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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ブランドと製造業のせめぎあい

2012-01-15 23:10:35 | 日記
 僕は毎日のように納豆と豆腐を口にします。

 特に今の時期、納豆に葱を入れるとその旨味が倍増しますし、豆腐は大豆本来の味を楽し
むために、あえて醤油は使いません。

 せいぜい生姜を添える程度です。

 ただ豆腐作りは今、本当に大変のようです。

 僕もスーパーに勤務しているので、製造業の皆様には頭を下げる必要がありますが、納豆
も豆腐も広告、つまり

 「チラシ」

 の目玉になりやすいんですね。

 つまり「安値」での買い物になりますから、儲けにはならない。つまり製造業にも響く
というわけです。

 でも品質や大豆の仕入れを滞らせることはできませんので「器」、つまり包装資材を
見直すことで、僕たちの無茶な要求に応えている形になります。

 これ、何だか今の欧州サッカーと日本サッカーに似ていませんか?

 欧州サッカー側がスーパー、日本サッカーが製造業だとすると、日本サッカーは欧州に
選手を輸出するための

 「下請け」

 のような形で、売却できたとしてもそれほどの旨味がなく、むしろ傷みが伴うだけです。

 つまり要求が一方通行で製造業(日本サッカー)が利益を得ているとは、言えない状況
です。

 逆に国内ではJ1がスーパー、J2やJFLが製造業という形になります。

 ロアッソ熊本が年間予算を7千万円縮小し、アルテ高崎がJFLでの活動を休止するなど、
状況は芳しくありません。

 トトの助成金を他の分野に使うことも大切ですが、本業であるサッカーにもっとお金を
使える仕組みを確立することを、皆で考えてみる必要があると思うのです。
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スタジアムに語らいの場所を

2012-01-15 18:28:22 | 日記
 東野圭吾氏の著作「探偵ガリレオ」を読んだ方なら、インスタント・コーヒーが飲みた
くなるでしょう。

 また池波正太郎先生はそのエッセイのなかで

 「フランス映画を鑑賞したあと、恋人にフランス料理が食べたいと申し出る女性は見所
  がある。」

 とおっしゃっています。

 つまり人間は、感銘を受けたあとには

 「余韻」

 に浸りたいと思うのでしょうね。

 サッカーにも名勝負や次の日学校や職場で語りかけたくなる試合があります。

 もし今後サッカー・スタジアムを建設するならば、試合を見終えたファンが、余韻を楽し
み語れる場所を設けたら良いでしょうか。

 今観終えたばかりですから記億は鮮明ですし、その「状況」を共有した人間は無数に存在
するわけですから、会話はおおいに弾むはずです。

 例えば僕はひとりで出かけてひとりで帰りますから、誰かと試合の感想を語ることはあり
ません。

 しかしシャトルバスが道の混雑もあるでしょうが、なかなか停留所に到着しない時があり、
その際は

 「手持ちぶたさ」

 でもあるんです。

 僕は必ず本を携帯しているので、読書をして時間を潰すようにはしていますが。

 試合終了後のシャトルの本数を増やして、スタジアムに憩いや語らいの場所があると良
い気がします。

 当然試合が終われば売店は後片付けをしますし、自販機のジュースでは気分が盛り上が
りませんから。

 
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リーボック、あの人気女優を推奨人に

2012-01-15 16:10:50 | 日記
 そのアディダスの傘下企業であるリーボックは、推奨人に北川景子さんを起用すると
発表しました。

 これは「オーセンティック・スポーツ」というよりも

 「タウン・カジュアル」

 を更に推し進める形で、北川さんに契約を打診したものだと推測できます。

 例えばコンバースは以前、タウン・カジュアル用のモデルとして上戸彩さんを起用して
いました。

 つまり、契約選手をタウン・カジュアルの顔として使うには、大袈裟すぎるという判断
があるのでしょう。

 選手にはフィールド、コートで着るためのオーセンティック・ウエアの宣伝に回っても
らった方が、効率が良いわけです。

 でも今スポーツ・ブランドは、この

 「タウン・カジュアル」
 「オーセンティック」

 の狭間で揺れ動いているのではないでしょうか?

