おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

”ぼんっきゅっぼん”の素?「ボザ」を作ってみたっ!!

2017-03-12 09:36:27 | 食・レシピ

今年一番初めにブルガリアが日本のみなさまの話題に上ったのは・・・ 新年最初の「イッテQ」でしょうか・・・? 「珍獣ハンターイモトワールドツアー」で99か国目がブルガリア、結局動物の話じゃなくて、イモトが着物で低周波でびりびりされながら書きぞめしたり、新年6日の「ヨルダノフデン」の行事で冷たい水に飛び込んでみたり・・・ まァ、新年早々に放送してるからホントにヨルダノフデンにロケしてるわけないので昨年のうちにこっちに来てたんでしょうねぇ。画面に雪がほとんどなかったし。でも、せっかくこっちに来てたんならイモトに会ってみたかったな!!!

その中で取り上げられたのが「ボザ」!! 飲んでみた第一声が「まっじぃ」って・・・(苦笑)。そして、やはり扱い方としては「豊胸ビール」・・・ ビールっていうから勘違いするでしょぅ・・・イモトも「ホップス感が・・・」って言ってたけど、全然ホップ使ってないしっ!! 「甘酒」とか言っとけばいいのに・・・ それにしても、イモトがインタビューしたおねえさんがぽっちゃりさんで「ボザパイ」とか言ってたっぷんたっぷん・・・イモトも「Can I touch?」なんていうと「ほらよっと」って感じで・・・なんかブルガリアに間違った印象を持たせちゃわないか、ちょっと心配しちゃったりして。でも確かにブルガリア、カップクのいい女性が多いのは確かでしょう。でも、ボザとおっぱいに関して科学的根拠はないと思うし、ブルガリアの女性がぼんっきゅっぼん(というより全体にかなりぼんっぼんっぼん(笑)、何でもブルガリア女性の平均は身長163cmで体重67kgなんだって)なのは別にも理由があるんでしょうけどね・・・ 

そんな「ボザ」、もしかして日本でも作れないか?と思ってたら友人のビリーが、「ウチは昔、子供たちが小さかった頃は自分でボザ、作ってたわよ!」 料理上手で、シレネ(白チーズ)やカシュカヴァル(黄チーズ)まで手作りしてたっていうビリー、さすが!! 作り方、絶対教えて!! 「ウチに材料があるから見せてあげる!」

材料は・・・ 「ルシュの粉を使うのよ。もしあればプロソ、もちろん小麦粉でも大麦の粉でもできるけど」う~む、何のことか調べてみると「ルシュ」(カタカナ表記でつづりに完全に合ってなくてすみません・・・)はライ麦、そして「プロソ」とは何と、キビ!! 

「それをまずは炒るの。そして少し焦げたにおいがしてきたら砂糖を入れて、お湯を入れながら混ぜて、キセロ・ムリャコ(ヨーグルトの事)、あっ違う違う、アイリャンと同じくらいの濃さにするのよ。」と爆裂おしゃべりと同時に手も動かすビリー。どこかで嗅いだことあるにおい・・・と思っていたら、そうそう、まさにその名の通り「麦焦がし」、そう「はったい粉」です!!

「それから人肌の温度くらいまでさましたら、1週間ほど置いた発酵の進んですこしスエたボザを種として入れて、毛布なんかにくるんで保温して3~4時間で出来上がりヨっ!!」

言われたとおりにやってみました。

ボザを少し飲み残しといて、もらったライ麦粉を炒って・・・ 基本とっても簡単!! 

できたのは見た目売ってるのとおんなじ!種に使ったボザの容器に移してみたら、見分けがつかない?! あっ、でもドロドロっと濃すぎたかな?

