美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

“8時間の映画”のようなドラマ

2016年04月20日 06時25分36秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
被災地にデマや空き巣、島岡美延です。
余震にも情報・言葉にも神経をとがらせている被災者の方々…、本当に心が痛みます。
人間の記憶はどう刻まれ、“何を再現”させるのか。
アメリカの“まるで8時間の映画のような”優れた連続ドラマをご紹介します。
本日、DVD&Blu-ray発売の『トゥルー・ディテクティブ』は、映画を超えた、とも評される傑作。
全8話を一人の監督、一人の脚本家が担当するというTVドラマでは極めて異例の手法。
映画『ダラス・バイヤーズ・クラブ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒーと『ハンガーゲーム』シリーズなどに出演しているウディ・ハレルソンのダブル主演。
1995年に起きた、何かの儀式を思わせる連続殺人事件。
それを追った二人の刑事。
時は移って、2012年。
かつての事件と酷似した死体が発見され、今は引退していた二人が別々に警察署に呼ばれて話を聞かれる。
事件の真相と、二人の間に起きた“事件”とは?
とにかく、話の運び方が見事!
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日本で生きていく覚悟

2016年04月19日 06時36分27秒 | 日記、その他
地球の営みは、いつも人間の「想定外」、島岡美延です。
熊本、大分などで地震への警戒が続く中、エコノミークラス症候群の重篤な症状の人が増えています。
大きな災害が起きるたび、「前回の教訓」を生かそうとしてきた日本。
それでも「これまで経験がない」、「想定できなかった」という言葉が専門家からも聞かれます。
阪神淡路から9年後、新潟中越で。
その7年後、東日本。さらに5年たって熊本。
素人考えですが、次の巨大地震もそう遠くない未来に起きる?
建物や山が崩れる光景、避難所の人々が我慢強く連帯する光景。
それらをテレビで見守ってきた首都圏で暮らす私たち。
果たしてどれだけの覚悟が出来ているでしょう。
今、避難者10万人、物資が足りない避難所が数百か所と聞くと気が遠くなりますが、首都圏の各自治体は、数十万、数百万の人口を抱えます。
川崎市でも強調される「自助・共助・公助」。
自分で自分の命を守る=“要救護者にならない”ことが、“誰かの命を助ける”ために最も重要なことです。
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動物が人間のように暮らしたら

2016年04月18日 06時00分51秒 | 姿勢&見た目
強風の威力に翻弄された昨日、島岡美延です。
自然には勝てないのが人間。
こちらは超ハイテク文明社会の動物たち!
映画『ズートピア(23日公開)』をご紹介します。
ディズニー・アニメーションの新作です。
楽園「ズートピア」で暮らすことは動物たちの憧れ。
ウサギとして初の警察官になったジュディ。
優秀な成績で卒業した彼女だったが、警察官は通常、クマやカバのように大きくてタフな動物たち。
小さい彼女は半人前扱い。
だがついにジュディにも捜査に参加するチャンスが訪れる。
ただし、与えられた時間は48時間、失敗したらクビという条件つき。
頼みの綱は、事件の手がかりを握る詐欺師のキツネ、ニックだけ。
互いにダマしダマされながら、連続行方不明事件の捜査を開始した二人。
事件の背後のズートピアを狙う陰謀とは…!?
市長はライオン、副市長はヒツジ、裏社会のボスは…。
とにかく動物たちの“性格”が反映された社会が面白すぎ。
スマホやビルの看板など、細かいところも見逃さないで。
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新人類と旧人類に分かれた人間

