おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

芸術の秋inブルガリア④ ヨーグルトの里の博物館

2014-10-01 14:51:38 | アート・文化

ブルガリアってのどかだな~、牧歌的ってこういうことネ~・・・ を味わいたいならソフィアの近所でおススメはブレズニックからトゥルン方面です。晴れた日には本当にのーどーかー・・・ 丘陵地&小川、草を食む牛、羊・・・ 体にいいハーブがかわいい花をつけて風に揺れています。Fieldtotran

この方面に行くには車かソフィア発のバス。ペルニックからまず入るブレズニック、その後はズズーッと山を登っていきます。そして谷あいの街、セルビア国境に近い街トゥルン。ここへは以前に来たこともあるのですが、実はネットで分かった事・・・ ブルガリアヨーグルトの原点はどうもこの辺らしいということ。そしてここにも「ムゼイ」、つまり博物館があるらしい、ということ。でも地図とかないので、トゥルン市内にある大きなホテルのフロントで聞いてみることにしました。すると・・・

「えーっと、トゥルン市内じゃないんですよ。私も行ったことないんですけど・・・ 確か国境方面にもう少し行って、2つガソリンスタンドを越えたら二又に分かれているところがあって、そこを左に行くとあるはずよ。タブロート(看板)が出てるはずだから・・・」という未確認情報(?)。ちなみにこのホテル、二人一部屋で一泊72レバだそうですヨ。

Directiontomuseum でも、車で走り出すとこのホテルの人の言ったとおり!! 分かれ道には「ヨーグルト博物館」の看板がありました!! その博物館がある「ストゥデン・イズボル」という村まで分かれ道から5分くらい。

Entrancetostudenizbor 村の入口からするとも~んのすごーく小さな集落的な感じ・・・ ここを登るのか?って言う小路をふくよかなうちのムルティプラちゃんで行くとパッと開けて、すぐに目に入ったのはこのムゼイ!!Bulgarianyogurtmuseum  

Yogurtmuseumlady 上から顔をのぞかせたおねえさんが「見て行くの? じゃあどうぞ!」と入口のカギをあけて案内してくれました。Yogurtmuseumoutside

とってもちっちゃくてかわいい博物館。お約束どおりのブルガリアの民族衣装に、Insideyogurtmuseumrocalcloths

Yogurtmuseumserenemaker さすがはヨーグルト博物館なのでヨーグルトやバター、シレネをつくるのに使われた道具、

そしてヨーグルトの歴史やヨーグルトの効能を調べたこの村出身の博士のことがパネルにされ、ヨーグルトの旅を牧場からスーパーマーケットまで模型で示した展示・・・ なんともシンプルでほほえましい・・・Insideyogurtmuseumgeorama

「ここには日本の大使が新しく就任すると必ず来るのよ。私はもう3人ここを案内したワ。」とおねえさん。やはり日本のヨーグルト、特に「明Oブルガリア」のふるさとなんでしょうか・・・ でも、×治ブルガリアヨーグルトの写真でよく出てくるのはロドピ山脈の山間の村のような気がするけど・・・ アンド琴欧州・・・

Kiselotoisireneotmuzeya 帰りに入場料2レバを払うとすぐそこに冷蔵庫!! 「ムリャコ(=ミルク、この場合はヨーグルトのこと)とシレネよ。オオ~っ!! すぐに買ってみました。帰って食べたシレネは絶品!! 「スヴェジョ」つまりフレッシュなもので歯ごたえも楽しい!! でも一度、本物の、ナイフで切っても手で持てるヨーグルト、食べてみたいなー!!