の多くは、強靭なメンタルを備えていることが多いで
すね。

 例えばクリスティアーノ・ロナウドは、ホームのベルナベウでレアルファンからですら
特大のブーイングを浴びることがありますが、彼は前傾姿勢を貫いています。

 心のどこかではやはり痛みを感じていると思います。

 しかし彼は決して自分の表情に苦痛を出しません。

 これは彼が強靭な肉体、精神力を備え同時に気持ちの入れ替えが容易に出来る選手で
あることを証明していると思います。

 だからこそ彼は「富」を得ることが出来たのですね。

 例えばフランス代表としてワールドカップ2010に参戦したヨアン・グルキュフ。

 彼はメンタルの弱さが指摘されながらも、誰もが素質、技術を認めているフランスの
未来を背負う逸材です。

 グルキュフが日本人のように謙虚で控えめな点を、もどかしいと感じる記者が随分多い
ようですが、もしグルキュフの目を覚ましたいのなら、彼が周囲を驚かせるような行動に
出た際、批判するのではなく

 「彼が化けた!」

 そう思えるような報道をして欲しいものです。

 メンタル・タフネスと気持ちの切り替えの早さは、サッカー選手でなく僕たちにも大切
ですが。
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日本代表の継続性を振りかえる

2012-01-30 15:26:03 | 日記
 今の日本も以前と比較した際、継続性という点では評価できます。

 2007年イビチャ・オシムが代表監督に指名されて以来、岡田武史、そしてザッケ
ローニとふたりの代表監督が誕生しましたが、彼ら3人は総じて

 「パス・アンド・ムーブ」

 を軸に、代表を構成しています。

 勿論そこにはフリー・ランニング、セット・プレイなどが加味されていますが、根本的
な要素は

 「マイボールを保持し、ショートパスを小刻みみ繋いでゴールを奪う」

 形になります。

 岡田前監督はワールドカップをそれまでの戦術を封印する形で結果を残しましたが、
2006年のジーコ政権の頃までは、

 「代表監督の戦術だけで4年過ごす」

 という形で終わっていました。

 1992年から93年 ハンス・オフト 「基本戦術の徹底と言葉の整理」
 1995年から97年 加茂周 「ゾーン・プレス」
 1998年から02年 フィリップ・トルシエ 「フラット3」
 2002年から06年 ジーコ 「3バックと4バックの併用」

 つまり代表監督が交代すれば戦術が変わり、選手たちは一から新しいことに取り組む必
要がありました。

 つまり監督各々の戦術が「独立」しているため、継続性という点で疑問が持たれたまま
でした。

 オフト時代はプロ黎明期ということもあり、

 「スモール・フィールド」
 「アイ・コンタクト」

 という言葉が僕たち外部にも斬新でしたし、加茂監督が提唱したプレッシングも、戦術
の基礎になっていることは間違いはないのですが。

 僕は現在の代表選手と監督は、非常に良い距離を保ち結果を出していると思いますの
で、10月のフランス戦、そしてアジア最終予選は非常に楽しみにしています。
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ドイツ、スペインから学ぶ継続性

2012-01-30 15:13:31 | 日記
 「継続性」

 サッカーの世界、特に代表の世界において上記の言葉がよく聞かれます。

 世界王者スペイン、そしてスペインすら凌駕するドイツは、継続性の下、現在の地位を
築いたと言われています。

 特にドイツは1990年代後半から2000年代前半の不振から抜け出す為に

 1・A代表、アンダー世代関係なく4バックで戦術を統一
 2・若手の育成を再度見直す

 という再建案を軸に、現在の状況を生み出すことに成功しました。

 またこの再建にはマティアス・ザマーとオリバー・ビエルホフという、かつての代表
選手が関わっている点も無視できません。

 2006年のワールドカップ当時と比較しても、現在のドイツ代表の選手層の厚さは
特筆しています。

 特にマリオ・ゲッツェとメスト・エジルの共存は、かつてイタリアを二分したふたり、
マッツオーラとリベラの時と同じ論争が起りえるかもしれません。

 それだけ代表選手を招集することは、現在のドイツにとって至難と言えます。

 そしてスペインは2008年、10年にそれぞれ欧州、世界を制覇し、文字通り世界に
君臨しています。

 その根幹と成るのが現時点でも貫かれている

 「パス・アンド・ムーブ」

 です。

 かつての代表監督たちは「民族融和」、つまりバスク、アンダルシア、ガリシア、そして
バルセロナと、多種多様な価値観を持つ選手達に

 「共通意識」

 を持たせることに心血を注いでいました。

 しかしアラゴネスからデル・ボスケに引き継がれたこの4年は、融和よりも戦術と選手
に与えた的確なポジションを与えることで結果を出し続けてきました。

 2010年と比較した際、スペインの内部が揺れている事は事実でしょうが、今夏この
両者が欧州一の最右翼になることは間違いありません。
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