おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

友人と一緒にホンのちょいとギリシャの古代遺跡と海へ!

2018-02-06 08:28:12 | 旅行

話は少し戻りますが・・・ 1月、つまり冬。日本からのお客さんとギリシャ国境に近いサンダンスキ、メルニックに行ったのにはもう一つの理由・・・ やっぱ寒い時はもっと南へ!! いっちょ国境を越えてギリシャにでも行ってみる?と聞くと大賛成!!ということで。それにちょうど車の免許、切れてない国際免許があるのでブルガリア以外の国にも大手を振って行けるし。

一応地図を見ると、この方面、ゴッツェ・デルチェフ方面からの国境と、メジャーなクラタ方面の国境があります。クラタの国境はいつも混む、って印象があるんだよなァ。そしてゴッツェ・デルチェフに住んでるブルガリア人の友人夫婦が「ギリシャなんてすぐだよ!!ここからあっという間にカヴァラまで行けるヨ!!」というので、ゴッツェ・デルチェフOUT、クラタINでちょいと遺跡巡り&港町というコースで行ってみようかなァ~。この辺の事、「マケドニア」って言うんだよネェ・・・最近ちょっとホットな話題になってる・・・そしてこの辺で「マケドニアってどこ?」って聞いちゃダメなんだよね・・・

その日は暖冬のこの冬にはとても珍しい大雪!! より暖かいはずのブラゴエフグラッドより南側も真っ白!! さすがにギリシャ側に入ると雪は雨に変わり、ほとんど止みましたが・・・ 予定よりずいぶん遅れて世界遺産、フィリピ遺跡へ。

古代ローマ帝国の植民地だった古代都市フィリピ。「お前もか!」で有名なブルータスと、こちらも「テルマエロマエ」でおなじみ(?)アントニウスが戦ったのもこの近所だったとか・・・ 昔市場ができて人でにぎわっていたであろう柱列の並ぶフォーラムやいくつものバシリカ、それに大きな円形劇場も。ず~っと前に行ったときには公衆トイレなんてのも見れたんだけど、今はバシリカが崩落の危険性ありで入ってみることはできませんでした。

遺跡には列柱、柱頭、刻文の一杯入った石碑・・・目を凝らすといろんなところにいろんな彫刻が刻まれています。

ゲーム盤じゃないか?と言われるものや、

ここ、鳥(鶏?)屋さん?

卍なんかも彫られていたり・・・ いろんな営みがあったんだろうなあ・・・

遺跡の中には「聖パウロの牢獄」なんてあります。

遺跡からすこし離れたところにはここでその使徒パウロから最初に布教を受けたリディアという女性が洗礼を受けた場所、というのがあるのですが、

この辺の教会のお約束通りイコンがあって、その横の木にはたくさんのリボンが結ばれています。ブルガリアのマルテニッツァとはずいぶん違う・・・

写真付きのリボンもあって、これって何かの願掛けなのかなァ?

到着が遅れたせいで閉館まで残り10分でバタバタと見て回った博物館。面白かったんだけど時間なさすぎ!! 時間が過ぎちゃって遺跡の入口の窓口のおねえさんが遺跡の真ん中まで半分怒り気味(?)に迎えに来た!! すみませ~ん・・・

ここまで来たのでせっかくなので海を見たいとカヴァラの町まで行ってみることにしました。うまくいけば魚屋さんで新鮮なお魚を買えるかなァ・・・とは思ったのですが・・・港を少し見ただけでさっさとブルガリアに向けて帰ることにしました・・・だってなんでも高いんだもんっ!!コーヒー1杯もバカにならない値段・・・「ギリシャでは一銭も使わない!!」という固い決意とともに出てきたもんで。話を聞くとブルガリアに住んでるギリシャ人たちも、国境を超える前にブルガリアの最後のカウフランドで旅行中の食糧全部買い込んで実家に帰ったり海に行ったりするんだってサ(笑)

コメント
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