おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

今年のワイン造りは・・・?

2011-10-24 05:50:43 | まち歩き

この時期に市場に行くと、甘酸っぱい、を通り越して少し発酵したような強烈な甘い香りが漂っています。もちろん、ウチの近所のリューリン共同市場も例外ではありません。それは・・・

Lyulinpazargrapesellerワイン造り用のぶどうがかごにびっしり入れられて、何段も高々と積み上げられて売られているからです。メルロー、カベルネ・ソーヴィニオン、マブルッドなど、種類も様々!! これは毎年の光景なのですが、今年は少し様子が違うみたい・・・ 何が違うって?

Lyulinpazargrapes人々が大きなビドン(プラスチックで出来た樽)を、車に、時にはバンや、そして何とトラックにいくつも積んで直接市場に乗り付けてる!! そしてそれぞれのぶどう屋さん(?)には、

Lyulinpazarmachine ぶどうを潰して枝の部分を取り除いてくれる機械が!! そして「ウチでぶどうを買ってくれた人は無料!!」でその機械でぶどうを潰してくれるのです!! だから、たくさんのぶどうを買っても、うちでぶどうを潰す手間はナシ!! 車でビドンをお店まで運んできさえすれば、大量にぶどうを買ってお店で直接つぶしたものを入れてもらえて、重たい思いをするのは強いて言えば自宅のマゼ(地下室・倉庫)に入れるときだけ!! あとは待っていさえすればおいしいワインが出来上がるというわけです!! このシステムは去年まではなかったゾ!! でも、こんなに簡単にワインが大量に作られちゃったら、お店の商売、あがったり・・・ にならないかなぁ??

ウチのワイン作りは・・・ というと、今年はナシ。だって誰もワインが作れるくらいの量のぶどうをくれなかったんだもん。でも、時々いろいろなところからポロポロもらうぶどう、特に自分の家になってるぶどうをくれたものはどれも甘くて甘くて・・・ 明日は朝ごはんからぶどう!! ですっ!

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 実り豊かな国、ブルガリア・・・ | トップ | お菓子の町、ヤブラニッツァ »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さすが、都会ですねえ。 (Shiggy)
2011-10-24 17:46:16
さすが、都会ですねえ。
売っている葡萄の量が違います。ここらあたりでは八百屋さんや道端のところどころで大きな袋に入れた葡萄を売っていますがささやかなものです。
自宅に成る葡萄でワインをこしらえるのが圧倒的なのでしょう。
毎年ワインを作る隣のご主人に作り方を教わろうと何度も思いましたが、何せブルガリア語がわからないので、出来上がったワインをありがたく頂くだけ.......
ここでもソフィアのような便利なシステムができたら挑戦できますねえ。
この国も結構なスピードでどんどん変わっていくようです。
返信する
ご無沙汰してます。 (室長)
2011-10-25 00:15:00
ご無沙汰してます。
 ワイン用のブドウが市場にいっぱい売っていて、しかもブドウ潰し機が、どでんと置いてある・・・・凄い進歩ですね!昔のブルガリアでは、見られない光景。
 それにマヴルットのブドウというのも、小生はそのままのブドウを食べた記憶がない。羨ましいです。
 ワインも、買う方が安かったから、作った経験ゼロです、これも残念。
 そういえば、ある日本人は、自宅でつくると言っていたけど、自家製は、発酵を止めるのが難しく、2週間ほどで発酵を始めたら、早く飲んでしまわないとお酢になる、と言っていた様な気がする。飲みたい以上に、慌てて飲み急ぐのも、面倒な気がしていた。
 ワイナリーで何時も感じた、酸っぱく発酵するブドウの臭いが、市場で既に始まっている・・・飲みたくなりますねーー。
返信する
Shiggyさん、こちらにもコメントありがとうござい... (むうちえ)
2011-10-25 09:56:43
Shiggyさん、こちらにもコメントありがとうございます。
本格的に作るのでなければワイン作りは簡単ですよ!基本的には潰して置いておくだけですから(笑)。ぶどうの皮にある酵母で発酵するので別にイーストを加える必要もなく・・・(アルコールの度数のために砂糖を加えますが) ぶどうってホントにすばらしい果物ですね!!

「室長」様、お久しぶりです。いつも室長さんのブログ、興味深く読ませていただいています。(とくに「ツァル・キロ」の話は。)
ぶどう潰しマシーン、去年まではありませんでしたし、ソフィア以外の町ではあまり一般的ではないようです。なぜでしょうね? でも、ぶどうのにおいで市場が満たされる時期もほぼ終わりで、かぼちゃが山積みにされる季節がやってきましたよ。
返信する
自家製ワインの国ブルガリアらしいサービスですね。 (gaku)
2011-10-25 20:16:29
自家製ワインの国ブルガリアらしいサービスですね。
私も来年の秋には、ストロミヤーニの村で葡萄を買ってワイン作りに挑戦する予定です。葡萄の木も植えて育てようと計画しています。
観光ビザでは3ヶ月までの滞在なので、途中の世話はお願いしなくてはと考えていますが、うまくいくか育てられるかまだいろいろ問題はあります。それにつけても、ちゃんとブルガリア語を勉強しなくてはと思ってはいるのですが・・・相変わらず少しの単語だけという現状です。
返信する
はじめまして。 (eden)
2011-11-09 22:05:48
はじめまして。
いつも楽しく拝見させてもらっています。
ブルガリアではワインがこんなにも一般的なんですね。
うらやましいです。
食べ物もおいしそうなのがたくさんありますね。
前にレポートされていたメルニックが飲んでみたいです。
どこかで手に入れることは出来ないんでしょうか?
伝説のワイン。。。のんでみたいなあ・・・
返信する
gakuさん、こんにちは。お返事大変遅くなりまして... (むうちえ)
2012-01-03 16:53:54
gakuさん、こんにちは。お返事大変遅くなりまして申し訳ありません。
時期をあわせれば、ぶどうを潰してワインを仕込み、完成したものを飲んで帰ることは可能ですよ!3週間あれば出来立てのワインを飲めますから!今年の秋、ぶどうを堪能してくださいね!!

edenさん、こんにちは。コメントありがとうございます。長い間の放置に懲りず、またコメントいただけましたらうれしいです。
メルニックのワイン、「シロカ・メルニシュカ」という特有の品種なのですが、ブルガリアでは大体どこでも売られていますよ!日本で輸入している所は・・・ さすがにあまり見ませんねぇ。是非ブルガリアに来て飲んでみてください!!
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

まち歩き」カテゴリの最新記事