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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

メッシの受賞、アルゼンチンの視線

2012-01-09 23:16:15 | 日記
 「真夏の夜の夢」ではなく「真冬の夜の夢」

 もしプラティニに続き、レオ・メッシが3シーズン連続で欧州最優秀選手に輝いたなら
ば、僕たちは確実に

 「歴史に名を刻んだ瞬間」

 の目撃者になります。

 アルゼンチンのサッカー・ファンにとって不愉快なのは、代表が1993年のコパ・アメ
リカ以降、ビッグ・タイトルから遠ざかっているのに対し、

 「個人」と「クラブ」

 では栄冠に輝く瞬間を目撃している点です。

 例えば個人でならばファン・ヴェロン、リケルメがそれぞれ南米MVPに輝いていますし、
2009シーズンのコパ・リベルタドーレスを制覇したのは

 「エストゥディアンデス」

 でした。

 しかし彼らの優勝は、彼らと関係ある人間しか祝福できません。

 つまりアルゼンチン全体で勝利の余韻に酔いしれることは出来ないわけです。

 隣国ブラジルは90年代から2000年代にかけて

 ワールドカップを2度 (1994年と2002年)
 コパ・アメリカを4度 (1997年、1999年、2004年、2007年)

 で優勝し、個人でもロナウドやリバウド、ロナウジーニョが栄冠に輝き、国民を熱狂させ
てきました。

 メッシが仮に受賞したなら、その名声は更に高まりますが、逆にアルゼンチンとの乖離
が進む要因にもなりかねません。
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アマチュアにも商品を売り込むべきか

2012-01-09 22:58:06 | 日記
 日本同様アメリカも学生スポーツが盛んですが、ナイキ、アンダーアーマーなどの
スポーツ・ブランドも、積極的な関わりを見せています。

 NBAの花形選手であるマイアミ・ヒートのレブロン・ジェームズがプロ入りを表明し
た2003年は、スポーツファンの多くが

 「彼はナイキとアディダス、どちらと契約を結ぶのだろうか?」

 と興味津々でその成り行きを見守っていました。

 ジェームズはナイキと契約を交わし、その間柄は大変良好ですが高校時代は学校単位で
アディダスを使用していたので、アディダスもジェームズとの契約を熱望していたのです。

 日本では早稲田大学のラグビー部が、アディダス・ジャパンから用具の提供を受けてい
ると聞きました。

 誰が呼んだか、この契約をファンは

 「ワセダス」

 と名づけましたが、僕は良いセンスのネーミングだと思います。

 今日冬の高校選手権決勝が行われ、市立船橋高校が5度目の優勝を成し遂げました。

 今後スポーツ・ブランドはアメリカと同じように、学生たちに自社の製品を使ってもらう
ような、様々なアプローチを仕掛けてくるのでしょうか?

 勿論アメリカでも

 「金品」

 の譲渡は禁止されていますし、それは日本でも同様ですね。

 若くて有望株の選手が自社製品の愛用者になれば、確実にシェアの拡大に繋がりますし、
本人にとっても用具の心配が無くなるメリットがあります。

 冬の選手権に出場する選手達は、その多くが

 「ミズノ」

 を選択している模様です。

 契約した選手が生涯に渡って愛用者になるわけではありませんが、契約選手がふえるこ
とは、ブランドにとってもありがたいのではないでしょうか。
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ユナイテッドにあの男が帰ってきた!

2012-01-09 02:06:50 | 日記
 引退を表明したポール・スコールズが現役復帰し、ファーガソンを助ける声明を発表し
ました。

 FAカップで対戦したシティのマンチーニ監督も、ラツィオで現役を退いた後、2001
年突如

 「レスター・シティ」

 で復帰を果たしたのも、何か因縁めいたものを感じさせました。

 実のところ、マンチーニがプレミアで出場した試合はわずかに「4」

 一方のスコールズは今季終了まではユナイテッドに在籍しますから、出場数の比較はし
ても仕方が無いのですが。

 スコールズよりも一足早くアーセナルに帰還したアンリも、チャンピオンズ・リーグの
ミラン戦に向けてベンチ入りする模様で、相変わらずヴェンゲルからの

 「信頼感」

 は絶大です。

 彼ら熟練の選手が今重宝する背景には、若手がほんのわずか活躍しただけで、途方も無い
サラリーと移籍を要求するようになったためと考えられます。

 「若手のわがままには付き合えない。」

 クラブの意思表示が働いているようにも見えます。

 アンリもスコールズも、自分の仕事を忠実のこなしてきた結果、多額の報酬と名誉を手に
れたわけですが、若手はその功を得る手間を

 「惜しんでいる」

 ように感じられるのでしょう。

 ユナイテッドファンもスコールズの復帰で、クラブ内の士気が高揚することを期待して
いるはずです。
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佐々木監督、沢がスイスに出発

2012-01-09 01:44:45 | 日記
 なでしこのエース沢と佐々木監督が、スイスのチューリヒに向けて旅立ちました。

 ふたりの頭上にそれぞれ

 「世界最優秀選手」
 「世界最優秀監督」

 の栄冠が輝くといいですね!

 ふたりが受賞すれば、日本はもとより「アジア」の選手、監督としての初受賞になります
から、ふたりの表彰の行方は、アジア各国でもおおいに注目されているはずです。

 インターネットの記事を参考にすると、佐々木監督は

 「モウリーニョと直に話をすること」
 「スピーチの内容で皆を驚かせる」

 と語っていたそうですから、帰国後に監督を取り巻く報道陣は更に増すでしょう。

 ロンドン五輪までおよそ半年、沢には練習と休暇のバランスをうまくとって欲しいところ
です。

 手許にある

 「Jリーグ大百科 1995年版 実業之日本社」

 によると、彼女は若干16歳で1994年広島で行われたアジア大会で、既に代表に
加入しています。

 それから今年で18年。体のどこかに痛みを感じ、疲労もなかなか抜けきらない可能性も
あります。

 テレビ局が彼女を起用したい気持ちはわかりますが、たび重なる番組の出演で、彼女の体が

 「悲鳴」

 を挙げたなら、それは本末転倒です。

 やはり選手はピッチの上で輝くからこそ、そこから離れた時に耳目が集まるわけですから。

 
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