ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



期末試験で、ビリの成績だったんだよね。こんな恥ずかしいの、ないよね。どうしたらいいの? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『知的青春のすすめ』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 上を目指すことは良いことだと思うんですけれども、やはり、世の中は、相対的というか、比較の世界なので、私は、ときどき、「上も偉いが、下も偉い。底辺を支えている人も偉い。クラスの一番も偉いけれども、四十番も偉い。底を支えるのも大変で、ビリなのに自殺もしないで頑張っている人も、けっこう偉いよ」と言っているのです。
 昔の人の話ですが、旧制高校の出身者が社会に出ると、在学時の成績が上のほうの“一桁族”が、意外にもあまり出世しておらず、むしろ十番台ぐらいの人が出世していて、その次に出世しているのはビリのほうの人だというんですね。
 トップの秀才は、みな、落ちこぼれていってしまい、二番手グループあたりの人たちが、そこそこ出世しているようなのです。
 そして、“ビリを張っていた”人たちというのは、まともに勉強してはいなくて、運動、山登り、旅行、マージャンなど、社会経験のほうに投資していた人たちですよね。こういう人が社会に出て偉くなっているというのが、どうも法則的によく見られるので、そんなことも知っておいたほうがいいですよ。
 例えば、麻布高校からは政治家がよく出ていますけれども、麻布高校から総理大臣になった人たちというのは、真ん中ぐらいの成績だったようです。一方、一番だったような人は、国の省庁の局長あたりで終わっている人が、けっこう多いんです。
 だから、才能って難しいですね。何か勉強以外のことをやっていた場合もあれば、一生懸命に勉強して上位に行かなかった場合もあっただろうとは思うんですけれども、社会に出ると、勉強以外の人間関係とか、勘が優れているかどうかとか、趣味だとか、いろいろなものが影響してくることもあるので、一概に言えないんですよね。
(76~78ページ)

上も偉いが、底辺を支えている人もけっこう偉い。

ビリを張っていた人のほうが、社会に出て偉くなっていることがよく見られる。

社会に出ると、人間関係とか、勘が優れているかとか、趣味だとか、勉強以外のものが影響してくることもあるので、一概に言えない──。

大川隆法先生は、学校ではしっかりと勉強することを、基本的に勧められます。

でも、だからと言って、“勉強できないとダメだ”というようには、安易に決めつけられません。

いま試験の成績が悪かったとしても、社会に出たとき、それですべてが決まるわけではないから、自分の強みを生かして希望をもって進んでいくことが大事だ。

そんなふうに、若者たちを力強く励ましてくださっている。

なんてありがたい、お教えなんだろうと改めて私は思っているのです。

知的青春のすすめ

『知的青春のすすめ』

 大川隆法著


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