美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

何か、変わったはず

2011年09月20日 07時03分21秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
一気に涼しい朝、島岡美延です。東南アジアの出張から戻った妹は、この肌寒さに驚いているかも。
ふとしたきっかけでカンボジアに学校を作った医大生の体験記は、ネットなどで大きな共感を呼び、映画『僕たちは世界を変えることができない(23日公開)』になりました。
バイト、コンパ、勉強・・・医大2年生のコータ(向井理)は、何か物足りない日々を送っている。ある日、郵便局で見かけた海外支援パンフレット。「150万円の寄付でカンボジアに小学校が建ちます」との文字。知り合い全員にメールを送信し、やってきた3人とサークルを作り、チャリティーイベントを開催する。
カンボジアへスタディツアーに出かけたコータたちは、地雷、HIV感染者、学校に行けない子どもなど、東南アジア最貧国の現実に打ちのめされる。帰国後、サークルへの中傷や試験の落第と、なかなか前へ進めないコータ。出会った子どもたちの笑顔を思い出し、自分を奮い立たせる・・・。
ドキュメンタリーのような俳優たちの表情! カンボジアの今をコータたちとともに見つめてください。
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「節目の年」と女心

2011年09月19日 07時16分13秒 | 姿勢&見た目
暑い敬老の日になりそう、島岡美延です。元気なお年寄りの話題が多く登場しますが、ご自身ではそもそも「高齢者」と思っていないかも。
世の中、アンチエイジングが花盛りです。40代は分岐点かしら。「美魔女」などなる言葉も登場し、「その年齢に見えない」ことへの価値観が高まっています。外見が若いと、身体の中の「○○年齢」なども若いようですから、確かにいいことなのでしょう。ただ、行き過ぎたものは、どうかなと感じてしまいます。
普段は年齢など気にせず「若い」と思っていても、「公的な線引き」で突きつけられる実年齢。
「70歳にお祝い」ということで、ご近所の役員の人に年齢を知られてしまったと嘆いたり。「本当にその年齢ですか」と驚かれたと喜びつつ、もう立派な高齢者と認めざるをえないショック?
「年金支給の連絡が来て、あと何年のバレエ人生か、考えちゃった」という人。孫がいるバレエ仲間は少なくありません。
私の祖母は、かつて敬老の日、15日が誕生日。次の節目は「白寿」、あの電話の声と話し方のまま、元気でいてね!
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「めし」は人生そのもの

2011年09月18日 07時21分00秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
最高気温の予想は33度、島岡美延です。群馬では高温注意報も。台風の動きも気になりますが、熱中症にご注意を。
最近、誰とどんな食事をしましたか? いつも一人で食事? 「食べる」ことは、身体を作るだけでなく、コミュニケーションの基本なのだとつくづく思います。ゴツい男たちが「食の記憶」を語る映画『極道めし(23日公開)』をご紹介します。
刑務所204房の「年末恒例行事」、それはあるバトル。新入りにとっては何が始まるのかと気が気ではない。その闘いこそ、年に一度の豪華メニュー、おせち料理をかけて行う受刑者たちの「めし自慢」!
ルールは、人生最高の料理を語り、聞き手がゴクリとのどを鳴らしたら、1点。一番得点が高かった者は、全員からおせちを一品ずつもらえる、というもの。
麿赤兒、勝村政信ら、受刑者たちの「濃い語り口」にこちらもついついのどを鳴らしてしまいます。B級グルメ、インスタント、郷土料理・・・。
それは「誰が作ってくれたのか」の記憶とセットです。
さて、あなたの「忘れられない食事」とは!?
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「備え」に安心しない

2011年09月17日 07時19分35秒 | 日記、その他
昨夜、雨の中を走ってしまいました、島岡美延です。いつも晴雨兼用を持っているのに、夕方から出かけたため、私には珍しく「傘なし」。帰宅後にどしゃぶりになったので、ついていたといえばついていた?
「備え」は、ある程度の安心になります。ただ、行動すべきかどうか、最後に判断するのは自分自身。傘を差すより、雨宿りをするほうが賢明という豪雨もあるでしょう。
逃げるのか、とどまるのか、その一瞬の判断が、身の安全を左右した・・・。東日本大震災の津波と火災、紀伊半島の土砂災害、「そのとき」を振り返る体験者の言葉は重いです。
防潮堤や輪中堤(宅地を囲む堤防)が新たに出来たことで、「守られている」と信じ、逃げなかった人たちも少なくなかったよう。いずれも国が「これを超える水は来ない」と想定し、莫大な費用をかけて作ったもの。それが「水が来るはずがない」の判断につながったとは、なんともやりきれません。
警報や勧告も、いつか「あの時、大丈夫だった」の感覚を生むことも。
「モノに頼らない」は、あらゆる場面で必要です。
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あのショックから3年

2011年09月16日 07時16分01秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
熱中症がまた増加中、島岡美延です。炎天下の運動会など大変。大人ももちろんまだ日傘は手放せません。やはり「彼岸まで」の辛抱でしょうか。
昨日で、リーマン・ショックから丸3年。アメリカも日本も立ち直ったとはいえない中、自然災害が容赦なく襲う・・・、そんな2011年。
年収12万ドルを一瞬にして失った男、映画『カンパニー・メン(23日公開)』をご紹介します。3年前のあの日以降、仕事を無くした多くの人たち。それでも人は生きていくのです。
ボビー(ベン・アフレック)は総合企業の販売部長。趣味はゴルフにポルシェ。が、数千人規模のリストラ対象に。再就職セミナーに出るも厳しい現実。
重役のジーン(トミー・リー・ジョーンズ)は、作業員からたたき上げのフィル(クリス・クーパー)もリストラされたことなど、CEOへ苦言を呈するが、彼自身も解雇される。
一方、家も手放したボビーは、妻の兄(ケヴィン・コスナー)に頭を下げ、大工仕事をさせてもらう。
家族の絆、仕事の誇り、本当に大切なものとは・・・、今のニッポンの話!?
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寝ている時の姿勢も