2016年04月17日 06時39分26秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
熊本、大分…警戒はまだ必要、島岡美延です。
静かになってと地球に願うのみ。
災害だけでなく、子どもの貧困、女性の地位…様々な格差問題を抱える日本。
これはSFの形を借りながら“見ぬふり”の現実を突き付けてきます。
映画『太陽(23日公開)』をご紹介します。
読売演劇大賞など様々な演劇賞受賞の劇作家・演出家の前川知大が主宰する劇団イキウメの舞台『太陽』が原作。
映画化を熱望した『SR サイタマノラッパー』などの入江悠監督と前川氏による共同脚本で実写化が実現しました。
舞台は21世紀初頭。
ウィルスによって世界の人口は激減。
生き残った人類は、二つの種類に。
夜にしか生きられない進化した新人類ノクス。
太陽の下で貧しく暮らす旧人類キュリオ。
昼と夜の世界に分断され、家族、親友、恋人…愛する人たちと引き裂かれた人々が、未来のために下した決断とは…。
キュリオとして生きる若者に、神木隆之介と門脇麦。
ある年齢までなら“ノクスに変わる”ことが可能。あなたの選択は?
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熊本地震、本震が

2016年04月16日 06時43分04秒 | 日記、その他
今朝起きて、熊本の状況にショック、島岡美延です。
今日16日午前1時25分ごろ、M7.3の震度6強の地震。
気象庁はこれが今回の「本震」で、14日午後9時26分頃に起きた地震は「前震」だったとみられると発表しました。
昨日のニュースで「夜の9時半はまだ寝ている時間じゃなくてよかった」と倒れたタンスのそばで語っていた人がいて、地震の被害はその時間帯によって本当に違うと思っていたばかり。
テレビも「このあとも余震にくれぐれもご注意下さい」と呼びかけていましたが、余震の回数が減っているような感覚になっていただけに、まさか「本震」が28時間後にやってくるとは。
今朝、新たに目にした映像は、大きなマンションや市役所が崩れていたり、阿蘇地方では山肌が大きく削られ、橋や道路も崩落…。
一昨年の夏、大分にフェリーで到着し、阿蘇から熊本、雲仙へという旅行をしました。
その時、熊本城の天守閣にも上りました。
今夜から雨、風にも注意が必要な九州。
なんとか被害が広がらないよう祈るばかりです。
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立ち姿から、気持ちにハリを

2016年04月15日 06時25分28秒 | 姿勢&見た目
熊本で震度7の地震、島岡美延です。
“余震”も震度6強や6弱が相次ぎました。
私が経験した最大震度は、東日本大震災の際の5弱。
あらためて、日本列島、大きな地震がどこで起きてもおかしくないのだと実感。
一夜明けて、被害状況が徐々にわかってきたようです。
さて、毎月1日と15日にお届けしている姿勢の話題。
今月のテーマ『立ち姿の第一印象に自信を持つ』を実践していますか?
肩こりや腰痛などの身体の痛みは、生活習慣、つまり様々な“好ましくない姿勢”が引き起こすともいわれるようになってきました。
痛みの原因も作る姿勢、それは「気持ちのモト」にもなります。
うつむいたしょんぼりした姿勢から発するメッセージは、元気がない、悩みがあるというイメージ。
反対に、しっかり前をむいて背筋をしっかり伸ばした姿勢からは、堂々として、いきいきとしたイメージを受けるもの。
周りの人がそういう印象を持つだけでなく、あなた自身に“やる気”が湧いてきます。
姿勢が気持ちを作ることを忘れないで!
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すべてを壊す、戦争の愚かさ

2016年04月14日 06時27分55秒 | 姿勢&見た目
朝と夜に傘の出番、島岡美延です。
原爆の悲惨さを知り、戦争をしない決意へ…、71年前の教訓です。
約100年前、第一次世界大戦は美しい世界を台無しにしました。
映画『緑はよみがえる(23日公開)』をご紹介します。
イタリアの巨匠エルマンノ・オルミ監督が、80歳を過ぎた今、幼い頃、父から聞かされた戦争の物語を後世に伝えようとした渾身の作。
イタリア・アルプスのアジアーゴ高原。1917年冬。
第一次世界大戦のさなか、イタリア軍兵士たちは雪山の塹壕に身を潜めていた。
彼らの唯一の楽しみで心の支えは、家族や恋人からの手紙。
戦況が悪化しても「愛する母さん、夜の山はなんと美しいのだろう」と綴る兵士。
彼らを待っていた運命とは…。
オルミ監督の父は19歳で従軍し、過酷な体験の記憶から何度も涙を流したそう。
厳しくも美しい雪山を映しながら、静かに心に訴えてくる戦争の愚かさ。
なお、オルミ監督の1978年パルム・ドール受賞作『木靴の樹』も岩波ホールで22日まで公開中。


