JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

8マン 走る  BEDROCK / URI CAINE

2008-03-23 20:33:11 | 聞いてますCDいいと思う
土曜と日曜日を会議するということてで年に一度出かけてまいりました。順調に議題も済んで返ってまいりましたが、だいぶつかれています。名古屋に2日いました。
疲れを取ってくれるのはやはり音楽です。キースのアルバムを聴きながら、安らいでいるところです。名古屋にいく日からわずか一日なのに私の家の近く大好きな桜が咲いていました。とても色の綺麗な清楚な桜です。つかれて返ってきたのですが、うれしくて写真を撮りました。もっと時間をかけてとればいいのでしょうがこちらでです。私の春を決めてくれる木です。










昔8マンという人気マンガがありました。1963年の事です。桑田二郎が書いたスーパーロボット刑事で、ピストルの弾よりも速く走り、変奏と言うよりか外観を完全に変える事が出きる優れものです。





電子頭脳のオーバーヒートを抑えるために、たタバコの形をした抑制剤を定期的にとらなければいけないというのが弱点でした。
そのもう一つ昔、1960年には別の刑事がいました。“多羅尾伴内”「七つの顔の男だぜ」です。片岡千恵蔵が演じた刑事はいくら変装しても全て同じ人でした。





このアルバムを聴きながら思っているのは“8マン”です。決して“多羅尾伴内”ではありません。
Uri Caineはアコーステックピアノのトリオをメイン聴いてきて、とても良いと思っています。最近エレピを弾いているのアルバムを聴いて驚きました。
そしてそのラインがしっかりと、強力に出ているのがこのアルバムです。アコとまるで違う顔、“8マン”です。
ヒップホップやファンク、ドラムンベースやギミックなサウンドを入れた一筋縄ではいかないアルバムです。
初期のエレクトリックマイルスのサウンドみたいにはじまる演奏は連なって続きます。
3曲目ドラムンベースの後に続くエレピの疾走感、4曲目につながるとエレピの音を把握したダイナミックな展開です。
下手なエレピですと装飾音にしか聞こえませんが、音に曲がぴったりです。
5曲目エレピから途中急にアコーステックに変わるところが凄い、アコの存在感、音の美しさ、まるで別の人みたい。
リズムの2人はドラムスはタイトできっちりと叩いてサウンドにぴったりです。
7曲目から後半ボッサのリズムになるのに、クラにいるようなザワザワ感のサウンドが重なっていたり、8曲目かなりノイジィーにしたり挑戦的です。
11曲目などはDJやvocalが入り乱れて、グシャグシャとどこかに走り去ってしまいました。「8マンだ!」




BEDROCK / URI CAINE

Uri Caine piano,Fender Rhodes,electric piano
Tim Lefebvre bass
Zach Danziger drums,additional sounds

1 Our Hour
2 Nymphomania
3 Fang
4 Skins
5 Homphrey Pass My Way
6 Flagrant Fragrant
7 Toe Jam
8 Red Eye
9 Lobby Daze
10 J.Edger Hoover in a Dress
11 Root Canal
コメント (2)
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