「真夏の夜の夢」ではなく「真冬の夜の夢」
もしプラティニに続き、レオ・メッシが3シーズン連続で欧州最優秀選手に輝いたなら
ば、僕たちは確実に
「歴史に名を刻んだ瞬間」
の目撃者になります。
アルゼンチンのサッカー・ファンにとって不愉快なのは、代表が1993年のコパ・アメ
リカ以降、ビッグ・タイトルから遠ざかっているのに対し、
「個人」と「クラブ」
では栄冠に輝く瞬間を目撃している点です。
例えば個人でならばファン・ヴェロン、リケルメがそれぞれ南米MVPに輝いていますし、
2009シーズンのコパ・リベルタドーレスを制覇したのは
「エストゥディアンデス」
でした。
しかし彼らの優勝は、彼らと関係ある人間しか祝福できません。
つまりアルゼンチン全体で勝利の余韻に酔いしれることは出来ないわけです。
隣国ブラジルは90年代から2000年代にかけて
ワールドカップを2度 (1994年と2002年)
コパ・アメリカを4度 (1997年、1999年、2004年、2007年)
で優勝し、個人でもロナウドやリバウド、ロナウジーニョが栄冠に輝き、国民を熱狂させ
てきました。
メッシが仮に受賞したなら、その名声は更に高まりますが、逆にアルゼンチンとの乖離
が進む要因にもなりかねません。
もしプラティニに続き、レオ・メッシが3シーズン連続で欧州最優秀選手に輝いたなら
ば、僕たちは確実に
「歴史に名を刻んだ瞬間」
の目撃者になります。
アルゼンチンのサッカー・ファンにとって不愉快なのは、代表が1993年のコパ・アメ
リカ以降、ビッグ・タイトルから遠ざかっているのに対し、
「個人」と「クラブ」
では栄冠に輝く瞬間を目撃している点です。
例えば個人でならばファン・ヴェロン、リケルメがそれぞれ南米MVPに輝いていますし、
2009シーズンのコパ・リベルタドーレスを制覇したのは
「エストゥディアンデス」
でした。
しかし彼らの優勝は、彼らと関係ある人間しか祝福できません。
つまりアルゼンチン全体で勝利の余韻に酔いしれることは出来ないわけです。
隣国ブラジルは90年代から2000年代にかけて
ワールドカップを2度 (1994年と2002年)
コパ・アメリカを4度 (1997年、1999年、2004年、2007年)
で優勝し、個人でもロナウドやリバウド、ロナウジーニョが栄冠に輝き、国民を熱狂させ
てきました。
メッシが仮に受賞したなら、その名声は更に高まりますが、逆にアルゼンチンとの乖離
が進む要因にもなりかねません。