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5月29日(木)
あさりの卵を捕獲するために設置した袋です。
昨年、カキの貝殻を粉末にしてから球状に加工した「ケアーシェル」と小石を混ぜて袋の中に入れてあります。
予定通りあさりの稚貝を捕獲できた袋もありますが、砂に埋もれて一個も捕獲できなかった袋もかなりあります。
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袋の表面を掃除して、設置場所を変えたりして、今年の春生まれの卵を捕獲を期待しています。
今のところ、まだ成果はでていないようです。
でも、不思議なことに、袋の周辺の砂には米粒大の稚貝が多く見えます。
あさり漁をしている場所にも数多く設置してありますが、その周辺のかなり広い場所であさりが豊漁になっています。
袋を設置することによって、かなりあさりが増えるとも考えられるので、袋を追加して増やしました。
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増えたあさりのいる場所の近くには、あさりの天敵も増えているようです。
ツメタガイの卵も、ずいぶん増えました。
ツメタガイはあさりを食べてしまう貝なので、逆に卵の段階での除去が効果的です。
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ヒトデもあさりを食べます。
あさり漁の最中でも、あさりといっしょに獲れたヒトデは海には戻しません。
あさりを増やすための努力、あさりを減らさないための努力、来年・再来年のために漁師もいろいろ努力をしています。