たばこの気持ち

高田馬場駅を早稲田口から出て、目白方面に線路沿いに歩きました。坂の途中、右手に手作りのスタンド灰皿がありました。

先日(2014.4.20)の日曜日、高校の同級生たちとの待ち合わせの前に、JR中央線に乗って、国分寺駅に初めて下車しました。東京駅から国分寺駅まで、Suicaカードでの料金は464円です。改札機の表示を見て、「ん！」とびっくりしましたが、4月1日からの増税でこうなったんだ、と再認識しました。殿ケ谷戸庭園にも初入園、これをもって、これをもって、都立9庭園はすべて制覇しました。ちょっと残念だったのは、園内が全面禁煙であったことです。同じ都立庭園といっても、たばこの吸えるところと、吸えないところがあり、所在している区の方針によるのでしょうか。せめて1か所ぐらい、喫煙コーナーを設置して欲しいと思いました。

60歳を過ぎると、否応なく心身ともに動きが鈍くなりって、積極的に出かけたり、意識的に目標を立てたりしないと、ついついテレビの前で、じっとして過ごしてしまいがちになります。70歳、80歳ともなればなおさらでしょう。先日、セブンイレブンのスタンド灰皿近くに、画像のような広告が掲示されていました。500円以上ならば、お弁当、おにぎり、その他店内の商品を無料で届けてくれるサービスです。1日1000円としても、1か月30000円で済みます。たくさん食べるわけではなく、老人には十分です。ということは、家を一歩も出ずに毎日を過ごせる仕組みが、すでに用意されているのですね。たしかに便利ですが、老若男女のコンビニ依存がますます進み、果たして良いことなのでしょうか。私は、少しばかり疑問に思えます。

近頃、樹木の倒壊による事故が増えています。芝東照宮の大イチョウ付近には、その場しのぎの「近寄らないで下さい」という警告看板が設置されています。でっかい樹木を、倒木の前に切り倒し、片付けるのにどれだけの人出とお金がかかるのでしょうか？ クレーン車なども必要でしょうし、大工事になってしまいますね。先日(2014.4.17)のことですが、茨城県内の玉造ゴルフクラブには、喫煙コーナーの先のバター練習場のわきに、鉄柱で支えられた桜の老木がありました。松葉杖をついたような老木の姿は、とても痛々しく見えました。

仕事を終え、帰路の新幹線時刻まで1時間ほどありました。久しぶりに美味しいパンが食べたくなり、有楽町駅で途中下車し、イトーシア地下1階にあるサンジェルマン・タンドレス有楽町店に立ち寄って、大好きなパンを5種類買いました。その足で、八重洲側を通って、東京駅まで歩きました。今回は、ガード下が面白かったです。ポイ捨て防止ため、丸型のスタンド灰皿がこまめに設置されていましたが、さすがは千代田区らしく、路上禁煙に違反した場合の警告ステッカーも、数多く貼られていました。

東京駅前、八重洲ブックセンターの近くで、福島県のアンテナショップがありました。店先には、でっかい赤べこが重たそうに、置かれています。本来は、軽い張りぼてなので、首を揺らしいるイメージですが、この赤べこは重量感たっぷりで、たくましく、とても首を揺らすイメージがありませんでした。今度、店内をまわってみるついでに、赤べこを実際に触って、たしかめてみようと思います。

先日(2014.4.16)、お昼休みに芝公園まで出かけ、その帰り道、いつもとは違った路地を歩いていたら、画像のような喫煙できる休憩所がありました。ブリキのスタンド灰皿と木製椅子は、真新しく、おそらくホームセンターで取り揃えたものでしょう。会社の事務所専用ではなく、私のような通行人も使用して良いみたいだったので、ちょうど歩き疲れてもいましたから、座って一服させていただきました。「吸い殻をポイ捨てされるよりは、ここで休んで行ってくれ」ということなのでしょうか。反喫煙の強すぎる世情にあるからこそ、灰皿と椅子を設置された人の善意に、影ながら感謝を申し上げたい、と思いました。

東京都港区三田5丁目、魚藍坂下のパーマ屋さんの入口に、安定性がなく、吸い殻もさほど入らないですが、とっても素敵な、鉄製の灰皿がありました。

ジョイフル本田上三川店の花卉、野菜苗の売り場で、花の名前を確認したり、見たこともない花に見とれたり、休日の午後を過ごしました。子どもの頃、山に遊びに出かけたとき、ヘビマクラと呼んで、近くにヘビがいるから気をつけろ、と目印にしていた気味わるい花は、ウラシマソウであることを知りました。

▼ 栃木県の田川遊歩道を歩いているとき、ゆっくりと目の前をトンビが通り過ぎ、上空へ飛び去っていきました。その勇姿に驚いてしまい、スマホを取り出す間がありませんでした。
▼ あの鋭い口ばし、精悍な眼差し、力強い翼の動きの余韻にひたっていたら、またしても川上から2羽のカワウが、目の前を飛び去っていきました。
▼ 続けて、シャッターチャンスを逃したわけですが、これからは準備万端、抜かりない反応ができるようにしたい、と思いました。