絶景のギリシャで逃避行

満開の桜のあと、雪まじりの雨になるかも、島岡美延です。
気温はこのまま上がらない一日、どうぞしっかり冬の服装でお出かけ下さい。
ギリシャの史跡を巡る、クラシカルなミステリーはいかが？
映画『ギリシャに消えた嘘（11日公開）』をご紹介します。
『太陽がいっぱい』『リプリー』の原作者として知られる、作家パトリシア・ハイスミスの傑作小説『殺意の迷宮』の映画化です。
1962年、アテネでツアーガイドをしている米国人青年ライダル（オスカー・アイザック）は、パルテノン神殿で優雅な紳士チェスター（ヴィゴ・モーテンセン）とその妻コレット（キルスティン・ダンスト）と巡り合う。
リッチで洗練された夫妻に魅了されたライダルは彼らのガイドを務め、夕食をともにする。
しかし、その夜、チェスターがホテルを訪れた探偵を殺害してしまい、ライダルがその後始末を手伝ったことから3人は運命共同体となって・・・。
荘厳なギリシャ神話のメタファーに彩られた絶景の世界。
そこで繰り広げられる逃避行は、至高の心理戦！