日本だってはったい粉があるんだからぜ~ったいに出来るっ!! 発酵食品全般、特にヨーグルト(ブルガリアのだけじゃなくて「カスピ海」とか、あと紅茶キノコなんかでも、それから納豆も!)に言えることだけど、種、スターター、つまり全部食べてしまわないで少し取り分けたのがあればできるのです。でも、スーパーに行くといっぱい並んで安く売ってるんだからわざわざ作ることはないかナァ・・・ でも、日本でこれつくって「豊胸ビール」ッて売ったら、少なくとも最初だけは珍しさで売れるわナ。でも一口飲んで、イモトみたいに「まっじぃ~」ってなるんだろうなァ・・・ 第一、どうやってスターターを日本で手に入れるか、これが問題!! ブルガリアに来た人で日本に帰国する時、ボザ、一本荷物に紛れさせて持って帰って商売はじめる、っていう人、いない?!  


春が来た!! ランチタイムのソフィア散策

2017-03-05 14:32:38 | グルメ

何か2月末から急に日も明るく照るようになり、晴れた日が多くなりました。雪も姿を消し、降るのは夜に雨・・・ 

あっ!!春を告げるカワイイ「コキチェ」の花も急に顔を出します。このころから町中には3月1日のマルテニッツァのお祭りに向け紅白のヒモを使ったアクセやマスコットを売る人であふれます。

ちょうどお客さんが日本から来てくれていたので市内観光に出かけてみました。

バーニャ・バシ・ジャーミヤの水汲み場やセントラル・ハリのあたりはお約束!!(笑)

日本円の換算率の良い換金所のあるドンドゥコフ通りのほうに歩いてみました。ここは官庁街でオフィス仕事の人がとっても多い!! そういう人の多いところはランチメニューを提供する、ちょっとシャレたレストランや軽食を売るスタンドが多くあります。どっこにしよっかなァ~!! おみやげ屋さんなんかを先に見ていたら12時を過ぎちゃった!! すると、もうどこのレストランも満席!! ガーン!! 行列のできているところも!! 第一候補にしていた、遺跡の横のレストランももう満席でした。嗚呼ぁ・・・あたしたちランチ難民になっちゃった!! とにかくこの辺のレストラン、値段がリーズナブル~ちょっとお高めでおいしく、地元民、特にいわゆるOLっぽい女性がいーっぱい!! 店内もおしゃれにしているところが多いです。ランチミーティングっぽいグループも首からIDをぶら下げたままランチを楽しんでいたりします。

やっとこさ見つけたのは、レストラン「ドンドゥコフ」!! まさにこの通りの名前がレストランの名前!! ここ、席がいっぱいでその上入る間口が小さいから結構空席を見つけやすい!! 

セルビチョール(ウェイター)のお兄さんも親切!! オベドノ・メニュー(ランチメニュー)のムサカにはデザートでバクラーヴァがついて3レバ50!! 激安!! その他にもシレネ・ポ・ショプスキや

ヴィネン・ケバブもリーズナブルなお値段でした。オイシイ!!

ああ、あたしたちがのんびり食べていると他のお客さんたちはオフィスに戻る時間になったようでサーッとひいて空いてきました。ヨシッ!! 次はもう少し早目、11時50分くらいにはレストランを決めてみよう!!

レストラン「ドンドゥコフ」はナロードノ・サブラニエの後ろ。カードは不可、だそうです。でもビアレストランでランチだけでなく夕方からもおいしいビールが楽しめますよ。この辺に来たらお試しくださいネ!! 


SLとお召列車・・・

2017-03-04 15:20:53 | 鉄道

ワタシが「鉄」分の風(?)に吹かれに行く、定点観測点、路面電車を乗り換えようと待っていると、あれっ?もうすぐ列車が通過する?じゃあ、ちょっと見てから路面電車に乗ろっかなっと思った時に・・・ あれっ、これってSLの汽笛じゃない? とケータイを取り出して撮ったのがコレ・・・

