突然わいてくるインスピレーションって、いったいなんなのかな。潜在意識がどうのとかいう説明を聞いたことあるけど、やっぱり脳の働きなんでしょ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『人生の王道を語る』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
そうした世界の中にいて、みなさんは自由自在に泳いでいると思うかもしれません。しかし、みなさんが、より価値あるもののために、より理想高きもののために行動せんとするとき、決意せんとするとき、思いを向けていかんとするとき、必ずやみなさんを励ましている存在があるのです。
これが、みなさんがよく聞かれる守護霊という存在です。守護霊というのは、決して他人ではありません。じつはみなさん自身の魂の一部なのです。魂の一部という言葉は耳慣れないかもしれません。聞き慣れないかもしれません。納得しがたいかもしれません。ただ、みなさんの存在の真実の意味を明かすならば、この三次元に出て、この肉体に宿っている存在だけが、決してみなさんのすべてではないのです。みなさんの魂は、もっと偉大な存在です。もっと偉大なエネルギー体です。もっと偉大な知性を持っています。
みなさんは、潜在意識という話を聞いたことがあるでしょう。「潜在意識と表面意識というものがある。そして、通常は表面意識でものごとを判断し、考え、それをもとに行動している」と言われるでしょう。これはそのとおりです。
しかし、そうした表面意識で生きているみなさんに、あるとき思いもよらぬアイデアがひらめくことがあるでしょう。それは、自分の進路に対するアイデアであることもあれば、自分の新しい仕事へのアイデアであることもあります。それ以外にも、人生の岐路に立ち、進むべきか退くべきか、右にするか左にするかというときに、下りてくる考えもあるでしょう。
それは、脈絡もなく、あるとき、ふと湧いてくる言葉であり、考えです。心の底から湧いてくることもあれば、天から降ってくるようなこともあります。あるいは、自分自身の内からではなく、自分が日頃親しくしている人の口を通じて語られることもあります。まさしく求めていた一言を、あるとき、ある人の口を通じて聞くこともあります。
そうした事実は、みなさんは一人で生きているように見えながら、じつは決して一人で生きているのではない、という事実を説明しているのです。みなさんを生かしめている存在があり、みなさんと共に生きている存在があるということなのです。
そうなのです。潜在意識には無限の力が秘められていると言われるように、みなさん自身の魂は、この世を去った世界の中にも、じつは何人かの「魂の兄弟」という部分を持っているのです。この「魂の兄弟」のなかで、みなさんの今回の使命を導き、アドバイスするのにいちばんふさわしい方が、守護霊という立場で、みなさんを指導するのです。
それは、みなさんの次にこの世に出てくる魂であることもあれば、みなさんの直前の過去世の魂であることもあります。みなさんの今回の人生にとって、いちばんふさわしい方が、みなさんを守っています。そして導いています。
自分を導いている人がいる、ということを知ったときに、自分の人生というものが深い責任を伴っているものである、ということを悟るに到るのです。
(173~176ページ)
守護霊というのは、じつは自分の魂の一部である。
この三次元で、この肉体に宿っている存在だけが、私たちのすべてではなく、もっと偉大なエネルギー体である。
私たちの魂は、じつはあの世に、何人かの「魂の兄弟」という部分を持っており、そのなかで今回の使命を導くのにいちばんふさわしい方が、守護霊という立場で、私たちを守り、導いている──。
つまりは、「インスピレーション」というのは、その守護霊の指導であることが多いってこと。
その他、「指導霊」からのインスピレーションってのもあるんですけど、それについてはまた別の記事をご参照くださいね!
![人生の王道を語る―いざ、黎明の時代へ (OR books)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51d9AShRDvL._AC_UL100_SR100,100_.jpg) |
『人生の王道を語る』
大川隆法著 |
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