JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

朝からドノヴァン Spectrum / Volker Kriegel

2008-03-27 23:08:13 | 聞いたけどCDどちらでも


「朝からアドノヴァン」という題は正確ではありません。(いつものことか)
朝からドノヴァンを聴いているのではありません。正確に言うならば「朝からドノヴァンを思い出した」です。
DAVE PIKE SETのふるいアルバムでシタールなどを聴いたら、もっとサイケな雰囲気を味わいたくなりました。それでそのアルバムでもシタールやギターを弾いていたVolker Kriegelのアルバムがありましたので聴いています。
残念ながら2003年に亡くなっていますがPIKEのアルバムの2年後1971年の録音です。
朝の通勤途中、このアルバムを聴きながら思いだしているのは、なぜかドノヴァン、もはや知らない方もいると思います。1966年からイギリスのフォークソングからスタートしてサイケやワールドのいろいろな要素をとりいれたヒット曲を出した人です。
この時代もちろんJAZZも聞き始めていましたが、POPSも聴く状態で、結構この人好きでした。「メロー・イエロー」、「サンシャイン・スーパーマン」「ハーディー・ガーディー・マン」「ジェニファー・ジェニファー」など 思いだしました。その60年代後半のサウンドにJAZZ色を入れたギターアルバムで、2曲目はウエスが(この時点で既になくなっています)がいたり、3曲目ではノイジーにしたりしますが、ちょっとチープな、サイケなリズムとシタールの入る音色の1曲目、フォークロック的な曲想の5曲目が今では一番たのしい。
その他の今日はやはり時代が過ぎ去って取り残されたものを聴くようなところもあります。その意味では雰囲気の好きな曲は良いと思うし、後はどちらでも、それが古い知らないアルバムを聴くときの心構えでしょうか。
でも、思わぬことが思い出されたり、古い知らないアルバムも未知の魅力を秘めています。


Spectrum / Volker Kriegel

Volker Kriegel guitars,sitar
John Tayler Erectra piano
Peter Trunk bass,electric bass,cello
Cees See percussion
Peter Baumeister drums,percussion

1 Zoom
2 So Long,For Now
3 More About D
4 Suspicious Child,Growing Up
5 Instant Judgement
6 Ach Kina
7 Strings Revisited
コメント
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