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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

取材に答えることも選手の仕事

2012-01-12 22:59:15 | 日記
 先日のバロンドールの授賞式を見ていて、日本の選手もトークショーや番組出演の機会
を増やすべきだと感じました。

 沢と佐々木監督が、どこか緊張した表情を浮かべていたのに対し、やはり場数を踏んで
いる為でしょう、メッシの表情は大変穏やかなものでした。

 僕はスピーチで緊張することは少ないですね。

 むしろ日常業務での方が遥かに緊張したり、小さくなることが多いですね。

 選手にとって一番大切なのは

 1・健康であること
 2・ピッチで結果を出す事
 3・悪質なプレイで相手に怪我をさせないこと、そして羽目を外しすぎないこと

 これらが考えられますが、特に大事なのは「2」ですよね。

 選手の報酬はピッチでの結果で決まりますから、選手としては当然気合が入ります。

 しかし試合後のミックス・ゾーンでの振る舞いも、選手の人間性が現れるという点では
無視できません。

 さすがに退場した際や、大敗した時などはインタビューに答える気にはならないでしょう。

 しかしそれ以外の時はやはり記者との受け応えをすることで

 「壇上」

 に立った際の予行演習に繋がると思うのです。

 クラブの広報も選手のインタビュー依頼はありがたい話だと思いますし、選手も話す事
はピッチの上と同じくらい大切と認識すると、随分違った心持になる気がします。
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監督がクラブを盛り上げる為に(2)

2012-01-12 22:50:23 | 日記
 野球よりもサッカーの取材の方が大変なのは確かだと思います。

 野球は12球団全てが日本人ですから、時に気難しいと思う監督がいても話し掛ける事
はできます。

 その一方でサッカーは、クラブ、代表を問わず

 「外国籍」

 の監督がいて当然ですから、記者の語学力、通訳と監督の意思疎通も大変重要になります。

 例えばピクシーのように、英語の中に日本語を交える監督もいますし、記者が英語や仏語
ポルトガル語がわかれば取材は随分楽になるはずです。

 野球で例えるなら、前回お話した中畑氏や野村克也氏の発言を、記者の方は

 「今か、今か」

 と待ち構えていたのかもしれません。

 野村監督の発言は「ボヤキ」という形で、名物コーナーとして紹介されていましたしね。

 サッカーでも監督の面白い発言を掲載するのはあって良いと思います。

 でも記者の方が監督の発言に甘えて、自分で質問する内容を見落としていたならば、それ
は本末転倒の形になってしまいます。

 会見では監督が記者の方に

 「もっと勉強してから取材してください。」

 と質問を遮ることもあるようですが、監督の方も無碍に断るのではなく、その記者が
駆け出しのようならば、その質問に付き合ってあげるくらいの

 「度量」

 が必要かもしれません。

 人の印象と言う物は、穏やかに接してもらっただけで随分変わるものですから。
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監督がクラブを盛り上げる為に

2012-01-12 22:40:31 | 日記
 横浜DeNAベイスターズの監督に就任した中畑清氏は、その現役時代

 「ゼッコーチョー(絶好調)」

 という名台詞で、ファンと記者から大変な人気がありました。

 それは氏の実力と、ジャイアンツという人気球団に在籍していたことも、相乗効果として
挙げられるでしょうが、氏の言動とこの発言は、完全に一体化していました。

 そして監督としての1年目も、現役時代同様に溌剌とした表情でメディアの質問に答えて
います。

 それは近年常に最下位が指定席だった横浜を、少しでもメディアに取り上げてもらい、

 1・球団の露出効果
 2・選手のメディアからの受け応えの上達
 3・選手への心地よいプレッシャー

 この3点を植え付けようとしているのだと思います。

 人は他人から

 「見られている」

 という意識があれば、自分の生活習慣と住環境を見直す生き物ですからね。

 Jリーグの監督も、中畑氏のように目立てとは言いませんが、時にはヒューモアを交えて
記者とのやりとりを行って欲しいですね。

 イビチャ・オシムが代表監督だった頃、その質の高い練習とオシムが放った言葉の数々が
新聞をおおいに賑わしたことは記億に新しいですね。

 時には監督が記者が

 「見出しや記事に使えそう」

 な発言を、意図的に発することも必要な気がします。

 例えば集英社文庫「オシムの言葉」の32ページに

 「ライオンに追われたウサギが肉離れをしますか?
  準備が足らないのです。」

 という箇所があります。

 こんな言葉を吐かれたら、記者が放っておくはずありませんよね。
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本田、沢、日本代表の主力が相次いで登場

2012-01-12 01:23:59 | 日記
 本田圭佑が、

 「ジュエリーの似合う有名人」

 の中で特別賞を授与され、その模様が先ほどテレビニュースで放送されました。

 壇上では自身の足の故障について

 「早く直したい」

 と語るのに加え、良いニュースを日本に、世界に向けて発信したいと、その意気込み
を語ってくれました。

 また、沢がバロンドールを受賞したことに大きな刺激を受けたようで、その真摯な表情
が印象的でした。

 その沢は資格取得で知られる

 「ユー・キャン」

 のCMに登場しました。

 当然バロンドールの受賞前に撮り終えていたはずですが、授賞式が終わるまで放送を避けて
いたのかもしれません。

 こちらの方が周囲の反応が大きいに決まっていますしね。

 沢が資格取得のCMに出た背景には

 「サッカー選手は、いつ何時選手生命が終わるかわからない。」

 というセカンド・キャリアに向けた思いと、同世代の人間にやる気を促すメッセージ、その
どちらの気持ちも大切にしたのだと思います。
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