
幸せな人生の選択
日本タイトルはどうでも良いようなものになっているけれど、現代は「トルーマン」、主人公のかっている犬の名前だ。
どう考えてもことらの方がおさまりが良い。
話はスペインに住む肺がんで余命がない友のもとを、カナダから落ち連れた親友との4日間の物語になる。
カナダの冬の街並みとギターの音で始まって、主人公がスペインに出発する場面は、わずか1分で死期を悟った友人への思いが見事に表された。
実に丁寧に描かれたストーリーは、この年になる見には実は身近だ。
亡くなる友人を送ったことも、いやもうすぐこちらの身のことかと思うことも、また気を使ってくれる息子がいることも、すべてこの映画はこの年になると身にしみる。
2015年のスペイン・アルゼンチン合作でセスク・ゲイ戸井監督の作品でスペイン版アカデミー賞といわれる第30回ゴヤ賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞の5部門を受賞したそうだ。
このストーリーなら、日本を舞台に俳優をえらんでリメイクが十分に可能な日本にあるストーリーだとおもった。
ゴミみたいな犬も良い。
採点 3.7 ツタヤ採点 3.02
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます