おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

日曜日なのに首都ソフィアに人がいっぱい!?~お選挙サンデー

2014-10-08 21:02:17 | ニュース

Infrontofschoolbotingday0 庶民しか住んでない、秋深まるリューリン・・・ あれっ?今朝は早くからたくさんの人が街に出てるなァ~?! 実は10月5日はブルガリア国会議員の選挙でした。普段あまり見ない家族連れが小学校へ向かいます。おじさんたちなどスーツにネクタイ!? 

Noalcholdaybeforeboting 前日の土曜日は「ラズミスル」(=熟考、黙想?)の日、そして選挙当日の日曜日とこの週末はお酒を買うことができないのでまあまあシラフですネ。日本でも選挙の日は投票の後に外食って人も多いもんネ。みんなで出かけた後にカフェでお茶したり公園で子供を遊ばせたり・・・ でも、レストランに行ってもお酒は出ませんが・・・ 前にも選挙のネタは書いたことあるけど、でも今回はもっと人出は多く見えます。Breakforwatchers

Infrontofschoolbotingday まァ、そりゃーそうです。ブルガリアの政府は相変わらずの混乱・・・ 日本人のワタシから見ると不思議なのですが、前回の選挙以降、あの「ニセ投票用紙を国営印刷所で作らせた前与党」事件も、「何万ユーロもの不正収入&受注した公共事業は縁者で山分けした現与党」のウワサもどこ行っちゃったのかなァ? こんなこと、ウソでもメディアが書き立てるようなことがあれば日本なら当の昔に職を失うはずなのに・・・ 投票に行って何とかせねば、と思ったのでしょうか。それとも(ロシアでもよく言われることですが)「悪いヤツ、すんごく悪いヤツ、そしてとんでもなく悪いヤツしか政治家にいないから、それじゃあせめて悪いヤツに投票しておくか・・・」と言う感じなのでしょうか?結局のところ結果はますます先が見えない感じになっちゃいましたけどネ。特に、どこの政党も、「年金を上げる」とか、「公共料金を下げる」とか、お金のことは確約できないから仕方ないのかなァ・・・ だからでしょうか、選挙の争点が本当の問題から他に目を向けさせるものが多かったような・・・ 「アメリカ反対!!」「難民受け入れ反対」などなど・・・ でも、これってちょっと人権問題的にどうよ?明らかに人種問題的にまずいんじゃあないの?(怒!!) と政党やそこの代表者のセンスを疑うポスターも・・・Nationalisticposter

去年の今頃まで、ご年配の方々や学生など、いろいろな人々がデモをしたり、街頭で熱心に議論したりと政治に関心を向けていたのですが、首都ソフィアでは今はもうそのようなものは見ません。どうやってもこの国は変えられない、ってことなのかな?Conversationafterboting

あっ、そうだっ!! いい手があるっ!! せめて選挙のときの禁酒、やめにしてあげたら?そしたら選挙に行った後みんなでレストランに行っても楽しいだろうし、結局変わんないんだったら、そのほうがいいんじゃないのかな?(笑)

それにしてもヘン・・・ 選挙の日だけかも・・・ 人々が家族で何かの目的があって一緒に歩いてるのは。禁酒のせいで誰も二日酔いじゃないから、お父さんもお母さんも(!?笑)スッキリ笑顔で歩きつつ子供たちとおしゃべりしています。もっと日常でこういう風景を見られるようになるといいんだけど。