たばこの気持ち

近所の幼稚園の送迎バスです。3月までは、道ですれ違うことはなかったのですが、4月から出勤時間が遅くなったので、幼稚園の送迎バスと行き交うようになりました。小学校の登校時刻とも重なったので、街角に立つボランティアの学童を誘導するご婦人方から、私も「行ってらっしゃい！」と声をかけられるようになりました。

たばこの製造・販売をしているJTは、1985年まて専売公社でした。京都と東京に病院も所有していました。その一つ、長らく東京専売病院であった建物は、近年まで、国際医療福祉大学三田病院でしたが、今、取り壊されている最中です。三田病院は隣に新しくなりました。旧東京専売病院の跡地は、どうやら、三井不動産の高級マンションに生まれ変わるみたいです。懐かしい建物がなくなり、違う景色になっていくのは、ちょっと寂しい気持ちになりました。

この2～3日、アップルiDとか、FC2ブログのパスワードを失念し、あれこれやってもうまくいかず、とてもイライラさせられました。自分の管理能力の問題なのですが、誰かに、何かに八つ当たりしたい気持ちになりました。

どうにか、正しいIDとパスワードにたどり着き、すっきりしましたが、ゴルフ場やらビューカードやら、年金NetのIDとパスワードも新たに申請したので、いったい全体、私のIDとパスワードは、いくつあるんでしょうか？

最近、願いごとができて、五円玉をたくさん用意しました。もともと、神社やお寺が好きで、繰り返し出かけていましたが、お賽銭はあまりしていませんでした。どうせなら、面倒がらず、その度ごとに願いごとをしてみよう、と思いました。まぁ、そんなのは気休めに決まっている、と私は考えていましたが、61歳ともなれば、他力本願も悪くはないのかな、ということです。

再雇用になってから、朝の時間の過ごし方が変わりました。3月までの習慣から、6時ちょっと過ぎに目が覚めたときは、軽く散歩してきます。7時15分からは、朝食をとりながらNHKのBS放送で「カーネーション」、続いて今放送中の「花子とアン」を見ます。朝の連続ドラマを出勤前に見られるのは、ここ24年ほどなかったので、毎日の楽しみになっています。そのあとは、着替えながら火野正平さんの自転車の旅、もしくは「世界猫歩き」を見ています。

3月までの生活習慣から、4月の新しい生活習慣へ、徐々に慣れてきましたが、心身の対応力が衰えていますので、あまり無理をせずに毎日を過ごしていきたいと思います。それにしても、5月19日の放送で火野正平さんが、自転車の旅の途中、飲食店に立ち寄り、たばこを吸いながら、談笑しているシーンでは、とっても楽しそうでした。

昼休み、芝浦運河を散歩している途中、私が近寄ったら、ウトウトしていたのに、わざわざ身を起こし、運河の歩道に 飼い主を待っている黒豆柴くんは、Dog Parking につながれて、瞳の奥はまだ虚ろでした。起きているのか、寝ぼけているのか 、それでも姿勢を正して、写真を撮られるままに、私を見つめていました。

アメリカでは、わが子が犬に襲われたとき、ものすごい勢いで飼い猫が救助に駆けつけ、幼児は軽い怪我て済んだシーンが話題になっています。監視カメラの画像が、YouTubeに投稿されていました。

というわけで、今回は猫のお話です。仕事を終えて、帰路の東北新幹線の待ち時間を利用し、ふらっと日比谷公園を歩いてみました。心字池のほとりにある休憩所に、オスのトラ猫が夕涼みをしていました。近づくと、私に向かって伸びのびをしてくれました。

オス猫って、私の記憶が正しければ、どちらかの耳たぶが切れてますよね。おそらく、縄張り争いやメスをめぐる格闘によるものなのでしょう。以前から、私は猫の切れた耳たぶが大好きです。

春の夕暮れどき、ふらっと日比谷公園を歩いてみました。有楽町駅から公園に入ってすぐの日陰に、喫煙所がありました。

その先には、古い洋館のレストランがあって、私は常々、「いつか、ここで食事をしたい！」と思っていますが、未だに実現していません。そういえば、松本楼のカレーも食べていないし、考えてみれば、やり残していることが山積してますね。

昨今、たばこに代表されるような、白黒や善悪といった二つを対立させ、強引に決着をつける手法が、いろんな場面で横行しています。それと並行して、せっかくの知恵や知識が軽んぜられているような気がします。最近、とても嫌な感じを受けたのが、「本物の出会い」という栃木県のキャッチフレーズです。東北新幹線小山駅の構内やホームに、このペナントがかかっており、目にするたびにがっかりします。

私は出会いに本物も偽物もない、と思います。3～４年前にも「疲れたら栃木に行こう」という、これまた唖然とするようなものがありました。もう少し知恵がないものか、とつくづく思ったものですが、「本物の出会い 栃木」もそれに匹敵しますね。

浜松町駅ホームの小便小僧は、桃太郎の装束を身につけていました。小便小僧の由来を読んでみると、「小便小僧を守る会」的な全国組織があって、季節ごとに会員から衣装が届き、毎月のように着替えているそうです。乗降客の目を楽しませてくれて、本当にありがとうございます。