ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



私って、少しは仕事できるほうと思うんだけど、もっともっと仕事ができるようになりたいんだ。どういう訓練をしていけばいいのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『幸福の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 「考える」ということも大切な自己鍛錬の一つです。仕事をグレードアップするには、「考える」という作業が大事です。(中略)よい仕事をするには、考える力を鍛錬していかなければなりません。筋力と同様に、考える力も、鍛えれば、どんどん強くなってきます。
 考える力が弱い人は、何かについて考えようとしても、気が散って、五分と、もちません。なかには、一分と、もたない人や、十秒と、もたない人もいます。こういう人は、何か一つのことを考えようとしても、「きょうの晩御飯は何かな」などと、まったく関係のないことを考えはじめてしまい、考えがまとまらないのです。
 こういう、「何かを考えようとしても、すぐに気が散ってしまう」という人は、まず、読んだり、書いたり、聴いたりする訓練をしなくてはなりません。そういう訓練をしているうちに、あまり気が散らないようになってくるのです。その上で、考える能力を身につけていく必要があります。
 立場が高い人ほど、物事を深く、よく練り込んで、何重にも考えるようになるので、考える能力は高くなります。そういう人の仕事の付加価値は高いのです。
 上司から、「君、この件はどうなっているかね」と訊かれた場合、普通の人は、「あしたまでに調べます」と言って、翌日、「その件はこうです」と、返事を一つだけ持ってきます。しかし、そのとき、上司から、「では、このような場合はどうなるのか」と問われると、それについては答えを用意していないため、「あした、また返事をします」と言って、翌日、返事をします。ところが、そのときに、「さらに、このような場合は、どういう問題になるのか」と訊かれると、それについても考えていないため、「あした、もう一度、返事をします」と答えます。
 こういうことをしていると、一つの仕事に何日もかかってしまいます。(中略)
 Aという結論を出すにしても、「Bはどうだ。Cはどうだ。Dはどうだ。Eはどうだ」と考えを練った上で、「やはりAがよい」と思って、「Aです」と報告する必要があります。
 そうすれば、質問を受けても、「それに関しては、Bも考えてみたのですが、その場合には、こういう難点があります。その難点を克服するには、Cという方法もあるのですが、Cでやった場合には、このようになります」と、その場で答えることができます。それで、上司は「なぜAという結論になるのか」ということが納得でき、その仕事はそこで終わります。(中略)
 ところが、これをしない人は、一日で済むものを三日に引き延ばし、仕事を増やしてしまい、毎日、「忙しい、忙しい」と言うことになるのです。
 このように、結論は一つであっても、ほかにも幾つかの考えを用意しておく必要があります。(中略)これが“アヒルの水かき”の部分です。アヒルは水の上をすいすいと泳いでいるように見えますが、水面下では一生懸命に足を動かしています。この水かきの部分が必要であり、この努力を惜しまない人は、やはり仕事がよくできます。
(106~112ページ)

よい仕事をするために、考える力を鍛錬していくこと。筋力と同様に、考える力も、鍛えればどんどん強くなって行く。

気が散ってしまって考える力が弱い人は、まずは、読んだり、書いたり、聴いたりする訓練からはじめて、その上で、考える能力を身につけていくこと。

よく練り込んで、何重にも考える訓練を重ねれば、仕事の付加価値が高くなっていく。

“アヒルの水かき”の部分の努力を惜しまないのが、仕事がよくできるようになるコツである──。

天才型の人も、世の中にはいますよね。

でも、私たち普通の人間にとっては、やっぱり「縁起の理法」が適用されて、汗をかいて人知れぬ努力を重ねていくことで、仕事はできるようになっていく。

今回の考える力を身につけるというのも、その一場面なんだろうなあって、すごく腑に落ちた気が私はしているのです。

『幸福の法』

 大川隆法著


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