4月18日(日)
久しぶりの晴天の凪ぎです。
今年初めてのこんぶを採りました。
まだ少し身が薄いのですが、柔らかくて美味しそうな昆布です。
一枚一枚、汚れを確認します。
汚れたこんぶは掃除します。
洗ったこんぶを干します。
潮干狩りに来た小さなこどもたちは、「あっ、わかめが干してある」と叫んでいました。
こどもたちには、干してある海草は皆わかめに見えるのでしょう。
今日も、走水海岸潮干狩りが開催されました。
高気圧におおわれ気圧が高かったので、予定より潮が引きました。
日曜日だったので、家族連れのお客さんで賑わっています。
駐車場もすべて満車でした。なるべく公共の交通手段でのご来場をお願いします。
走水に住んでいる地元の人たちも、潮干狩りは大好きです。
「今日は、タコッカイがこんなに掘れたよ」、クラモトさんは大漁にご満悦です。
ちなみに、タコッカイは学名「ウチムラサキ」という貝「大アサリ」とも呼ばれ、ラッコが水族館でお腹の上に乗せて割りながら食べている貝です。醤油を垂らして焼くとたいへん美味しい貝です。
4月16日(金)
今日は定休日でした。
走水大津支所の組合員21名で、朝3時集合で築地の東京都中央卸売市場に視察に行きました。
築地では今月に入ってから、外国人観光客などのセリの見学が規制されています。
私たちは、正式に東京都から見学許可をもらって見学しました。
うにのセリが行われていました。
卸売業者の掛け声、仲買業者の指で示す金額、見ててもさっぱりわかりません。
日本全国から、たくさんの活魚が集まってきています。
走水産のマコガレイがありました。
丸に(み)のマークが走水産の意味です。一匹で1.4kgあるマコガレイです。
244は、走水が卸している卸売業者の中央魚類(株)が付けた、この魚の番号です。
魚に付けられた番号毎に、セリが行われます。
中卸業者は、あらかじめ魚を下見して、魚の番号と買いたい金額などをメモに取ります。
そのメモを見ながら、魚の金額を競っていきます。
同じ走水産の魚でも、見た目や身の厚さなどで金額が違ってきます。美味しそうな魚は高値が付きます。
今日のセリでは、一匹で一万五千円のマダイや一万円のマコガレイなど、高値で走水の魚は扱われていました。
築地視察の後は、浅草見学に行って昼食です。
ヒデカズくん、初めての雷門に感動していました。
たいへん有意義な一日でした。
4月15日(木)
よこすか地産地消ショップに登録しました。
登録店の手引きが届きました。
地産地消ステッカーを、店頭のよく見える場所に貼りました。
「地場ものあります」ののぼり旗もも設置しました。
もといやも、横須賀市の地産地消活動に協力しています。
独立行政法人水産総合研究センター中央研究所の方が、走水に来られました。
海苔に含まれる成分分析の結果を持ってきました。
海苔には、有害な紫外線を吸収するアミノ酸が含まれているそうです。
他にも、皮膚細胞増殖推進作用や抗酸化作用も、海苔にはあるそうです。
現在紫外線予防には、チタンなどの金属を使用したUVカットの製品が使われていますが、自然食品の海苔を使ってUVカットの製品を作ることが可能だそうです。
キズ海苔や濡れ海苔など、現在廃棄処分になっていた海苔から、紫外線予防の化粧品などを作る研究です。
実用化になれば、金属を使用した製品より海苔を使用した製品のほうが、人に優しいと思います。
水産総合研究センターは、独立行政法人です。
民社党の仕分け作業の法人です。
水産総合研究センターは、漁師にとって役に立つ研究をしてくれています。
蓮舫さん、お手柔らかに。
4月14日(水)
走水海岸潮干狩りは、今日から二回目の潮の開催です。
平日なのに、お客さんがたくさん来ました。
今日のお客さんも、大粒のあさりをたくさん掘ってきました。
横須賀市の作業服を着た人が、いろいろ写真を撮っています。
博物館の方で、干潟の観察に来たそうです。
この写真を撮っていました。
尋ねてみると、「ゴカイの卵で、産卵し始めて袋が破れているところです。」と説明してくれました。
漁師の私より、はるかに海の生物について詳しいです。
アマモの花も教えてもらいました。
変わったものが見つかりました。
砂の中を、何かが進んだような跡です。進んだ最後の場所に貝がいました。
モグラガイだそうです。なるほど、進んだ跡がモグラがそっくりです。初めて聞いた名前です。干潟には私の知らない生物がたくさんいるのですね。
昨日のブログの走水水源地の出ているCM,わかった人いますか?
