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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

トマール・エンジン N-BOXからサッカーを思う

2012-01-21 23:26:20 | 日記
 僕は一昨年から、スバルの軽自動車「ステラ」を愛用しています。

 今スバルの軽自動車が「99」のふたりをCMみ起用し

 「トマール・エンジン」
 「点検3年無料」

 といった、様々な自社キャンペーンを伝えています。

 ちなみにふたりが大のサッカー好きであることは有名ですね。

 今僕は伊坂幸太郎氏の「重力ピエロ」の文庫版を読んでいるのですが、その145頁に

 「エンジン 円陣 猿人」

 というフレーズが出てきて、思わず苦笑してしまいました。

 もしかするとスバルの人間はトマール・エンジンというアイディアを、この一節から
思いついたのだろうか?

 そう思えた為です。

 例えばホンダのCMを見て、突っ込みを入れているジュビロのファンは案外多いと思う
のです。

 ホンダが開発した新しい軽自動車

 「N-BOX]]

 は、ジュビロの黄金期を司った布陣であり、あの時のジュビロは本当に憎たらしいほど
強かった点が、僕にはとても印象深いからです。

 名波と中盤に配置し、彼の周囲を

 「四角形」

 で囲む形でMFを配置したN-BOXは、今まで流行りの布陣に依存してきたJリーグ
で初めて誕生した独創的な代物のように思えます。

 今3バックは完全な下火で、3-5-2の布陣はまずお目にかかれなくなりました。

 セリエAではナポリとウディネーゼがそれぞれ

 「3-4-2-1」
 「3-5-1-1」

 そ敷いていますが、やはり少数派であることは間違いありません。

 それでもジュビロ首脳陣が選手を最大限に活用するために生んだN-BOXは、Jリーグ
でも新しい戦術を生み出す可能性があることを知らしめた点で、大きな功績があると考え
ます。
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Jリーグ、世界ランクは25位

2012-01-21 23:18:47 | 日記
 先日、Jリーグの世界ランキングが25位と発表されました。

 夕刊フジによりますと、アジアで最も順位が上のリーグはお隣韓国で18位とのこと。

 「代表の不振」
 「八百長で揺らぐKリーグへの不審」

 を考慮した際、勧告サッカーの関係者は安堵の表情を浮かべている気がします。

 今のところJリーグが八百長問題や給料の遅配など、リーグの根幹を覆す問題は明るみに
なっていません。

 これはやはり

 「フリューゲルス」

 の出来事が戒めとして、皆の心に刻まれている為でしょう。

 では何故不祥事が相次いだKリーグよりもJリーグの順位が下なのか。

 これはやはりアジア・チャンピオンズリーグの成績と、無関係では無いと思いますし、
Jリーグが停滞しているように見えているのでしょう。

 もしレッズとガンバが優勝してクラブ・ワールドカップに出場した2007、08年
だったならば、このランク付けは逆転していると思います。

 しかし近年、韓国勢が日本を上回る形で好成績を残していますから、この点が考慮され
たと思います。

 夕刊フジは

 「ライセンス導入により、J2が危機に瀕する」

 という警告も伝えています。

 2012シーズンのJリーグは、僕らが思うよりも厳しい現実と向き合うのかもしれませ
んね。
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何時の時代も巧者は常に模倣される(2)

2012-01-21 19:38:59 | 日記
 ゾーン・プレスは1994年に代表監督に就任した加茂周氏が取り入れたことで、ここ
日本でも大きな注目を集めました。

 しかし外国籍の選手によって

 「弱点補強」

 が可能なクラブとは異なり、帰化選手を含む全ての選手が同じ国籍という縛りがある代表
では、この最先端を取り入れることは、大変困難な状況でした。

 当時の日本選手の力量は今と比べようもなく、またサッキ自身も、戦術を浸透させるだけ
に代表合宿を費やす有様で、

 「アズーリ」

 ですら、芳しい成績は得られませんでした。

 サッキがゾーン・プレスを生み出したのは、不世出の天才ディエゴ・マラドーナを封じ込め
る為でしたが、1994年のイタリアを救ったのは

 「ロベルト・バッジョ」

 という「個」であったことは、なんとも言い様がありません。

 今どのクラブ、代表も目標をバルセロナに置いていますが、単純に布陣を4-3-3にして
も意味はありませんし、皆がメッシ、イニエスタ、そしてシャビの動きができるわけではあり
ません。

