たばこの気持ち

◎　先日、詩吟の大先輩と「赤まる虎ノ門店」で飲みました。お値段も手ごろで、しかも美味しいのです。締めのラーメンも「とんこつラーメン」が500円でした。お腹一杯飲んで食べて、その上、大先輩にご馳走になってしまいました。次回は私が支払って、一緒に楽しい時間を過ごしたいと思っています。



◎　帰り、お店の入口のテーブルを見たら、空き缶形の灰皿が置いてありました。おそらく、店内が混んだときのために、一服してお待ちいただく場所になっているのでしょう。涼しいときは、ここでラーメンも食べられそうです。たばこを吸う人間にとって、このようなお店の配慮には感謝感激なのです。

◎　田町駅から国道1号線をわたり、左に曲がったビルの１階にコンビニエンスストアがあります。入口のドアに、「喫煙ルームあります」というステッカーがありました。「コンビニの中に喫煙コーナーができたのか？」と驚かされました。



◎　道路側から店内をのぞくと、たしかに左側の小さなスペースで一服している人が見えました。コンビニ側の集客目的なのか、たばこ会社の負担なのか、不動産の有効活用なのか、にわかに判断できないのですが、これからも増えてくるのでしょうかね。

◎　ＪＲなどの公共交通機関は、構内の売店でたばこを販売しているのに、新幹線の駅を除き全面禁煙にしています。それが、住宅地や街の中でもお店でたばこを売っているのに、吸う場所が確保されていない状況に直面するようになりました。



◎　画像は、新橋駅を背にして虎ノ門病院の前です。わき道を入ると公園風になっており、テーブルと椅子が設置されていました。前方のお店には「たばこ」のノボリが見えます。しかし、残念ながら周辺は全面禁煙なのでした。

◎　私は以前から、たばこの煙のような目に見えるものよりも、細菌や放射能など、目に見えないものが格段に怖いのだ、と繰り返し述べてきました。先日の日曜日、「小分けダイエット」の考え方にもとづき、自宅近くを２０分ほど散歩しました。いつもケータイをポケットに入れ、気に入った景色などを手軽に撮っています。昨今、肉牛の放射能汚染が世間を賑わせています。



◎　ついに、福島県ばかりではなく全国に波及してしまいました。栃木県でも例外ではなく、肉牛の出荷が制限されました。そんなことを思いながら、牛舎の肉牛にあいさつし、送電線の下の農道を歩いていたら、積みわらが目に入りました。これはおそらく麦わらですから、畑に敷いたり有機肥料の原料にしたりするものですが、３点セットの景色に「現在の象徴」を痛感しました。

◎　外食系企業も数ある中で、やっぱりマクドナルドがダントツだなぁ、と実感させられた場面がありました。それは、佐野プレミアムアウトレットのフードコーナーの状況です。入口を入って左側にお店が並んでいます。一番手前がドトールコーヒーで、マクドナルドは一番奥にありました。しかし、お客さんの行列はほとんど見られませんでしたが、マクドナルドだけは別格の様相で、たくさんの待ちが出ていました。フードコーナー内は禁煙です。

◎　ただし、ドアを開けてベランダに出ると、数個の屋外のテーブルがあって食事ができますし、喫煙コーナーも設置されていました。テーブルの上を見ると、ほとんどのお客さんがマクドナルドの商品を食べていました。まさに、圧倒的な商品力を実感させられました。以前、マクドナルドでのパート経験のあるカミさんによれば、「手軽で安いし、お腹いっぱいになるから、マクドナルドが一番だよ」とのことです。

◎　福島からの帰路、那須塩原あたりだったと記憶していますが、一服休憩のついでにマクドナルドでコーヒーを買いました。入口に設置されているスタンド灰皿のそばで、マイルドセブンワンに火をつけ、国道４号線の車の流れを眺めながら一服しました。

◎　マクドナルドの高くて大きな赤い「Ｍ」の看板、道路の反対側にはうす緑色の「ニトリ」の看板が目に入りました。私は、「あっ、このどこかで見た感じは、まさに全国均一の景色なんだなぁ」と思いました。これに「ダイソー」があれば完璧ですね。

◎　先日の夕刻、田町駅東口で芝浦港南地区の美化キャンペーンのボランティア活動があり、私も参加してきました。夕刻とはいえ暗くなるには早く、４５分程度の時間でしたが、初めて回るコースを運河の景色を楽しみながら、ポイ捨てゴミを拾って歩きました。たばこの吸い殻などのポイ捨てゴミは、三田周辺に比べて少ないと感じました。



◎　現在のように運河が整備されたのは、10年ほど前なのでしょうか。若い時期に見た景色とはだいぶ違っていました。流れる水もきれいになりました。ビジネスホテルやオフィスビルが増え、朝夕の人の流れは急増しています。素敵な飲食店が揃ってきたら、人気スポットになることでしょう。

◎　共栄ラーメンの店内は禁煙でしたが、入口に鎮座する大きな２匹の招き猫の下に、スタンド灰皿が設置されています。さらに、入口左手には喫煙コーナーを兼ねたテーブルがあり、ゆったりとした気分でたばこも吸えるし、冷たい麦茶もいただけました。



◎　今回、招き猫が宣伝している「煮込み」を食べてみました。味噌ベースで、とても柔らかいモツが口の中でとろけるようでした。ごはんと一緒に食べたかったのですが、初期糖尿病ゆえにグッと我慢したのです。暑くなっても満席のラーメン店は本物ですよね。

◎　まぁ、自分の味覚や好き嫌いの感覚ではありますが、栃木県内のラーメンは佐野ラーメンのブランドでも知られているとおり、おしなべて水準は高いと思います。そのなかで、私のベスト３は「俵屋」「共栄ラーメン」「幸楽苑」でした。しかし、昨年から「俵屋」が大幅に麺を変えてしまい、まったく味気ない普通の中華そばに様変わり、がっかりさせられました。

◎　単なる中華そばなら、280円という低価格の「幸楽苑」で十分だと思います。その点、「共栄ラーメン」は２店舗から１店舗に減ったとはいえ、太さが不揃いの佐野青竹打ちの縮れ面をかたくなに守っています。小麦粉の香り、面の歯ごたえがたまりません。600円では安いと思わせてくれる美味しさで、先日も午後２時近くなのに満席の人気でした。

◎　ＪＲ亀戸駅近くのカメリアホールで一服しようと思って、１階受付の職員さんにお伺いしました。そしたら、「館内には喫煙できる場所がなく、駅前の交番横に喫煙コーナーがありますよ」と教えていただきました。ＪＲ亀戸駅を下車して、カメリアホールへ向かうときには、交番横の喫煙コーナーに気づきませんでした。



◎　その理由は、画像でもおわかりのように、一言で述べれば「ゴチャゴチャ」した感じだからなのです。へんてこな「麻薬・覚せい剤はゼッタイ・ダメ」のモニュメント、「ハトにエサをやるな」の看板に隠れて、指定喫煙場所のスタンド灰皿があるのです。賑やかで不統一な景観そのものであると感じました。