miyabuの雑記帳

ボケ老人の無責任なお話

都市化現象

2007-06-18 | Weblog
生活が、都市化することによって、本来自己の責任である事も、他に責任を転化することを、都市化現象と、養老孟司先生は言っています。山道を歩いて、石につまずき、転倒して怪我をしても、本人の不注意で、誰にも文句は言えません。しかし銀座のど真ん中で、そのような事が起これば、本人の不注意は、どこかに消し飛んでしまって、他人のせいになるのです。例えば、行政の不注意とか、工事関係会社の不注意、という事になるのです。
私達の周囲には、こうした現象が、随所に現れてきています。それによって、人間関係が刹駁とし身勝手な人達がおおくなっています。経済効果は、悪くなっても都市化に歯止を掛ける時期に来ているのでは、ありませんか。

官僚の信念

2007-06-18 | Weblog
私は、政治家よりも、どちらかといえば、官僚の方を信じていました。しかし近年、特に上級官僚の中には、国家国民の事よりも自己の栄達のみしか、念頭にない人が増えているようで、政治家同様、官僚も堕落した思いが、事ある毎に感じます。つまり、日本人全体が堕落したという事でしょう。残念です。
「厚生年金保険制度回顧録」の中に元厚生省年金課長の証言で、A、基金や財団を作れば、厚生省のOBの勤め先に困らない。B、年金を払うのは、先の事だから、今のうちに、どんどん使っても構わない。等のことを、保険庁長官や、年金局長に話してるんです。
これが、国会で取り上げられ、柳沢厚生労働大臣が「草創期には、乱暴粗雑極まりない議論があった」と過去のこととして、答弁しています。さて皆さんどう思います、どこに問題があると思いますか。