

信頼を置いている書店にいったら、ドキュメンタリーの棚にこれがあった。ちょっとお高くて、ハードだけれど、テーマは好きな海洋ものなので買ってみた。
”最も過酷なヨットレースに挑んだ男たち”と副題がついている本。1968年サンデータイムズ社主催でおこなわれた、ゴールデン・グローブ世界1周レースの模様をえがいた本。
レースは無寄港、海上でも出港時につみこんだもの以外一切受け取る事ができず、新聞も手紙もうけとれないという非人道てきなルールが決められていえ、その割に参加資格の制限はほとんどないものだった。
読み始めると本の装丁が硬くて開いているのが結構大変。そして登場人物はもちろん外人で人数もおおいので、なかなか入り込めないで苦労した。
そんなことで参加者は様々、そこからの問題も発生する。
9人が参加したが、船の手配から準備ときちんとできた人が結局勝つことになるわけだけれど、とんでもない人がいて、結果的にひどいことになった。現代の原子機器のない時代での冒険、読んでいておもしろといえる展開になる。
本の帯にネタバレがあるのは(こちらはそれに気が付かないで良かった)よろしくない。
帯の文を引用してしまおう。
1968年に開催された、史上初の無寄港世界一周レース。9人が出航し、8人は脱落、遭難、自殺。かえってきたのはたった一人ー。
この帯で内容はわかってしまうけど、ドキュメンタリーだから話は結果だけじゃないからいいか。
この後いくつか映画にであったので添えは後程。
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