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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

沢と佐々木監督が得た名誉

2012-01-10 23:33:17 | 日記
 沢選手のバロンドール、そして佐々木監督の世界最優秀選手の受賞は、本当にめでたい
話です。

 しかし大切なのは、この記録を

 「アジアで初の受賞」

 として終わらせない事です。

 例えば男子の場合、

 「21世紀はアフリカの年になる」
 「アフリカからワールドカップ優勝国が誕生しても不思議では無い」

 そう叫ばれて久しいですが、バロンドールに限ってはウエアひとりしか受賞していません。

 全盛期のサミュエル・エトー、ディディエ・ドログバですら受賞できなかったことを考え
ると、やはりサッカーは

 「欧州大陸」

 を軸に展開しているスポーツだと改めて理解できますし、もしもっと早く他の地域にも
解放されていたなら

 「アベディ・ペレ」

 は受賞しただろうか?

 などとその想像は膨らみます。

 男子の場合、日本に限らずアジア出身の選手がバロンドールを手にすることは、まだまだ
夢物語と言えます。

 しかし女子の場合、日本を含む各国が群雄割拠の時代にあります。

 アメリカもプロの制度が未熟ですし、ブラジルやドイツ、フランスもまだまだ発展の余地
があるようです。

 ならば日本が代表となでしこリーグを整備し、男子同様に欧州との繋がりを持てるように
なるならば、沢の後にも受賞する選手が登場する可能性は高いといえます。

 今可能性が高いのは岩淵でしょうが、女子に発展の可能性が随分残されていますから、
選手たちもやる気に満ちていると思います。
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メッシ、その偉業を讃えるもの

2012-01-10 23:23:49 | 日記
 今、時代が変わろうとしています。

 大方の予想通り、リオネル・メッシがFIFAバロンドールを3季連続で受賞しまし
た。

 3季連続は1983年から85年にかけて受賞した将軍

 「ミッシェル・プラティニ」

 に並ぶ快挙で、過去3度受賞した例はわずか「2」しかありません。

 3度のバロンドール受賞歴は今挙げたプラティニとメッシ以外ですと、ふたりのオランダ
人選手

 ヨハン・クライフ(1971、1973、1974年)
 マルコ・ファン・バステン(1988、1989、1992年)

 しか存在しません。

 しかし、今回のメッシの3季連続は本当に凄いことです。

 バロンドールは1995年に、欧州圏以外の選手の門戸を広げる拡大路線に転向しま
したが、昨シーズンよりかつての

 「FIFA最優秀選手」

 と合併し、ノミネートされる選手も50名から30名に減少するなど、賞の価値を高め
るだけの

 「プライオリティー」

 が格段に増しました。

 彼は授賞式でバルセロナの同僚であるシャビに謝辞を伝えたそうですが、彼の謙虚な姿
も得票に影響したかもしれません。

 バロンドールは候補者に挙がるだけでも栄誉と言われていますが、3季連続で獲得した
メッシは今後マラドーナだけでなく

 「プラティニ」

 との比較の声が挙がるかもしれません。

 レアル・ファンにとってはいらだつだけかもしれませんが、前人未到の4季連続受賞も
不可能では無いように見えます。
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冬場のサッカー観戦に最適な飲み物は?

2012-01-10 01:58:48 | 日記
 性別問わず、「冷え」は万病の元と言います。

 男性は女性に比べると、冷えで悩む割合は少ないと聞きましたが、実は僕は重度の冷え
症で今の時期はとてもしんどいです。

 特につま先から足首にかけてがひどいですね。

 入浴してすぐに靴下を履いても、

 「もう一度風呂に入りたい」

 と思うときさえあります。

 サッカーは冬の高校選手権が終了し、完全なオフ・シーズンですが、天皇杯を含む冬場
の観戦は寒さとの戦いです。

 今日、会社から

 「生姜紅茶」

 のサンプルを頂いて今飲んでみたのですが、確かに体が温まりますね。

 特に飲んだ瞬間から、上半身に熱を感じました。

 生姜やカレーを多く口にすると、冷えの改善に繋がると聞きましたが、なるほど生姜紅茶
は今の寒い時期に最適な飲み物のように思えます。

 1パック頂いただけなので、手許にはひとつも残っていませんが、他のスーパーも含めて
探して見る価値があると思いました。

 スタジアムは水筒の持ち込みは問題なしですから、女性で冬場の観戦の際の飲み物に悩
んでいる方は試してみてください。

 僕の飲んだものは「粉末」なので、とても手軽に飲めましたよ。
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バロンドールがもたらした余波

2012-01-10 01:48:37 | 日記
 今振り返ると、その決断はまさに「英断」でしたね。

 バロンドールの受賞規則が改定された1995年、その年の受賞者がリベリア代表の
ジョルジュ・ウエアだったことで、欧州サッカーはまさに

 「新時代の幕開け」

 を体感しました。

 1994年までは欧州国籍の選手のみがバロンドールの受賞資格があったため、

 「ディエゴ・マラドーナ」
 「アルフレッド・ディ・ステファノ」

 など、南米出身の名手達が受賞はおろか、候補者としてエントリーすることすら叶い
ませんでした。

 しかし95年以降は規則が改定され、アジア、アフリカ、オセアニアという各地域の
選手にも門戸が開かれるかたちになりました。

 そうでなければセルティック時代

 「中村俊輔」

 がバロンドール候補として発表されることは永遠にありませんでしたし、日本人ファン
ならば胸を張って歩けたものです。

 90年代中期は

 「ボスマン判決」

 によって移籍の自由化とイタリアでのパスポート偽造問題によって、選手の国籍を問う
声が減少した時代でもありました。

 逆に言いますと、安易な形で外国籍の選手を雇えるようになったため

 「代表のレベルの低下」
 「若手の育成事情」

 という問題が露見したのです。

 バロンドールの名誉がいつの時代も変らないことだけは確かです。
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