miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

50名を救った山小屋の支配人

2014-10-04 | Weblog


御岳山頂の山小屋「二の池本館」支配人小池祐介さん(34)は、噴火と同時に山頂にいた50名あまりの登山者を、山小屋に誘導、墳石で小屋が破壊される中、備え付けのヘルメットを全員に与え、安全と思われる部屋で待避、墳石の落下音がなくなったタイミングを図らい、噴火口からできるだけ離れようと、9号目の山小屋まで誘導。登山者はそこから下山したが、小寺さんは後続の避難者に備え山小屋にとどまった。

御岳噴火から一週間、10月4日現在死者47名、不明者16名、重軽傷者数十名、登山者遭難事件としては最大規模になった。もし小寺さんの適確な判断と行動がなければ、もっと多くの犠牲者を出していたに違いない。山小屋を守る人たちの日常の心がけが確りと行動となって、登山者の命を救った。