大津野村の野々浜に瘡守(かさもり)さんと呼ばれる神社があった。
今もある、場所は山陽本線の大門駅から東へ500m程の線路の北側の丘にある。
その瘡守さんのお祭りは、夜に露店が参道を埋める程に左右に並んでいる。
30円ほどのこずかいを親から貰って、そのお金をしっかりと持って、暗い夜道の峠越えをした。
峠を越すと広島県側になるが、野々浜漁港に近い。そこから北へ田んぼの道や、民家が点在する田舎道を北へ向かう。
山陽線が近くなるとほっとする。
線路の踏切を越えると、お祭りと露天の灯りが煌々と目に飛び込む。
参道には、どの店も子供の興味をそそる商品を並べて待っている。
その中に豪華景品をならべたクジの店があった。
その商品がどうしても欲しくなり、10円出してクジを買った。
クジは5枚あり、その内の1枚が当たりクジ。
最初、5枚のを買ったので確率は20%だったが、ハズレだった。
次に3枚に時に買った、確率は33%だったが、ハズレだった。
最後の10円は、2枚の時に買った。確率は50%だったが、ハズレた。
3回かったクジの当選率は100%を超すが、それでもハズレ。
その後も、他人がするのを(買うのを)見ていたが、5.4.3.2枚、すべてハズレだった。
子供を馬鹿にした露天商だと思った。
帰りの夜道は遠いけど、気持ちの重さも加わり、遠い遠い帰り道だった。
今もある、場所は山陽本線の大門駅から東へ500m程の線路の北側の丘にある。
その瘡守さんのお祭りは、夜に露店が参道を埋める程に左右に並んでいる。
30円ほどのこずかいを親から貰って、そのお金をしっかりと持って、暗い夜道の峠越えをした。
峠を越すと広島県側になるが、野々浜漁港に近い。そこから北へ田んぼの道や、民家が点在する田舎道を北へ向かう。
山陽線が近くなるとほっとする。
線路の踏切を越えると、お祭りと露天の灯りが煌々と目に飛び込む。
参道には、どの店も子供の興味をそそる商品を並べて待っている。
その中に豪華景品をならべたクジの店があった。
その商品がどうしても欲しくなり、10円出してクジを買った。
クジは5枚あり、その内の1枚が当たりクジ。
最初、5枚のを買ったので確率は20%だったが、ハズレだった。
次に3枚に時に買った、確率は33%だったが、ハズレだった。
最後の10円は、2枚の時に買った。確率は50%だったが、ハズレた。
3回かったクジの当選率は100%を超すが、それでもハズレ。
その後も、他人がするのを(買うのを)見ていたが、5.4.3.2枚、すべてハズレだった。
子供を馬鹿にした露天商だと思った。
帰りの夜道は遠いけど、気持ちの重さも加わり、遠い遠い帰り道だった。