おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

地産地消・・・でも混乱しそうだっ!!

2014-10-28 16:54:48 | 食・レシピ
庶民の街、リューリンに、またもや新しいスーパー「ペニー」!!

もう、このチェーン、どこでも出店しまくっているので、リューリンの近所にできる前でも結構いろんな便利なところにあってもうおなじみです。この手のスーパーの広告、よく見ると最近必ず表示される「ブルガルスコ」とか、「プロイズヴォットストヴォ・オット・ブルガリア」とか・・・ つまり「ブルガリア産」ということなんですけど、とにかくどこでも書いてあります。近頃トマトやジャガイモなど、近所で採れたほうがおいしい野菜たちも、よく見るとチェコ産、フランス産、エジプト産がスーパーに並んでいます。そのやって来た距離を考えると、この価格で出しているということは品質が低いということ。Aクラス品ではありません。味は悪くないのですけどもネ~!!

また、ブルガリア人の間で、「これは外国にしかない、外国のもののほうが質がいい」と常識的に考えられているものもあります。そのうちの一つがバター!! 「バターはネムスコ(ドイツ産)がウマイ!!」とみんな言うのですが・・・ 輸入しているのか、それともネムスコ製法で地元生産されているのか、イマイチよく分かりません。だからペニーの広告はこんなに混乱しているように見える・・・

ちなみに、最近よくセールで出されるバーボンウィスキー!! アメリカ大キライのブルガリア人にも受け入れられつつあります。また伝統のシレネ、カシュカヴァル以外のチーズも!! チェダー、ゴーダ、エダムなどパンにはさみたくなるものや、モッツァレラ、ロックフォール、マスカルポーネ、パルメザン、カマンベールなどもどこでも見るようになりました。

「ブルガリア伝統のものを!!」という掛け声は、政治的な意味合いもあって強くなっていますが、消費者の立場に立って考えると、目新しいよいものがほしいっ!! ていうのも本音ですよね!! 日本人のワタシは、ちょっとどれがブルガリア産なのか何なのか、しばらく混乱しそうです。
コメント (2)
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