ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



子供を一生懸命、愛してあげてるのに、うちの子ったら、反発はするわ、話もしようとしないわで、大変なのよね。反抗期って、そんなに長いわけないのに、何が悪かったのかなあ? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、書籍『ハウ・アバウト・ユー?』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 「私は子供をこんなに愛したのに、なぜ、このような目に遭わなければいけないの?」と思うわけですが、実は、その考え方のなかに間違いが含まれていることもあるのです。(中略)
 その一つは、子供に成果を求めて、「目標を達成したら、愛してあげる」というような愛の与え方をすることです。
 こういう親はたくさんいます。
 これは、社会が男性化したことの一つの表れです。
 会社などの男性の社会では、成果主義が進んでいます。これが家庭のなかに持ち込まれているのです。
 母親が子供に一定の成果を求め、「子供が目標を達成したら愛するが、達成しなかったら、愛するかわりに叱ったり怒ったりする」というケースはよく見られます。
 もちろん、一定の範囲では、そういうこともあってよいとは思います。
 子供が学校で良い成績を取ったり、スポーツで活躍したり、絵画や書道で作品が評価されたりすれば、親としてもうれしいので、子供をほめるのは当然でしょう。
 しかし、これが、「成果を条件にする」というように、愛することに条件をつけ始めると、問題が起きてきます。
 子供としては、達成できる場合はよいけれども、達成できない場合には、親に反旗を翻して自分を守ろうとするようになります。
 「成果をあげて一定の条件を満たさなければ愛さないぞ」ということを親から言われると、子供は「親から捨てられるかもしれない」という恐怖心を抱きます。
 “愛”の反対である“恐怖”を感じるのです。
 子供は何とか成果をあげようとして頑張るのですが、親の要求レベルが高いために、そこまで届かないこともあります。
 そういうときに、子供は、自分を守ろうとして、反発したり、内なる世界にこもったり、逃避したりし始めるのです。
 このように、子供の非行や反抗、逃避などは、親の「条件つきの愛」に問題があることもあるのです。(中略)
 ところが、「愛している」と思っているほうは、相手を不幸にしているとは思っていません。
 特に、人は頭が良くなると、支配欲が強くなり、他の人を支配したくなる傾向が出てきます。その支配欲のなかに、「相手を操縦できる」と思う気持ちが湧いてくるのです。
 そういう人は、知恵がついて、相手が自分の狙ったとおりになると「愛し合えている」と感じ、狙いから外れると「愛が成立していない」と考える傾向があります。
 これは、ある意味での支配欲です。
 「相手を愛している」と思っていても、それは、幸福の科学で教えている「与える愛」とは違うものです。
(86~97ページ)

子供に成果を求めすぎていませんか。

子供が目標を達成したら愛してあげるが、達成しなかったら、叱ったり怒ったりするだけではありませんか。

自分の支配欲で、子供を支配してしまっていませんか──。

自分では愛だと思っていても、それは「与える愛」ではなく、「奪う愛」。

つまりは、子供が非行に走ったり、反抗したり、逃避したりしてるのは、じつは自分の「奪う愛」に原因があるんじゃないか。

その大事な事実に親のほうが気がつき、そして反省ができたときに、親子関係というのは劇的に改善されると私は確信しているのです。

『ハウ・アバウト・ユー?』

 大川隆法著

 

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