たばこの気持ち

大リーグのドジャーズには、大リーガーのダルビッシュ有投手が「ダル」です。我が家のダルは、ハムスター・ダルメシアン種のダルちゃん（メス）です。かわいいんだ、これが。

ゴルフ天国から横浜に引っ越してきてから、ゴルフ場でラウンドする機会が格段に減りました。それに伴い練習場に顔を出すことも少なくなりました。

とはいうものの、家族の共通の趣味なので、運動不足解消を目的に、たまには汗を流しに練習場へ行っています。加齢とともに、身体の動きも悪くなっています。意識的に運動しなければ、ますます「水は低きに流れる」のことわざどおり、身体がなまってしまいますね。

声を出して絵本や小説、詩などを読む「朗読」は、NHKドラマ「この声をきみに」のような高齢者施設でも盛んにとりくまれていますし、幼児期における読み聞かせの大切さを含め、ブームになってきたようです。

私は16年ほど詩吟をやっているのですが、詩文（漢文）を吟じること以上に、声を出して読む「素読」を重視しています。詩文を声をあげて繰り返し読むことで、言葉のリズムや詩情を感じ取ることができます。

最近は、午後6時からの通常の詩吟教室に加え、毎週金曜日午後4時から1対1でのお稽古をしていますが、その効率性に驚かされています。新しい生徒さんは、先日が10回目のお稽古でした。初めて独吟をしていただいたところ、３つ振りも早々に出来ており、私まで嬉しくなりました。

10月15日、千鳥ヶ淵付近の喫煙所でたばこを吸っている男性がいました。私も吸いたくなり、おそらく近くにコンビニがあったなら、たばこを買っていたに違いありません。

半蔵門に向かって坂を下り、途中、お堀側の土手に生えているアカツメクサを写真に撮りました。


三宅坂には、元の社会文化会館（日本社会党本部）があり、国会前の坂からビル群を眺めると、右がJT本社ビル、左は虎ノ門ヒルズでした。

高齢化社会を元気に生きる秘訣として、「今日行く（教育）」と「今日用（教養）」が大事であると言われています。さながら、先日の私は用事がなく、家で録画しておいたテレビ番組でも見る予定でしたが、直近になって友人からお誘いの連絡があり、東京駅まで出かけることになりました。

ランチを食べて、山形新幹線で帰宅する友人を見送り、せっかく来たのだからと東御苑に行きました。小雨の中の天守跡はもとより、雨に濡れた石垣群の、クレーが描いた抽象絵画にも似た趣に感動しました。東御苑には何度も来ていますが、小雨の日は初めてでした。友人からのお誘いが、雨に濡れた東御苑と対面させてくれたのですね。

先日、私はミーティングでケータイを2度鳴らし、同僚女子に注意され、その日の夕方、病院の受付でもカミさんからの電話に出て、病院スタッフから注意されました。「ちょっと非常識」であったと反省させられましたが、なかなか自分の「非常識」は持って生まれたものらしく、修正が効かないのです。

そんなとき、NHKドラマ「この声をきみに」に関連して、「おじさんのかさ」の原作者である佐野洋子さんは、谷川俊太郎さんの3度目の元奥さんでしたが、谷川俊太郎さんのことを「非常識は常識のある人のときどき見せる的外れな言動をいいますが、あの方の場合『無常識』なのです」みたいな評価をしていました。そこで、私も「非常識」より「無常識」に近いのかな、と思ったのでした。

▶︎昨日のNHKドラマ「この声をきみに」では、佐野洋子さんの「おじさんのかさ」が朗読されました。
▶︎それはさておき「おじさんのかさ」では「おじさんは、ときどきお茶とたばこをのんで、濡れた傘を見に行きました」という、主人公親子が妻と母を思い出したフレーズが心に残りました。

小雨の先日、皇居の大手門から北門に出て、千鳥ヶ淵〜桜田門まで周囲の草木や、小雨でも走るランナーたちを眺めながら歩きました。そうしているうちに、2時間が過ぎました。

二重橋の前では、インバウンド中国女子に頼んで写真撮ってもらいました。「今日行く（教育）」「今日用（教養）」という高齢者の心得を実践すれば、やっぱり新たな発見と出会いがあろので、元気になれることを知らされました。

10月15日の日曜日、大丸東京12階のつばめグリルさんで、山形から経済法学会で上京していた友人とランチしました。窓側の絶景ポイントのテーブル席でした。

つばめグリルさんの定番「つばめ風ハンブルグステーキ」をいただきながら、エビスの生ビールが美味しかったです。

職場の喫煙室にあるカレンダーには、左下の余白に四季折々の俳句が記されています。

今月は、大谷句仏作の紅葉です。

落ち合うて 川の名かはる 紅葉かな

なかなかきれいな俳句だと思います。月並みですが、まさに情景が目に浮かぶようです。