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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

上海申花、ダレッサンドロ獲得を目論む

2012-01-28 23:05:31 | 日記
 上海申花がインテルナシオナル所属のMF、ダレッサンドロの獲得を狙っていること
は、皆さんもご存知だと思います。

 まだ移籍の結論は出ていませんが、当然インテルナシオナルの関係者は彼の残留を希望
しています。

 上海申花に限らず、Cリーグの多くのクラブがどうしてこれだけの資金力を備えている
のかはわかりかねますが、日本の場合、ライセンス制度の導入、いささか時期が

 「早すぎた」

 気がします。

 収支を気にすることはクラブにとって当然です。

 しかし収支を気にしすぎると、雇用の均等が崩れ加えて良質の外国籍選手を獲得する
ことが、今以上に困難になるのではないでしょうか?

 どんぶり勘定ではいけないことは、サッカーも企業も、そして個人も同様です。

 しかしサッカー・クラブが

 「娯楽」

 を与える立場、つまり興業で成立しているならば、時に多額のお金を費やしてとてつも
無いビッグネームを得る事も必要になりますね。

 今はレッズやアントラーズ、グランパスエイトですら厳しい財政状況であり、出資を
控える傾向にあります。

 ライセンス制度はクラブを破産から救うでしょうが、冒険する意思も奪いかねない存在
のように思えます。
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クラブの高齢化問題

2012-01-28 22:49:39 | 日記
 選手の実力を年齢で推し量ることは、選手側から見ればアンフェアでしょうね。

 と言いますのも、年を取ることは人間誰も逆らうことは出来ませんし、選手を査定する
側だって年を取るわけです。

 確かに高齢になった際、

 1・支払う給料の金額
 2・故障した際に回復状況

 が気になるのも確かですが。

 例えばNBAでは「ベテラン」の最低年俸を設定し、チームが高い報酬を払うことなく
経験者を迎え入れる仕組みを整えています。

 雇用を維持する事も、リーグの心象を良くする事柄ですからね。

 でもクラブの高齢化は選手と監督の問題ではなく、フロントのオペレーションですから、
まずはフロントがその問題に対して言及されるべきです。

 例えば高齢化の筆頭として挙げられるのがミランです。

 アンチェロッティ政権時代より、GK、最終ライン、中盤の補強が叫ばれてきましたが、
ベルルスコーニは

 ロナウド
 ロナウジーニョ

 というFWの大物を獲得し、イブラヒモビッチも手に入れました。

 補強が囁かれたポジションではマチュー・フラミニ、チアゴ・シウバを獲得し、エル・
シャーラウィという有望株も出現しました。

 それでもミランが「高齢化のクラブ」という印象は、あまり変わりません。

 もしかしますと、ピルロをユヴェントスに無償提供したのは、この世間が抱く印象を
一掃するための手段だったのかもしれません。

 クラブの高齢化といのは、そのクラブが今後

 「どのような歩みをすべきか」

 という指針と深く関わるものであり、そこで初めて血の入れ替えが存在すると僕は思い
ます。
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PSG、ブラジル代表DFを手中に

2012-01-28 22:41:00 | 日記
 移籍市場で燻っていたPSGが、チェルシーからDFのアレックスを獲得しました。

 このブラジル代表DFに費やした資金は500万ユーロと聞きましたから、PSG
でなくとも、

 「お買い得」

 な商談だったと思います。

 アレックスが移籍を決断した背景には

 1・ここ2ヶ月出番が限られていた事
 2・PSGの指揮官がかつて自分を指導したアンチェロッティであったこと。

 この2点が挙げられます。

 やはり自分が信頼を置ける指揮官の存在というのは、選手にとって非常に大きいので
すね。

 チェルシーはヴィラス・ボアス就任に伴い

 「ポゼッションを意識したサッカー」
 「選手の平均年齢を下げる事」

 を注視していますから、クラブの内情そのものが変化しています。

 以前ならば不可侵の存在であったランパードに移籍が囁かれるようになったのも、首脳陣
が刷新を強く意識するようになった為でしょう。

 バラックのレヴァークーゼン移籍も、年齢は随分と考慮されたでしょうね。

 PSGからすれば良い移籍になったと思いますし、アレックスも代表の指揮官メネゼスの
眼鏡に叶い、ブラジル・ワールドカップの選出を思い描いているはずです。
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バレンタインデーが近づくにつれて

2012-01-28 15:51:20 | 日記
 微笑ましいと言うべきか、苦笑いすべきなのか。

 昨年の今頃、なでしこの選手達がバレンタインデーの発表会に招かれたことは無かった
ように感じます。

 たび重なるCM出演とインタビュー、そして今の時期にどうしても聞かれる

 「今年は誰にチョコレートをあげますか?」
 「過去、どんな男性にチョコをあげました?」

 という質問。

 結果が伴うと、パブリッシングを含む露出効果が格段にあがることを、彼女たちは
如実に証明しています。

 サッカー以外の質問は、当初面食らっていたと思いますが、最近は受け応えも随分と
身についてきた感を受けます。

 勿論本音はサッカーの事柄でしょうが。

 なでしこの選手達の露出がこれだけ多いのは、世の女性たちの関心が高い為ででしょう。

 女性が第一線で活躍できる競技は陸上、バレーボール、シンクロなどが挙げられますが、
やはり世界王者に輝いた実績とリーグの注目度が、サッカーの方に目を向ける要因になって
います。

 今チョコレートのCMですと森永製菓が宮崎あおいさんを、ロッテが長澤まさみさんを
それぞれ指名していますが、あんがいサッカーを含む

 「女性アスリート」

 が、出演依頼を受けるようになるかもしれません。
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セレソン。険しい金メダルへの道

2012-01-28 13:55:48 | 日記
 一方宿敵ブラジルは、五輪の金メダルが欲しくてたまらないんですね。

 アルゼンチンは既に五輪とワールドカップの2階級制覇を成し遂げています。

 2階級といったのは、管轄がFIFAとIOCと異なる為で、もしセレソンが五輪の金
メダルを獲得したならば、2階級制覇どころかアンダーを含む全ての世代で

 「頂点」

 に立った形になります。

 管轄が異なろうとも、王国の誇りを満たすには五輪の金メダルが不可欠なのです。

 つまりワールドカップもそうですが、ブラジルには五輪に肩入れするだけの、明確な理由
があり、だからこそ1996年のアトランタでの失態は、大きな落胆を招きました。

 ちなみに2004年のアテネ五輪に彼らは出場すらしていません。

 2003年の南米予選で敗退している為です。

 もしこれがワールドカップ予選の結果なら、選手と監督、コーチそして協会の人間全てが
ブラジルから逃避行する羽目になったでしょう。

 ある意味これが五輪とワールドカップの差異でもあるのですが。

 五輪の金メダル獲得は、いくらセレソンといえども一筋縄ではいきません。

 IOCの管轄である五輪に、クラブが国内外問わず快く選手を貸し出すわけではありません
し、仮に選手が負傷した際の補填問題が生じるためです。

 また五輪は選手登録が18名と少ないうえ、オーバーエイジをフル活用すると、15名の
選手しか登録できません。

 つまり監督の選手選考はワールドカップ以上に神経を使います。

 もしセレソンが金メダルを獲得したならば、それはブラジルにとって記念すべき瞬間で
ある事は間違いないのですが。
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