SL0302Sofia

SLの後ろにつながるのは新しい食堂車、そして重厚な深緑の列車・・・日本でいうところのお召列車、ってところでしょうか。お召、ってやんごとなき方の、って意味だけど、ブルガリアでいうと第二次大戦の前のブルガリア王室の「ツァル・ボリス三世」の専用機関車と客車、「コロナ・エクスプレス」!! それこそ「お召」!! でも、同じような深緑の客車で共産体制時代の国家元首バイ・トーショ(トドル・ジフコフ)のヴィトシャ・エクスプレスもあるからなァ・・・でもそれなら「お召」じゃない? どっちだろう・・・? まァどちらにしてもなかなかぜいたくな、それこそ「ななつ星」や「瑞風」にも匹敵する豪華な列車です・・・ 通過する列車を見るといっぱいお客さんが乗ってる・・・ ツアー客だろうけど、どこからのお客さんかな?

今日は何の日だったからSLが走ったのかな?とニュースを探してみると、ややっ、あったぞ!! この特別列車のお客さんは・・・何と中国の鉄道関係者!!  ニュースによると中国最大の列車製造会社がブルガリアの国鉄に投資する、だから崩壊寸前(?)のブルガリア国鉄は救われた・・・と

ええ~、じゃあ中国の会社がブルガリアで列車を作ってヨーロッパに向けて売る、ってこと? そういえば中国企業ってアフリカなんかでたくさん工場を作って地元の経済に大きく貢献しているそうな。EU圏内だったらここって最貧国だから、ここってことなの? 確かにヨーロッパと中国って経済の絆、堅そうだもんネ。だから、ここで作る列車って、もしかしたらジーメンスのICEとJR東日本の新幹線のまざったような列車になっちゃう? まるでスマホのアプリで顔をとっかえるみたいな(笑)そして、ここで作った列車をアフリカなんかに売るのか?ジーメンスの本場ドイツでも売るのかな? いずれにしても、ブルガリアの資本主義のお手本は資本主義、もとい市場社会主義(??)の国、中国ってこと、なんですかネぇ??  「鉄」のワタシとしてはブルガリアの鉄道シーンから目を離せません(笑)


2017早春のソフィア鉄ばな2題

2017-03-03 18:22:19 | 鉄道

久しぶりにブルガリアからの「鉄」分供給・・・?

まだ雪残る、寒さ厳し2月のある日、トランバイ(路面電車)を乗り換えようと待っていると、急に市営交通の車がやってきて線路をふさぎ、おじさんたちが降りてきて何か作業をはじめました。アタシの乗る方の電車の線路じゃないけど、何はじめんのかなァ?ポイントもいつもは使わない方の線路に切り替えてるし・・・ と、そこで待機していた電車がズズぅ~とふさがれた方の線路を進んでいき・・・ その先で何かやってるようです。見に行ってみよう!! と・・・

ちょうど国鉄の線路と路面電車の線路が並行する、アタシの「鉄」分補給定点観察ポイントがあるところに(写真では走ってきた列車に隠れて見にくいですが・・・)クレーンが並んでいます。どうやらここまで国鉄の線路で運ばれてきた路面電車の車両に、ここで台車を履かせて路面電車の線路に引き込んでいるみたい。車両はなかなかかっこいいグリーン。どこから来たのかなァ? 路面電車が路面電車を引っ張っていきます!!

ヨーロッパ中(特にチェコやドイツ、オーストリア)やロシアの中古の電車を集めて走らせている(らしい)ソフィア市営交通・・・ ソフィア市電は「ヨーロッパの広電」になれるか?(笑)

それから・・・ある日、地下鉄に乗っていると、あれっ?表示が何かおかしい・・・ ああああああああ!ヴヴヴヴヴヴヴヴ~、すすすすすすすーって(笑)でも、駅名だけはちゃんと表示される・・・ さすがにこれを見て地元民乗客たちもあれっと思ったらしく何人も動画を取り始めました(笑)。アタシも撮っちゃった!

SofiaMetro

でも、アタシが降りる駅では駅の表示は出ず。なんで?

これに加えてもう一つ、けっこうホット(?)なブルガリア鉄ネタを、またすぐにアップしますね!