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石ノ森章太郎さんワールド!

2016年07月31日 | O60→70(オーバー70歳)
▼カミさんの実家から、帰路は仙石東北ラインじゃなくて、海岸線を走る仙石線にしました。
▼ホームに入って来た電車を見て、「あ〜っ、石ノ森章太郎さんワールドだ!」と感激しました。サイボーグ009から、仮面ライダー、時代劇ものまで、オールスターキャストなのには驚きました。
▼石ノ森章太郎さんが、石巻市出身ということはあるにしても、これは素晴らしい社会貢献の姿ではないか、とリスペクトさせていただきました。
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「宮沢賢治」でございます!(その14)

2016年07月31日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
「グスコーブドリの伝記」
【362~363ページ】
男はポケットから、まりを十ばかり出してブドリに渡すと、すたすた向こうへ行ってしまいました。ブドリはまた三つばかりそれを投げましたが、どうしても息がはあはあしてからだがだるくてたまらなくなりました。もう家へ帰ろうと思って、そっちへ行って見ますと愕いたことには、家にはいつか赤い土管の煙突がついて、戸口には「イーハトーブてぐす工場」という看板がかかっているのでした。そして中からたばこをふかしながら、さっきの男が出てきました。
「さあこども、たべものもってきてやったぞ。これを食べて暗くならないうちにもう少し稼ぐんだ。」
「ぼくはもういやだよ。うちへ帰るよ。」
「うちっていうのはあすこか。あすこはおまえのうちじゃない。おれのてぐす工場だよ。あの家もこの辺りの森もみんなおれが買ってあるんだからな。」

【406ページ】
「私のようなものは、これからたくさんできます。私よりもっともっとなんでもできる人が、私よりもっと立派にもっと美しく、仕事をしたり笑ったりして行くのですから。」

[ken] 本篇でも管理・監督者がたばこをふかしており、裕福な階層や管理・監督者が吸うものとして登場しています。てぐす工場の成り立ちは「てぐす」を「羊毛」と読み替えれば、イギリスで起きた「囲い込み」と似ていますね。そこで働いていたブドリは、転職し優秀な技術者となって、鉄腕アトムのように皆の期待を背に、街を守るための犠牲になるのでした。(つづく)
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仙台の「牛タン定食」、これだぁ〜っ!

2016年07月31日 | O60→70(オーバー70歳)
仙台S-PAL地下の喫煙所で一服し、「牛タン定食」でランチしました。うまかった〜っ!
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真夏のプラムが好き!

2016年07月31日 | O60→70(オーバー70歳)
▼夏はトウモロコシもいいですが、プラムがガツーンと体に染みて、今日は3つも食べてしまいました。
▼冷蔵庫で冷やしておいたものなので、余計に酸味が際立ち「夏が来た〜っ!」と実感しました。ちなみに、私は真夏でも、果物を冷やさずに食べるのが好きです。
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仙台の七夕飾り!

2016年07月30日 | O60→70(オーバー70歳)
仙台の七夕飾りは、でっかくて、日本情緒にあふれ、しかも風になびいて美しい!
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「宮沢賢治」でございます!(その13)

2016年07月30日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
「二十六夜」
【336ページ】
「いやいや、みなの衆、それはいかぬじゃん。これほど手ひどい事なれば、必ず仇を返したいはもちろんのことながら、それでは血で血を洗うのじゃ。こなたの胸がはれるときは、かなたの心は燃えるのじゃ。いつかはまたもっとひどく仇を受けけるじゃ、この身終わって次の生まで、その妄執は絶えぬのじゃ。ついには共に修羅に入る闘諍(とうそう)しばらくもひまはないじゃ。必ずともにさようのたくらみはならぬぞや。」

【342ページ】
「心しばらくも安らかなることなしと、どうじゃ、みなの衆、ただの一時でも、ゆっくりとなんの心配もなく落ち着いたことがあるかの。もういつでもいつでもびくびくものじゃ。一度梟身(ひとたびきょうしん)を尽くしてまた新(あらた)に梟身を得(う)とこうじゃ。泣いて悔やんで悲しんで、ついには年老る(としとる)、病気になる、あらんかぎりの難儀をして、それで死んだら、もうこのような悪鳥の身を離れるかとならば、なかなかそうは参らぬぞや。身に染みこんだ悪業から、また梟に生れるじゃ。----」

