6月29日(日)
今日は潮が引きました。
今年の春生まれの、あさりの稚貝の回収状況のチェックです。
カキの貝殻を粉末にして球状に加工した「ケアーシェル」と、小石を混ぜて袋に入れました。
袋の中には、海中を浮遊しているアサリの卵が付着して、袋の中で育つ予定です。
袋の中身を出して、約1cm平方の網の上に乗せました。
ありました。
今年生まれた1cm以上まで育ったあさり。
たぶん4月生まれのアサリ、驚くほどの育ちの速さ。
今年もあさりの産卵は順調、来年も期待できそうです。
でもちょっと問題が出てきました。
ムール貝の一種の、ムラサキイガイの稚貝も捕獲していました。
ムラサキイガイはアサリの天敵、大量に繁殖すると、あさりが絶滅していまう恐れがあります。
あさりを増やすために事業が、逆効果になる可能性も。
これから対策を練ります。
今日は潮の引く日曜日、走水海岸潮干狩りも開催されました。
朝、雨が降っていて心配しましたが、晴れて暑いくらいの陽気になりました。
予想以上のお客さんが来てくれました。
潮干狩りは漁業です。
腕の差で、漁獲量に大きな差が出ます。
大粒のあさりを定量の2kg掘ってくる人もいれば、わずか100粒ぐらいしか掘れない人も、それが潮干狩りです。
あさりの他に、アオヤギ・ウチムラサキ・オニアサリ・マテガイ・ニシ・ウニ・ワタリガニ・イシガニなど、いろいろな種類の海産物を獲れるのも潮干狩り。
今日ご来店のお客様も、干潟の海を楽しんでいましたよ。