miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

国歌・国旗に敬意と親しみを

2012-04-04 | Weblog
教職員の中には、なにを勘違いしているのか、単なる「お馬鹿さん」なのか、国歌・国旗に反撥する偏執狂がいます。世界の国歌を観てみるに、日本の国歌ほど、文化の薫り高い国歌を持っている国はありません。日本と同じように、元首を称える国歌では、イギリスの「女王陛下万歳」がありますが、1章から6章まで、「神よ、女王を守りたまえ!」と、「御世の長からんことを」を繰り返し謳っています。日本の国歌は、平安時代に詠まれた和歌に、和曲をつけた、日本文化そのものです。因みに、中国の国歌と、フランスの国歌を紹介しますが、発生が同じような状態から生まれた国歌ですので、血の匂いにまみれています。


「マルセイユーズ」=フランス国歌

  いざ、祖国の子らよ、栄ある日は来たり、

    圧制の、血に染む旗は、我らに上げられたり、

  かの暴虐の兵士らの、広野に叫ぶを聞かずや、

    われらの腕の中に来たりて、われらの妻子を殺さんとす、

  武器を取れ、人々よ隊伍を組めよ、

    進め!進め!穢れし血を、われらが畑に、注がしめよ。

これは、フランス革命の時、マルセイユ義勇軍で歌われたものが、フランス国歌になったものです。だから「穢れし血を」と叫んでいるのは、ドイツ人に対するものです。一方中国の国歌は1935年の、抗日戦で、義勇軍が戦烈に加われと、アジって歌ったもので、「砲火を浴びせ」と叫んでいるのは、日本人に対してです。


「義勇軍行進曲」=中国国歌

  起て、奴隷となるな人々よ、われらの血と肉で築こう、万里の長城を

    中華民族いま危機にあり、雄たけび上げよ。戦に、起て、起て、起て、

  心を合わせ砲火をあびせ、前へ、砲火を浴びせ、前へ!、前へ!、さらに前へ!