ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



人の思いって、なんなの? 念力って言葉もあるんだから、物理的な力があったりするものなのかな? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『太陽の法』(幸福の科学出版)で、こう説いておられます。

 心の作用とは、実は、仏が人間に与えた創造作用なのです。仏はおもいによって、各次元構造をつくりました。三次元宇宙をつくり、人間の魂をつくり、人間の肉体をもつくったのです。人間そのものが、仏の意識体の一部であり、ひとつの完結した小宇宙もあるわけです。したがって、人間の心の作用は、すなわちこれ、仏の創造作用と同種同根のものだといえます。つまりは、心のなかで考えること、思うことのひとつひとつが、この三次元宇宙空間と、多次元空間のどこかに、なにかを創造しているのです。そして、各人のおもいの総合体が、実在界をつくりあげている力となるのです。
 ところで、おもいとひとくちにいっても、おもいにも、やはりいくつかの段階、程度の差があります。
 まず、「思い」は、日常生活のさまざまな瞬間に、心のなかに去来するおもいであり、各人の通常の精神活動の一環だといってよいでしょう。
 つぎに、「想い」は、ある程度具体性のある考えです。「思い」が、海岸に一日中寄せては引いてゆく波のようなものだとすれば、この「想い」とは、ある程度、継続性があり、具体性のあるビジョンであり、それを視覚化し、映像化することができるものだということができます。「想い」は、ストーリー性をもっており、たとえば、流れてゆく川の水のように、継続性と方向性があるものなのです。
  さらには、「念い」という段階があります。ここまでくると、おもいも、はっきりとした創造性をもっています。また、それだけでなく、ひとつの物理的な力をもっています。いわゆる念力の「念」です。四次元以降の多次元世界では、この「念い」が仏に似た創造作用をもって、いろいろなものをつくり出していますが、三次元世界においても、かなり物理的な力をもった精神作用だということができます。
 たとえば、ある人をよい方向に導きたいという「念い」が集中してくると、その人の心境が一転したり、その人の環境が急転回して、好転したりすることが現実に起きてきます。(中略)
 これは、個人の場合ですが、集団でも同じことがいえます。この地上を仏国土ユートピアにしたいと願う人が、何十万、何百万と出てきて、その「念い」が集中、増幅されてくると、地上世界の一角から光が出てくる。そして、人々の心にその光が浸透して、どんどん幸福な世界がひろがってきます。そのため、この地上界が、「菩薩界」にとかわってゆくのです。
 もちろん、この反対のケースもあります。この地上界が、人々の悪い念い、すなわち、憎悪、怒り、利己主義などの念いで満ちてくると、どうなるのか。霊眼で見ると、まるで雷雲を思わせるような、黒雲のごとき想念エネルギーが地上世界のいろんなところにポッカリと浮かび、この想念体が、さらに大きな混乱を地上に起こすための物理的な力にかわっていっているようです。
 このように、人間の心の作用とは、すばらしいものであり、反面、こわいものでもあります。そのためにこそ、私たちは、自分自身をよくふりかえり、心の作用を確かめる必要があるのです。
(106~109ページ)

心の作用とは、仏が人間に与えた創造作用である──。

その心の作用には、「思い」「想い」「念い」の段階があって、「念い」には、物理的な力があるってこと。

この仏から与えられた「心の力」の凄さ、素晴らしさを知ったとき、さて、私たちは、どうするのか。どうするべきか?

自らの心をよくふりかえって調えて、仏国土ユートピア建設に向けて、正しい念いを結集して行きたいものだと私は心から思っているのです。

『太陽の法』

 大川隆法著

 

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