観たことのない方、新クリアアサヒCM 花見篇 で観ることができます。
私には、走水水源地で撮影したものだと思われますが、どうでしょうか?
4月13日(火)
伊勢町柵の海苔網上げです。
網上げをしていると、私の船を追いかけてくる魚がいます。
よく見ると、海タナゴでした。春になりましたね。海タナゴが水面まで上がってくるようになりました。
陸のほうを見ると、何か工事をしています。
タワーのようなものが建てられています。
今建設中の東京スカイツリーみたいです。馬堀に作られているので、馬堀スカイツリー?ですかね。
工事中の場所は、横浜横須賀道路の馬堀海岸ICと吉沢石油のガソリンスタンドの間の、日帰り温泉ができる予定地です。
温泉を掘り出すための、やぐらのようです。
いったい何メートル掘るのですかね。温泉はほんとうに湧き出てくるのですかね?
走水水源地がでているCMがわかりました。
アサヒビールの新クリアアサヒのコマーシャルです。
娘が録画していた番組のCMで残っていました。
松下奈緒さんとトータス松本さんが出ています。
何回も再生して確認しました。桜の木と向こうに見える松崎の山、走水水源地に間違いないです。
お花見のシーズンに放映するCM,桜が満開に時に撮影しては遅すぎます。
だから、1月のまだ桜の咲いていない時期に、人工の桜を咲かせて撮影したのですね。
1月に咲いた桜、沖まで聞こえた歓声、エキストラを乗せたバス、すべて納得がいきました。これで、すっきりしました。
松下奈緒さんは、昨年NHKのドラマの撮影で、走水に来ました。オーラびんびんの女優さんでした。これで、二回目の走水ですね。
4月12日(月)
昨日とは一変、雨と北風が強く寒い一日でした。
空は鉛色、馬堀海岸のやしの木も風で揺れています。
冬に逆戻りです。
時化の日は、銀行回りとか買い物です。
ホームズから見える猿島も霞んでいて風も強く、真冬のような景色です。
今年の真冬に、走水水源地でニセモノの桜を咲かせて、何か撮影をしていました。
アサヒビールのCMで映っている桜が、その桜だと言う噂が回ってきました。
私も一瞬、そのCMを見たのですが、最後のほうだったのでよくわかりませんでしたが、走水水源地のようでした。
松下奈緒やトータス松本が出ているアサヒビールのCMらしいです。
誰か、はっきりと走水水源地だとわかった人はいませんか?
4月11日(日)
今年最後のわかめを採りました。
今日は、干しわかめを作りました。
例年、この時期になると、葉が硬くなって製品にできる美味しそうなわかめが少なくなります。でも、今年はまだ良品がかなりあります。
今日で最後のわかめ採りですが、例年だと生えているわかめの4分の1しか製品にできませんが、今年は2分の1のわかめが製品として使えそうです。
わかめのメカブも干します。
ヒダヒダのあるネバネバがでるメカブも、その部分だけ切り取ってほします。
干し上がると、こんな感じになります。
最近は、メカブも干して販売するようになりました。
走水水源地の桜も、花びらが落ちて葉桜に変わってきました。
霞がかかって、春の陽気です。
海苔網の撤去作業中ですが、風で流れたアカモクが網に絡まっていて、撤去作業がなかなか捗りません。
海苔とわかめのいかだの撤去で、体力を使う忙しい時期になってきました。
4月10日(土)
天気予報が晴れだったので、干しわかめを採る予定でした。
でも、朝起きて窓から外を見ると、「えっ・・・雨?」びっくりしました。雨が降っています。
水溜りもできています。わかめ採りは断念です。
雨が降って湿気が多かったので、干しわかめを諦めて塩わかめを作ることにしました。
わかめの水分を取ってから塩にまぶすと長期保存できます。
脱水するために、海苔網の脱水機を使います。
塩蔵わかめの今年の在庫は、十分確保できました。
塩わかめを作るときは、わかめが傷む前に塩漬けします。時間は速いほうが良いです。
今日のお昼は、おかずやさんにお弁当を買いに行きました。
ここのお弁当も、もといやのお気に入りです。
ボリューム満点のおかずや弁当、たいへん美味しく頂きました。