 例えば街中で見かけるサッカーやバスケットのジャージは、本来競技用にデザインされ
たもので、レプリカと言えども通常の衣類よりも遥かに高い機能を供えています。

  つまり、タウンカジュアルよにTシャツやショート・パンツを企画、生産しても、本来
は競技用に売り出したオーセンティック・ウエアを選択する方も多いと思います。

 ですので今はこの2種類の線引きがどこか

 「あいまい」

 で、だからこそスポーツ・ブランドは女優、俳優を起用する事で、オーセンティックと
いう本来の製品作りと、自分たちの中で

 「区別」

 しているのかもしれません。

 
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F・マリノス、アディダスと再びタッグを組む

2012-01-15 15:59:07 | 日記
 F・マリノスのテクニカル・スポンサーが再びアディダスになります。

 やはり「終身」契約を結ぶ中村俊輔の影響でしょうか?

 香川真司や清武弘嗣のように、アディダスの顔は若く溌剌とした選手達に代わりつつあ
りますが、それでも中村の名前はアディダスにとってかけがえの無い存在なのでしょう。

 新ジャージの印象を一言で言うのは難しいですね。

 「フットボールパーク」

 に、ホーム用のジャージの写真が掲載されていますが、従来とは随分違った印象を受け
ます。

 2011シーズン、ナイキがアウェイようにデザインした

 「蛍光イエロー」

 にもおおいに驚かされましたが、ファンはどのような印象を持つでしょうか?

 しかし契約選手の存在と言うのは、やはり大きいと思います。

 2008年にロナウドがレアルからミランに移籍した時、

 「ロナウドがミランに移籍することは、ナイキが承知するのだろうか?」

 と囁かれたことを覚えています。

 ミランはご存知のようにアディダスからジャージの提供を受けていますから、ナイキとの
間で意味の無い摩擦が起きると懸念されたんですね。

 同様の懸念は2010シーズンのロナウジーニョの時も噂されましたが、当然と言えば
当然ですが、事なきを得ませんでした。

 クラブ間の移籍に対して、選手個人のスポンサー、それが例え用具のブランドだとしても
口出しは出来ないと思います。

 しかし中村のように終身契約を結んでいる選手に再びクラブ単位とは言え、用具を提供
できることは、アディダスにとって大きいのかもしれません。
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前田、ジュビロ残留が決定

2012-01-15 12:21:01 | 日記
 ウエストハム・ユナイテッドのトライアウトに参加していた前田遼一ですが、合格には
至らずジュビロに残留する形になると、スポーツ報知が報道しています。

 本人は

 「年齢的にも最後の機会」

 と語っており、残念な気持ちを抱いていると思います。

 トライアウトの期間は3日しかなかったのですが、アラダイス監督の評価は「それなり」
にですが、あった模様です。

 しかし前田本人が一番懸念していた年齢、「30歳」というその響きがウエスト・ハム
の首脳陣を躊躇させた様子です。

 正直ジュビロの関係者とファンは安堵しているでしょう。

 日本代表FWの穴埋めは容易ではありませんし、仮に駒野のベルギー移籍が認められ
たなら、戦力はもちろん

 「集客」

 言い換えればシーズン・チケットまで含む入場料金が、相当苦しくなると思うからです。

 ジュビロの場合、イ・グノ(現ウルサン・ヒュンデ)がPSG移籍で一旦は合意に至った
ものの、結局は破談になった例もあります。

 前田が

 「よし、またジュビロで再始動だ!」

 と気持ちを入れ替えるには、まだまだ時間が必要だと思います。

 それでもジュビロの「顔」として、彼の今季の躍動を願う方は多いでしょうね。
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