miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

金貨のカウス

2008-11-25 | Weblog
1970年頃、ビジネスでよくイランに出かけていました。当時はまだ宗教革命の起こる前で、アブダビ国王ワンマン政治の時代でした。職場にも家庭にも国王の写真が飾られて、覚える積りがなくても、名前と顔を覚えさせられたものです。

当時はシャツにカウスが流行していたので、2度目のテヘラン出張のときバザールの貴金属店で、国王の映像が大きく入っている金貨を購入して、カウスに加工しました。それをつけて、商談に向かった記念のカウスでしたが、留め口が折れて放置したままになっていました。

先日「不要の貴金属を買い取ります」と言う広告が入っていたので、鑑定にもって行きました、鑑定の結果、金の含有率が少ないと言うことで、\15,000の査定でした。納得しがたい気持ちでしたが、修理して保管するほどのこともないと、処分しました。同じ金貨で一回り大きいものを、ネクタイピンに加工したものがまだ手元にあります。ほんとに含有率が少ないのか調べる予定です。