[ken] 本編では、復讐や仇討の連鎖を戒めています。私自身に「身に染みこんだ悪業」はありませんが、悔しかったこと、謝罪しなくてはいけないことは多々あります。若い頃には復讐心や「いつか見返してやる」といった気持ちに、冷静さを失う場面もあったことは事実です。しかし、宮沢賢治さんは37歳で他界しますが、私は今年の5月で63歳になりました。日本の男子平均寿命80歳からすれば、残りが17年ということになります。考えようによっては長いような、指折り数えれば短いような、さてどうしようと覚悟のない気持ちになりますね。
ところで、6月24日はイギリスがEUからの離脱を決めた日として、私はこれからも記憶に残しておこうと思います。当日の日経平均株価は14,926.59円(▲1311.76)と暴落し、米国ドルも102.34円まで円高が進みました。まさに、本篇にある「闘諍しばらくもひまはない」状態が続き、紛争や貧困に苦しむ中東やアフリカから、欧州への難民の流入が数10万人規模に膨らんでいる状況に対して、イギリスが出した答え(国民投票)だったのです。(つづく)
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古い切手と簡易郵便について

2016年07月30日 | O60→70(オーバー70歳)
▼事務所で、片付けをしていた同僚女子が発見した古い郵便はがきと簡易書簡です。
▼こんな感じだったことは、かすかに記憶に残っていたけれど、実物を目にすると感慨深いものがありますね。
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横浜から仙台に着いた!

2016年07月29日 | ここで一服・水元正介
▼仙台の七夕飾りは、でっかくて、日本情緒にあふれ、しかも風になびいて美しい!
▼本日は年休、仙台S-PAL地下の喫煙所で一服し、今から牛タン定食でランチしました。地元で食べる「牛タン定食」は、実に、実に美味しかったです。
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「宮沢賢治」でございます!(その12)

2016年07月29日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
「よだかの星」
【299ページ】
----、夜だかは大声をあげて泣き出しました。泣きながらぐるぐるぐるぐる空をめぐったのです。
「ああ、かぶとむしや、たくさんの羽虫が、毎晩僕に殺される。そしてそのただ1つの僕がこんどは鷹に殺される。それがこんなにつらいのだ。ああ、つらい、つらい。僕はもう虫をたべないで飢えて死のう。いやその前にもう鷹が僕を殺すだろう。いや、その前に、僕は遠くの遠くの空の向こうに行ってしまおう。

【304ページ】
夜だかは、どこまでも、どこまでも、まっすぐに空へのぼって行きました。もう山焼けの火はたばこの吸殻のくらいにしか見えません。よだかはのぼってのぼって行きました。寒さにいきは胸に白く凍りました。空気がうすくなったために、羽根をそれはそれはせわしくうごかさなければなりませんでした。

[ken] まるで語り部さんのように、「ぐるぐるぐるぐる」「遠くの遠くの」「のぼってのぼって」「どこまでも、どこまでも」「それはそれは」というフレーズに、何とも言えない心地よさを堪能させていただきました。「よだかの星」では、宮沢賢治さんの仏教思想が色濃く伺えますね。そもそも食物連鎖とは、生物群集内での生物の捕食(食べる)・被食(食べられる)点に着目し、それぞれの生物群集における生物種間の関係を表す概念です。本書では、生物連鎖の無常観に耐えきれない「よだか」の物語です。私たちは必ず死にますし、日々の食べ物に感謝を捧げつつ、ときどき生物連鎖の無常観に浸る時間を持った方がいいと思いました。(つづく)
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1000円切手が新しくなった!〈英訳付〉

2016年07月29日 | O60→70(オーバー70歳)
1000円切手が、去年までは国鳥のキジだったのに、今年は富士山に変わっていました。キジの絵柄の方が細密で、なおかつ重厚感があったような気がします。しかし、よく見るとこの富士山も荘厳さに満ちていますね。

The 1,000-yen stamp had been the national bird, the pheasant, until last year, but this year it was changed to Mt.
I think the pheasant design was more detailed and still more dignified.
However, if you look closely, this Mt. Fuji is also full of majesty.



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