ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



今、国家財政って、ものすごい赤字なんでしょ。だから増税が必要っていう話とか、財政出動したりして景気を良くすればいいって話も聞くけど、どっちがほんとなの。赤字財政の解決法って、そんなふうに考えるしかないのかな? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『日本の繁栄は、絶対に揺るがない』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 問題は「予算の単年度制」にあります。これは憲法に規定されていて、複数年度にまたがる予算は原則として認められていません。そのため、「その年度の予算は、その年度で使い切ってしまう」というかたちになっているのです。
 しかし、この考え方をみなさんの家計に置き換えてみたらどうなるでしょうか。あえて話を単純化すると、例えば、「年収が四百万円ある人が、その年に四百万円を全部使ってしまう」ということになります。そのようなことをして家計が成り立つかどうかを、考えてみてください。やはり無理があるでしょう。
 四百万円の収入があって、それを全額使ってしまったら、例えば子供の教育費用などは、どうするのでしょうか。また、将来、「家を建てたい」「自動車を買いたい」と思ったときには、どうするのでしょうか。あるいは、老後の備えは、どうするのでしょうか。そのように、いろいろなことがあります。
 そうすると、「四百万円が入ったら、その年に四百万円を使い切る」などという考え方は、やはり何かおかしいということが分かります。(中略)
 予算の単年度制は、こういう考えと似ているのです。「増税すれば財政再建ができる」「財政出動で景気を良くするべきだ」などと言っていますが、本当は、そういうことではないのです。
 私は、松下幸之助の「ダム経営」の考え方が良いと思うので、憲法を改正して、予算の単年度制を変えるべきだと思います。
 景気には必ず波があり、良いときと悪いときがあります。景気が良いときは自然増収になります。予想に反して何兆円も余分に入ってくることがあります。あるいは、十兆円、二十兆円と、何十兆円も余分に入るときもあるのです。
 しかし、予算の単年度制があるため、政府は、その年に“無駄なお金”をパーッと使ってしまうのです。そして、景気が悪くなって、税収が減ってくると、今度は、「税率を上げる」「新しい税を何かつくる」などということを、すぐに言い始めます。これは悪い癖です。諸悪の根源は、実は「予算の単年度制」なのです。
 したがって、「国家的にもダム経営をします。景気の良いときには、当然、税収は増えるので、予想外に増えた税収については、不況時のための積み立てとしてプールさせてもらいます。それについてはご了解ください。その代わり、不況のときに、突如、増税するようなことはしません。好況時には、不況のときのための積立金をきちんとプールしておきますので、『その分を返せ。減税せよ』などと言わないでください」と、国民にきちんと理解を求めることが大事です。(中略)
 国家のプロジェクトというのは、五年や十年はかかるものが多く、なかにはそれ以上かかるものもあるので、単年度で解決するようなものは少ないのです。物の売り買いのように単純なものではないので、長い目で見ないと、効率的に道路もできないし、橋もできません。実際は単年度では無理なのです。
(65~69ページ)

財政赤字の原因は、憲法で規定された「予算の単年度制」にある。

そんな考え方が家計では成り立たないように、国家でも成り立っていないのが、諸悪の根源である。

松下幸之助のいう「ダム経営」ができるように、憲法を改正して、予算の単年度制を変える必要がある。これを変えれば、財政赤字は解決していく──。

うーん、改めて学んでみると、なんと斬新な視点の解決策なんでしょうか。

大川隆法先生が出されている「新・日本国憲法試案」は、この構想も入っていたのだと、改めて分かった気が私はしているのです。

日本の繁栄は、絶対に揺るがない 『日本の繁栄は、絶対に揺るがない』

 大川隆法著


(↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!) 
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 幸福の科学へ



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )