ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



他の宗教に批判的な霊言とかも出されてるみたいだけど、幸福の科学とか幸福実現党にも、やっぱり欠点があるんじゃないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『維新の心-公開霊言 木戸孝允・山県有朋・伊藤博文』(幸福の科学出版)で、山県有朋の霊の言葉(「霊言」)を、次のように伝えておられます。

 宗教というのは、上意下達の組織になりがちであり、これが非常に危険なところなので、その情報の部分で、隠蔽やごまかし、嘘等が横行しないように、規律をきちんとする必要がある。だから、自分たちが思っているほど、自由闊達な組織ではないということだ。
 まあ、上の者に対して、下の者はへいこらするけれども、上の者は下の者の意見を、そんなには聴いていないよ。聴いているような幻想は持っているかもしれないが、必ずしもそうではないね。そういう意味で、情報のフィードバック機能も十分ではないということだ。
 これ以上、組織を大きくしようとするんだったら、やはり、「衆知を集める経営」が大事だね。松下さんの言うような「衆知を集める経営」をもうちょっとやらないといけない。知恵をもうちょっと集めないとね。
 上のほうにいる人たちが、なけなしの知恵で指図をたくさんしているような状況では勝てないよ。「貧困な情報に基づき、なけなしの知恵で指示が出されている」というようなことであっては、やはり駄目なので、もうちょっと、自分で考えて行動できる人をつくらなければいけない。(中略)
 ま、下士官以上の人だね。やはり、士官をつくっていかないといけない。自分の頭で判断して物事の処理ができ、指揮・命令ができる人を、ある程度、つくっていかないといけないね。
 兵卒ばかり増えたって、数のうちに入らないんだよ。それは、一定の目標に向かって、ただ「突進せよ!」と言うだけだったら、役に立つんだけれども、いろんな事態が起きたときに、「どうしたらいいですか」と言って立ち止まる人が多いんだ。そういう場合に、どうしたらいいか分からなくなる。政治活動においてもそうだけどね。
 本部に訊いても、やはり、判断ができない。それで、「結局、何もできなかった」ということは、たくさんあるわけなので、判断できる人をつくらなければいけないね。(中略)
 マネジメントの仕方によっては、もう一段、組織を大きくする余地はあると思うが、今は、会員の不満等の処理がほとんどできていない状況だね。現場では、そのほとんどに蓋をして、的確な判断ができないでいることが多いようだ。
 まあ、特に本部なども、ガン細胞みたいに言われていると思うので、本当に気をつけないといけないと思うよ。
 「この組織はトップに情報が届かないかぎり、何も判断できないが、トップには会員の不満など届かないように出来上がっている」ということだね。まあ、こういうふうなことを自嘲気味に言われているわけだ。(中略)
 それから、現場が、「訊いても無駄だ」とあきらめがちであるのは、組織のラインが長いからだね。「どうせ、問い合わせたところで、上のほうは状況が分からないので判断ができないし、的確な指示も出せないだろう」と思って、あきらめているところがある。その意味で、エネルギーロスがそうとう発生しているわけだね。
(118~124ページ)

幸福の科学も、自分たちが思っているほど、自由闊達な組織ではない。情報のフィードバック機能も十分ではない。

もうちょっと自分で考えて行動できる人をつくらなければいけない。

今は、会員の不満等の処理がほとんどできていない状況である──。

山県有朋というのは、維新の元勲の一人であり、日本陸軍の父と称され、総理大臣を2度も務めた、軍人政治家です。

その目から、幸福の科学はまだまだ未熟な組織であることが端的に指摘され、批判されています。

しかも、その内容がすべて霊言映像として公開され、一般書店で販売される書籍に全文掲載されているわけです。

その真っ正直な姿勢こそが、この「霊言シリーズ」の信憑性を、とっても高めているのだと、改めて私は思っているのです。

維新の心 (OR books) 『維新の心』

  大川隆法著


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