日本に一時帰国している間に、このキャラクターががんばっているG県に行ってました。某番組で「47都道府県ブランド力最下位」を2連覇していると紹介されてたG県・・・ いいところなんですヨ~!! ホテイやヒムロの生まれ故郷だし(笑)。
昨年2011年の大きな出来事の一つ。 震災を越えて復活したSL「C6120」!! 年末に、山田洋二監督が撮ったこの機関車が復活するまでのドキュメンタリーを、日本(再)放送協会がやってましたねぇ。そういえばあの機関車、小さい頃に遠足で行ったときに見たような・・・ ちょうど日本に一時帰国している間にこのSL、その公園の最寄り駅、伊勢崎駅まで「お里帰り」!! することが分かって、出かけてみました。
30kmほど離れたところまでどうやって写真を撮りに行こうかな?と考えていると、すぐ近所を走る「上毛電鉄」は祭日には終日、自転車を乗せていいんだって!! 上電とJRの線路が一番近くなるあたりまで電車に乗って両毛線の線路沿いに行って見ると、
もうたくさんの人が出ていました!! 踏切にはJR職員が張り付いて、警察もよくパトロールしています!カメラを抱えた鉄だけでなく、地元の人たち、親子連れや孫を連れたおじいちゃんおばあちゃんたちもたくさん出てきて、「40年ぶりくらいに両毛線にSLが走る!!」って大喜び!SLがくるとすさまじい煙とド迫力にみんな大興奮!! しているうちにアッという間に目の前を走りすぎていきました。
G県といえば、「県民の日」に、県内のJR全線乗り放題になる、という鉄にはうらやましすぎる企画があるんですよ。なんともうれしいことに今回、一時帰国と「県民の日」が重なったので、このキップを使わないわけには行かないでしょう!! G県で、JRでいけるうれしいところは・・・ と考えると、「トンネル駅」や「ループ線」も考えたのですが、次に日本に帰ったときには無くなってるかもしれないので今回どうしても行かないといけない、と思って出かけたのは「ダムに沈む駅」、川原湯温泉!!
結局紆余曲折したダム建設計画も「やるっ」ってなっちゃったしねえ・・・ そうなると、この駅と今の温泉街はなくなっちゃうんだよなあ・・・ ひなびた温泉街を歩いているとカモシカがいたり・・・ ムササビがいるので有名だったよなあ・・・
なんて思いつつ野趣あふれる100円温泉(聖天様露天風呂)に入ってきました。何でも、ダムができても、この温泉や、足湯をしながら温泉卵が作れちゃう「温泉神社」のところまでは水は来ないそうですが、それでもこの聖天様露天風呂は浮き島みたいになって入れなくなっちゃうんだって。もったいないなあ・・・
この、川原湯温泉駅がある吾妻線、日本一短い「樽沢トンネル」なんて名所もあるんですが、やっぱり名物は終点の「大前駅」でしょう・・・ 嬬恋村ってなんともいい響きのところにあるのに、一日に4本しか列車が来ない、駅の壁に貼ってあるのは時刻表ならぬ「地獄表」!! 隣の駅までは特急が来るのに・・・ だからこの駅にやってくる乗客はほとんどここで写真を撮って、そのまま同じ列車で折り返し!! この日は県民の日キップでやってきた旅行者たち、特に「鉄英才教育」の家族がたくさんいましたが、普段のことを思うと・・・
鉄英才教育といえば、「テッパク」や「鉄カフェ」それに「博多阪急」、そしてJR九州のSL「人吉号」や「九州新幹線」など、いろいろと日本の鉄ネタがあるのですが、それはG県くくりにならないのでまたの機会に(笑)・・・
G県くくりと言えば、もう一つの地方の鉄道、「上信電鉄」がありましたねぇ。古~い電気機関車をかたどったトイレがあったり、ちょうど乗った日にはかわいい中学生の男の子と女の子が職場体験で降りてきた乗客からキップを集めていました。
沿線には、みんな学校で絶対勉強した(G県民にはJ毛かるたでおなじみの!)富岡製糸場がありますね!! 世界遺産に登録を目指してるらしいけど、どうなるかなぁ?個人的には下仁田ネギとこんにゃくのほうがより有名だと思うけど。おいしいし(笑)。あっ、そういえば、この富岡製糸場の施設、あのドラマ「N極大陸」で撮影に使われて、キムタクが来たんだって!!! 皆さん、どこのシーンだったかわかりました?