おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

早春ドライブ ~ブルガリア発祥の地?! シューメン① いろいろあるゾ!! 記念碑&要塞

2011-04-23 23:13:10 | まち歩き

以前からの超仲良し、レニとステフチョがブルガリア北東部の中堅都市シューメンに引越しました。「遊びに来て!!」と言われていたのですが、雪も消え、木々が美しい花をつけるようになったのでいよいよ行ってみる事に!!

ソフィアからヴァルナ方面に向かう国道はクネクネしていますが、さほど交通量も多くなく(特にヴェリコ・タルノヴォを過ぎると)、穴もなく通りやすい!! でもヴェリコ・タルノヴォを抜けるときは穴がひどかったですが。

このシューメン、実はず~っと行ってみたかった所の一つ。まずこの国が今ある形になった歴史の中で、どうも重要な役割を果たした都市らしい。そして私の好きなビール会社、「シューメンスコ」本社があるっ!! 見学できないかな~♪

Dqga 約400kmの道のりを約6時間。田園風景の緑や、急に降った雨でできた虹を見ながら、美しい畑に囲まれた都市に着きました。市内に入るとスーパーマーケットがいっぱいできていて、ソフィアと同じ商品が手に入ります。「ビラ」、「カウフランド」、「CBA」などなど・・・ そのうちの「ビラ」でステフチョと待ち合わせ。突然ふり出したどしゃぶりの雨の中だけどスッ飛んで迎えに来てくれました。

着いたのはもう夜だったので、次の日にシューメンの名所に連れて行ってもらうことに。まずは、「ねえ、”シューメンスコ”ビールの会社って、中で試飲できたりしないかなぁ?」と聞くと、「う~ん、試飲はできるかどうかわからないけどね・・・ でも、何でも中で飲めるシューメンスコ・ビールはものすごくオイシイんですって!! そこで働く知り合いから聞いたんだけどネ。店で売られているシューメンスコ・ビールは”ブクルッツィ(ゴミ・・・つづりと発音のカタカナ表記が違います・・・すみません)”みたいなものだ、って言ってたワ」とレニ・・・ 一番おいしい所は社員のもの、ってことなのか? ブルガリアらしいな~(呆)

Krepost1 まずは「スタリヤ・グラッド(旧市)」の「クレポスト」(要塞)に。すごく保存状態もよく、管理も行き届いている!! それもそのはず入場料3レバ取られましたから。 でも、ここには住居やたくさんの教会もあったようで、人々の生活した様子がうかがえます。ここはオススメ!!

Pametnikfromkrepost この要塞の塔から見えた向かいの丘へ移動。そこには「パメトニック・”スズダーテリャ・ナ・ブルガリア」(某「地球のOき方」では「ブルガリア建国1300年記念碑」となっています)という大きな記念碑があります。この記念碑、超~巨大!!  

Kings そして内側には石の像とモザイク・・・ でもこの歴代の王様達(?)の彫刻、なんだか大映特撮映画「大魔神シリーズ」の大魔神のような、それとも「タイムボカンシリーズ」の「ヤットデタマン」の「大巨神」、または宮崎監督作品によく出てくる「巨神兵」的ロボット、はたまたエヴァ・・・のような・・・(笑。年がバレちゃう。)Tsarboris

建国1300年記念のときに建てられたので、この丘の下からこの記念碑まで1300段の階段があるそうですが・・・ 今日はパス!! 楽して車で直接上まで来ちゃいました。

Mosaic1300steps共産体制のころのものだそうですが、当時の国家元首トドル・ジフコフ氏は最初の出来上がりが気に入らず作り直させたらしい・・・で、これ?! 上~の方にあるのはライオンの彫刻らしいけど・・・ これ、ライオン?? どこがどう良くなったの?Lion

ブルガリアの共産アートの集大成!?、ここもすっごいオススメスポットです!! あっ、これだけじゃなくてまわりはきれいな自然公園、ピクニックもできますよ!!  

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7 コメント

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むちえさん、またおじゃまします。 (室長)
2011-05-02 15:33:17
むちえさん、またおじゃまします。
 リュドミーラは、独裁者の愛した一人娘で、そのおかげで、1年だけど、オックスフォード大学に留学させてもらった。文化大臣となってからは、日本とインドが好きで、何度も行っています。
 インドでは、ヨガを学んでいたそうです。日本には、何とか口実を着けて(例えば、沖縄万博)、夫のスラフコフとともに、行ったりして楽しんだそうです。
 アメリカにも、結構何度も行ったようです。米国では、オキシデンタル石油会長(ソ連と裏の取引があった、変わった人で、レーニンにも支援したことがあったようです)が受け容れ時の接待とか、費用とかを持ったようです。ヴァルナ沖の海底油田、天然ガス、などのプロジェクトを密かに交渉していたのではないかとおもう。
 ともかく、リュドミーラという人は、ほんとうはソ連とか、社会主義とかは、嫌いだったような気がする。
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そうなんですよね。 (あっきん)
2011-05-02 01:03:11
そうなんですよね。
シューメン近辺、結構面白そうなところがたくさんあって。。。
何だかんだでブルガリアは広いので、ある程度の
地域に的を絞らないと周れないですね。
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あっきんさん、こんにちは。 (むうちえ)
2011-04-30 18:30:04
あっきんさん、こんにちは。
ビールが飲めなくても、シューメンのまわりの遺跡はおもしろいところがたくさんありますので、いいかもしれませんよ。でも、ソフィアから旅行するよりもブカレストやイスタンブールからの方が行きやすいかもしれません。

室長様、大変な中コメントありがとうございます。自由化後のブルガリアの歴史も興味深いですね。
この記念碑はリュドミラ・ジフコヴァ女史の作品だったんですね・・・ 彼女は日本やフランスが大好きだった、と聞きますが、本当ですか?
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むーちえさん、こんにちは、 (室長)
2011-04-30 11:27:13
むーちえさん、こんにちは、
 シューメンですか。むかーし昔マダルスキ・コンニックの岸壁彫刻は見た覚えがあるし、近くのプリスカ、プレスラフの遺跡も見たはず。でも記憶はほとんど無い。昔過ぎる。
 この、建国記念碑は、Lyudmila Zhivkovaの建てさせたものでしょう。Veliko Tqrnovoの城に建てられた教会風の記念館と同じような作りですね。
 こういう像は、アイルランドのケルトに関連する漫画本で出てくる絵に似ている気がする。Lyudmilaには、好みだったのかも。しかし、やたらに四角っぽくって、ロボットみたいで、気味が悪いです。悪趣味ですよ。見てないけど、見たくもないような!?
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シューメン、実は行った事ないんですが、近郊も (あっきん)
2011-04-26 01:05:20
シューメン、実は行った事ないんですが、近郊も
見所あるし、行ってみたいところだったんですよ。
ただ、残念な事に(?)ビールが飲めないんですよ、私。
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「通りすがり」さん、こんにちは。コメントありがと... (むうちえ)
2011-04-25 15:01:47
「通りすがり」さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
確かに作り手が一番おいしいものを知っているのは当然ですね・・・ ただ、この会社、就業時間中に従業員が美味しいビールを飲んでいる(または、呑みまくっている?)のではないか、と思ったりして。それに工場には車で通勤してるはずだし・・・
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「一番おいしい所は社員のもの、ってことなのか?」 (通りすがり)
2011-04-24 17:22:37
「一番おいしい所は社員のもの、ってことなのか?」
日本でもそんなもんですよ。農家では一番いい出来の作物は自分の者にするそうでそうですから
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