5月31日(金)
例年より早く梅雨入りしましたが、今日は良い天気。
天草干しです。
真水できれいに洗って干します。
今日で干すのは二度目。
だんだん色が変わってきました。
完全に色が抜けるまで、10回程度、洗っては干し、洗っては干しを繰り返します。
5月31日(金)
例年より早く梅雨入りしましたが、今日は良い天気。
天草干しです。
真水できれいに洗って干します。
今日で干すのは二度目。
だんだん色が変わってきました。
完全に色が抜けるまで、10回程度、洗っては干し、洗っては干しを繰り返します。
5月30日(木)
あさりは、今年全国的に不漁。
今までにない高値で扱われています。
走水でも、天然あさりの採苗を研究中です。
すでに三重県で行われている方法で、産卵時に海中に浮遊しているあさりの卵を捕まえる予定です。
4月ごろから10月ごろまで浮遊しているあさりの卵は、小石などが溜まっている海底のでこぼこした場所に着底しやすいようです。
その特性を利用して、川砂利やカキの貝殻を粉末にしてから固めたものを5mm程度の網目のネットの中に入れ、卵の流れていそうな場所に設置し、あさりの卵が着底しやすい場所をつくります。
着底したあさりの卵は、袋の中で成長して、5mm以上に成長すると袋の中から出れなくなります。
袋を設置した翌年、袋の中身を1cm程度の金網でふるいにかけると、小さなあさりや砂利などは下に落ち、1cm以上に育ったあさりは金網の上に残る。
下に落ちたものはまた袋に入れて海に戻して育て、上に残った育ったあさりは潮干狩り場に放流。
これを繰り返すと、潮干狩り場には走水産のあさりが絶えず生息。
構想はできましたが、果たしてどの程度まで実現できるかな?
5月29日(水)
我が国漁業の存在を求める全国漁業代表者集会が、日比谷公園野外音楽堂で行われました。
私も、横須賀市東部漁協走水大津支所の代表として、この会に参加しました。
全国各地から、漁業者の代表が集まりました。
総勢約2500人。
東日本大震災と原発事故による風評被害で、消費は減退、価格は低迷。
その中、急激な円安による燃料費などの高騰。
出漁の断念など、漁業者は窮地に追い込まれています。
このままでは、日本の食卓には日本の魚が無くなってしまいます。
燃油高騰対策を 実現せよ!
国は我が国漁業を 守れ!
食卓に日本の魚を 届けるぞ!
漁に出られる政策を 確立せよ!
シュプレヒコールをあげながら、国会議事堂前や首相官邸前などを、デモ行進してきました。
5月27日(月)
走水では「スベタ」と呼んでいる、「ツメタガイ」です。
あさりを食べてしまう、あさりの天敵の貝です。
あさりの貝殻の背中のとがった部分に穴の開いている貝は、このツメタガイが食べたあさりの残骸です。
産卵期に入っているツメタガイの卵です。
砂茶碗とも呼ばれ、この時期には海中にたくさんあります。
潮干狩り場のあさりを守るため、ツメタガイの駆除が必要です。
ツメタガイは砂の中に潜っているため、成貝の駆除はなかなか難しくなっています。
卵の駆除で、ツメタガイの繁殖を減らす対策です。
ヒトデもあさりを食べます。
ヒトデの駆除も必要です。
小さなあさりが繁殖している場所には、ヒトデが集まっていました。
これだけのヒトデが集結していれば、あさりはすべて食べ尽くされてしまいそうです。
あさりの天敵をかなり退治しましたが、あさりにとっての一番の天敵、人間は退治していません。
5月26日(日)
てんぐさを採りに行きました。
この場所は、密漁者のメッカです。
心配していましたが、天草はかなり残っていました。
潮も引いたので、思っていたより多く天草を採ることができました。
陸に戻って、天草干しです。
てんぐさを採った場所には、何人もあさりなどの密漁者がいました。
注意をすると止めますが、「座っているだけなら良いのだろう」と言って帰りません。
なぜ帰らないのだろう?私が帰るのを待っているのかな?
5月25日(土)
横須賀市東部漁協走水大津支所では、走水海岸潮干狩り場を有料で開催しています。
潮干狩り場内では、漁業権の内容物を獲ることができます。
それ以外の場所では、漁業権の内容物を許可なく獲ることができません。
ここは、漁協に許可なく、漁業権の内容物を獲れない場所です。
密漁者が多い場所で、看板を立ててもすぐに壊され、海に捨てられてしまいます。
根気強く監視をして、密漁者に注意をしています。
この場所で水揚げしている海産物があるので、密漁者には遠慮してもらいたいものです。
今日は、今年一番潮が引きました。
気圧が高かったので、暦以上に潮が引きました。
今日のお客さんはラッキーでしたね。
初めての潮干狩りかな?
袋一杯のあさりに大満足。
あ~~楽しかった。
5月24日(金)
昨日でこんぶ採りが終わりました。
今日は、いかだの撤去作業です。
こんぶの親綱を上げて、アバを上げて、錨も上げます。
南西の風が、少し強く吹いてきましたが、どうにかすべて撤去することができました。
私たちがこの海を使えるのは、5月末まで。
次は刺し網や蛸壺などの、漁場になります。
順番で海を活用しています。
5月23日(木)
今年最後の、こんぶ採りに出船です。
初めは天気が良かったのですが、だんだん曇ってきました。
上空は厚い雲に覆われて、北風が吹いてきて、心配な雲行きになってきました。
でもどうにか、すべてのこんぶを採り終えることができて一安心。
心配された雲も無事に通り過ぎて、良い天気になりました。
空気も湿度の低い空気に入れ替わり、こんぶがよく乾きます。
今年最後のこんぶは、一級品に干し上がりました。
5月22日(水)
こんぶの終漁も間近。
今日も、たくさんこんぶを採りました。
25度を超える夏日。こんぶの品質が悪くなる前に採り終えないと。
火事で焼けてしまった海苔の加工場の下には、下水が通っていました。
建物を撤去した跡には、自然の川のように水が流れています。
とんびがやってきました。
なにをしているのかと思ったら、水を飲んでいました。
私に気が付くと飛び去っていきました。
焼け跡の下水は、今はとんびの水飲み場になっていました。
穏やかな夕暮れ。
太陽の位置が、ずいぶん北方向にずれてきました。
明日も凪ぎでこんぶが採れるかな?
5月21日(火)
昨日一日中降っていた雨が上がりました。
こんぶ採りに出ました。
でも湿気が多く、湿度がずいぶん高そうです。
ベタ凪なので、こんぶ採りも楽です。
刺し網漁船も、今日は楽に網を上げられてそうです。
大漁かな?
午前中は、曇りでベタ凪。
湿度も高く、こんぶの乾きが悪くなっています。
今日は、乾燥室での乾燥時間が長くなってしまいました。