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レオナルド・ディカプリオ、ついに

2016年04月13日 06時24分19秒 | 姿勢&見た目
傘があると安心、島岡美延です。
今月はアカデミー賞受賞作が次々公開。
主演女優賞は気鋭の若手、主演男優賞はついにレオナルド・ディカプリオ。
鼻の骨を折るなど、文字通り身体を張った演技は鬼気迫るものが。
映画『レヴェナント 蘇えりし者(22日公開)』をご紹介します。
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞主要4部門受賞のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督は、再び監督賞に輝きました。
自然光のみにこだわった映像は、撮影賞も受賞。
音楽は坂本龍一。
壮絶な物語の究極のリアリティを求め、極寒の地などで9ヶ月に及ぶロケを敢行した俳優、スタッフの渾身の作です。
瀕死の重傷を負ったヒュー・グラスは、足手まといだと仲間に置き去りにされ、最愛の息子まで殺されてしまう。
激しい怒りを力に変え、奇跡的に死の淵から蘇えり、復讐の執念のみで300㌔に及ぶ命懸けの旅が始まる…。
「映画史上もっとも鮮烈で壮大なサバイバル・ドラマ」をぜひ。
人間の力、恐るべし。
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「蔦監督」を撮った蔦監督

2016年04月12日 06時31分12秒 | 姿勢&見た目
まさかの5度台の冷え込み、島岡美延です。
まだ寒い頃に春を呼ぶのが、選抜高校野球。
映画『蔦監督』をご紹介します。
15日までの限定公開。連日12時15分から新宿K's cinemaで無料上映中。
昨日のラジオに、蔦哲一朗監督が登場。
「10時半には整理券がすべてなくなる」状況だとか。
タイトルはもちろん、徳島県立池田高校の蔦文也監督のこと。
撮ったのは、孫で映画監督の哲一朗氏。
山あいの県立高校を率いて優勝3回、準優勝2回の偉業を成し遂げた“伝説のじいちゃん”について人々の証言を集めていきます。
部員たちの食事、生活の面倒を見ていた妻・キミ子さんも監督に負けない存在感。
水野、畠山といった元プロ野球選手、歴代のOB、関係者が次々と語る蔦監督とは。
強烈な個性に対する当時の反発が語られることも。
それを隠さずに映画に取り込んだ孫の潔さに拍手。
実は、特攻隊の生き残りだった蔦監督の戦友、茶道の千玄室さんも語っています。
名監督の真の姿に触れてみませんか?

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絵も人生も“光と闇”

2016年04月11日 05時58分59秒 | 姿勢&見た目
3月並みの寒さに逆戻り、島岡美延です。
先日の上野は葉桜でも人、人、人。
国立西洋美術館で開催中『カラヴァッジョ展(6月12日まで)』をご紹介します。
ダ・ヴィンチ、ボッティチェリの展覧会をすでに見ましたが、これも日伊国交樹立150周年記念事業の一つ。
ちょうど、NHKなどでも彼に関する番組を放送したばかり。
38年の人生はその絵画同様、“光と闇”のコントラストが強烈。
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョが活躍したのは1600年をはさんだ頃。
理想化を拒むリアリズム、劇的な明暗法によって浮かび上がる人物表現は革命的で、その後の画家たちに継承されていきます。
壁画など移動できない作品も多く、真筆とされる60点強のうち、傑作10点が集結というのは、日本で過去最多、世界でも有数の規模。
街でいつも喧嘩沙汰、ついには殺人事件まで…!
「法悦のマグダラのマリア」はそんな彼の晩年の作で、なんと2014年に発見され、真筆と認められたもの。
世界初公開の感動をどうぞ。
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