 例えば同じ4-3-3-でも、中盤を正三角形にした「4-2-1-3」やウイングを下に
張らせた「4-1-4-1」など、自分たちにあった

 「味付け」

 をしなくては、意味が無いと思うのです。

 今レアルがモウリーニョの下、スペイン王者の椅子を取り返そうとしていますが、今後
どのような形でバルセロナの意志が継がれていくのか、注目があると思います。
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何時の時代も巧者は常に模倣される

2012-01-21 19:27:59 | 日記
 今最も熱く議論される4-3-3の布陣ですが、これは当然バルセロナが採用している
事と無関係ではありません。

 誰もがこの世界王者の布陣を研究、解説し、弱点を探る一方で自分たちなりの

 「解釈」

 を加えて、取り入れようとしています。

 「巧者は常に模倣される」

 という因果関係が、この点から読み取れることは非常に興味深いですし、長男のアヤッ
クスよりも次男のバルセロナの方が突出している点も、何か皮肉に感じます。

 ただ、戦術という括りで見れば、ここまでの影響を誇った具体例は、1980年代後
半にまで遡る必要があります。

 そう、それはサッキが生み出した

 「ゾーン・プレス」

 であり、サッキもまた4-3-3同様にこのアイディアをオランダから仕入れています。

 1974年のクライフとミケルス、そしてオランダ代表が培った遺伝子は、今も世界で
行き続けていることになります。

 1990年代前半はまさに

 「ゾーンプレスまみれ」

 の時代であり、その独特のリズムと卓越した個人技が魅力だった南米各国も、この最先
端の戦術を無視できなくなりました。

 特にマツラナ率いるコロンビアがそうで、もし彼らがアメリカ・ワールドカップで輝い
たならば、コロンビア代表の歴史は大きく変動したでしょうね。

 今バルセロナに追随する動きが盛んですが、サッキのミランにも同様の出来事が窺えま
したが、どちらの例も

 「本家」

 を追随者が超えることが出来なかった点も、共通事項として挙げられます。
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2014年ワールドカップに向けてのささやかなお願い

2012-01-21 00:35:40 | 日記
 昨日「Aiways 続三丁目の夕日」がテレビ放送されたのは、今日新作の劇場公開
初日の為でもあります。

 この作品で物語りは完結する模様なので、今日の劇場はどこも混雑しそうです。

 今度の物語では1964年が主軸となり、東京五輪の模様が織り込まれるようです。

 2014年のブラジル・ワールドカップのとき、東京五輪から50年の月日が経ちます。

 無茶な要求なのは承知していますが、もし日本代表が14年、見事ブラジルの地を踏めた
ならば、東京五輪に出場した日本人選手の手紙やビデオレターを

 「移住した方」
 「日系の方」

 に届けたらどうでしょうか?

 ブラジルは日本の移民を受け入れた国ですし、中には自分の家族が日本代表として五輪
に出場した方もいらっしゃると思います。

 その方達は今は高齢で、ブラジルまでの長旅は難しいでしょうから、せめて手紙でも預
かったら喜んでもらえる気がしたんです。

 実現は無いでしょうけれども。

 そして代表にはブラジルのファン、日系の方、仕事や留学でブラジルで暮らす日本人、
彼らが拍手を贈りたくなる、そんな堂々とした態度で挑んで欲しいですね。

 その為にはアジア最終予選で勝利する必要があります。

 今はクラブに集中する時期ですが、代表の活動が再開した暁には是非万全の体調で臨
んで欲しいですね。
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