１２月２８日（金）
走水の高台にある建物に行ってきました。
普段、海から見える建物です。
でも逆に、建物からよく海が見えます。
海から陸を見る人より、陸から海を見ている人の方がはるかに多そうです。
「見られている」って感じがしました。
１２月２６日（水）
伊勢町柵の一番摘みの海苔を採りに行きました。
明日から、年末寒波で時化予報。
海苔を採るチャンスは今日しかない。
ところが、海苔が無い。
おそらくクロダイだと思いますが食べられています。
昨日の暴風で飛ばされてしまったと思われる場所もあります。
鴨の食害対策で沈めていて、ボラよけ網の効果のあった場所だけ、海苔が残っていました。
予定枚数の三分の一以下。
海苔が採れなくて、困っています。参った参った。
１２月２４日（月）
北風、風速最大１７ｍ。猛烈な時化になりました。
今日のこの時化が予想されていたので、あまり伸びていない海苔を昨日を採りました。
ところが、海苔が白っぽくなり、スミノリになってしまいました。
原因がよくわかりません。
この風で、海況が復活することに期待です。
１２月２１日（金）
今日も海苔を採りました。
秋芽の網を諦めて、冷凍網での生産に切り替えて行く予定です。
その沖仕事で忙しいなか、プレジャーボートがいかだの密集している場所に、錨を下ろして釣りを始めました。
海苔のいかだは、区画漁業権を許可された場所に設置してあり、その中は蜘蛛の巣のように錨が張り巡られています。
プレジャーボートが錨を下ろして釣りをすると、海苔のいかだの錨綱に絡まる危険性は限りなく高くなります。
予想通りの結果になりました。
被害を受けたのは、もといやのいかだでした。
錨が起こされて、いかだの形が変形していました。
修復するのに、約２時間。
貴重な凪ぎの２時間が、沖仕事ができませんでした。
車でいう「当て逃げ」
犯人は、あのプレジャーボート。
でも船名を確認していなかったので、証拠がありません。
泣き寝入り。
最近、海の常識を知らないプレジャーボートの船長が増えて困っています。
同乗者の命を預かっている船長です。もっと勉強してから舵を持ってください。
１２月２０日（木）
久しぶりの海苔採りに出ました。
例年、沖柵は水深が３０ｍぐらいあるので、魚の食害は少なかったのですが、今年は陸柵と変わりません。
ボラよけ網を上げると、２５ｃｍ程度のメジナが９匹かかっていました。
でもここにきて、ようやく食害が減ってきたような気がします。
先が見えてきたかな？
１２月１８日（火）
海苔網によって、海苔の長さがずいぶん違います。
ここは伸びている。
ボラよけ網の効果があって、この場所だけ順調に伸びています。
魚の食害が無ければ、すべてこの網のように伸びていたはず。
悔しい！！
わかめです。
わかめも、ここは伸びています。
でも、他の場所は本数が少なく、あまり大きくなっていない場所もあります。
海苔に比べれば、魚による食害は少ないようです。
こんぶは、成長が例年より遅れていて、あまり大きくなっていない気がしました。
今年は、地球温暖化の影響をかなり受けています。
１２月１７日（月）
朝は気温４℃、雨が降ってめちゃくちゃ寒い。
昼前に雨は上がってきましたが、北風が強くなってきました。
お昼に陸に戻ってくると、青空になって暖かくなってきて、沖仕事は午前中とは大違い。
夕方になると、怪しい雲が太陽をさえぎってまた寒く。
目まぐるしく天気の変わる一日。
また今年も、寒さで足の指先がしもやけになってしまいました。
１２月１６日（日）
先日刈り取った海苔網です。
ほとんど長さが変わりません。
原因は、おそらくボラによる食害。
ボラよけ網を強化しました。
すると、いかだの脇で、ボラが飛び跳ねていました。
どこかに行ってくれ～～
海水温は、１４℃まで下がってきました。
あと１℃下がれば、１３℃。
魚の食害が減ってくるはずなんですがね。
１２月１４日（金）
夜中は風が弱かったのですが、明け方から北風が強くなりました。
今日も海苔採りができません。
どうなっているの？
吹き過ぎです。
この続く寒さで海水温が下がり、魚の食害が無くなるのを祈っています。
１２月１３日（木）
今日も時化。
何日続いたのだろう？
沖に出れたのは、ここ数日で３時間程度。
魚の食害も続いています。
海苔が伸びているのは、ボラよけ網が効いているところだけ。
海苔が採れません。
どうなってしまうのだろう？
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