2011年09月15日 07時14分36秒 | 姿勢&見た目
暑さから少しだけ逃れてきました、島岡美延です。
早朝の新幹線で軽井沢へ。
野鳥の森では、聴覚をフル活用。静けさの中、虫の羽音や風が吹いて葉が落ちる音。だんだん近づいてくる沢の音。なんとハンモックに初挑戦、「浮いてる」感の気持ちよさ!
世界チャンピオンのピザや、明るく広い空の下、露天風呂も楽しみました。
さて、今月の姿勢テーマ「首の角度を健康的に保つ」を実践していますか? 今日は寝ている時の首の角度を考えます。
ハンモックでは独特の姿勢になりますが、ふとんやベッドのマットの固さ、枕の状態などで、私たちの「毎日の寝姿勢」は決まります。
リラックスして立った姿勢を横にした状態・・・、これが良い寝姿勢。理想の枕の高さは、横になってみて、鼻、口、鎖骨の中心が一直線になる状態。枕は高すぎても低すぎても、また硬すぎても柔らかすぎても心地よい姿勢は保ちにくいもの。
私は、タオルケット&バスタオルを組み合わせた「枕」を使っています。首の下のカーブにも合わせやすく、これで仰向けで寝る、が気に入っています。
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天才子役、韓国の場合

2011年09月14日 06時02分21秒 | 姿勢&見た目
まだ熱帯夜も続くとは、島岡美延です。
昨日の室井滋さんで思い出したことを。お小遣いで映画や芝居に通った10代の頃、確かに観た証として「感想文ノート」をつけ、遅く帰ってくる父親と交換日記のようにやりとりしていたそう。もし彼女が、子役からこの世界に入っていたら、どんな演技をしていたかしら。
映画『アジョシ(17日公開)』をご紹介します。昨年度の韓国No.1ヒット作、主演二人の魅力に釘付けになりました。
テシク(ウォンビン)は、都会の片隅で質屋を営む男。その隣に住む少女ソミ(キム・セロン)は、いつも一人ぼっち。テシクをアジョシ=おじさん、と呼び、慕っている。ある日、母親が麻薬密売に巻き込まれ、一緒に誘拐されるソミ。テシクは必ず救うと決意し、組織に乗り込む・・・。
『母なる証明』で見せた無垢な青年とは全く異なるウォンビンが圧倒的な存在感。鍛え抜かれた肉体によるアクション、目が離せません!
『冬の小鳥』で父に置き去りにされた少女を演じたキム・セロンが、さらなる孤独を表現。可愛い子役はいらない?
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自分の名前、好きですか

2011年09月13日 07時57分21秒 | 姿勢&見た目
暑い夜のきれいな中秋の名月でしたね、島岡美延です。
昨日のラジオに、女優の室井滋さんが登場。「富山の人って、富山が大好きなの」と語り、「私も富山です」と声をかけてくる人と写真に納まる日々だとか。
早稲田大学在学中から、「自主映画の女王」と言われ、その仲間たちは、今、日本映画界を引っ張る監督や俳優になっています。
「すっぴん魂」などのエッセイも楽しい彼女、話の展開は自由自在! 初の絵本「しげちゃん(金の星社)」は、子供に向けたエッセイでもあり、ご自身の体験から生まれたもの。
「滋(しげる)」という名前は、男の子に間違えられたり、からかわれたり。「もっとかわいい名前に変えて」と母に訴えたしげちゃんは、なぜこの名前をつけたのかを聞かされ、自分の名前が好きになっていく・・・。
私も似たような経験があって、この気持ち、よくわかります。
「名前は親からの最高の贈り物」、それを伝えたいと被災地でも読み聞かせボランティアをしているそう。
芸名はしっくりくるのがなかったと、大好きな本名でご活躍です。
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何が変わったか

2011年09月12日 07時08分34秒 | 日記、その他
お彼岸までこの暑さは続くのでしょうか、島岡美延です。
「まだ半年」ということをあらためて感じた昨日。被災地各地で、午後2時46分にサイレンが鳴らされ、多くの人が黙祷しました。
一見、片付けられた街。伸びる夏草。この半年、「浸水したままの家」で暮らす人々。電気・ガス・水道のない「全壊」自宅の上の階で生活を続ける人たちがいることをよく知りませんでした。
初めて見る津波の映像もたくさんありました。危険が迫る中の視聴者提供の動画の数々。
その映像を撮って取材に応じた人は、九死に一生を得たのかもしれません。携帯やビデオを握り締めたまま津波の犠牲になった人はいなかったでしょうか。「記録を残す」つもりが、「危険が他人事」のようになって逃げ遅れることがないよう、もっと注意喚起があってもいいと感じます。
10年前の今頃は、繰り返されるNYの映像を見つめていました。
追悼式典では今年も全犠牲者の名前が読み上げられました。この10年に亡くなった、名前を呼ばれることない犠牲者の存在も忘れてはいけないはずです。
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「記憶された日」を想う

2011年09月11日 08時03分00秒 | 日記、その他
アメリカ同時多発テロから10年、島岡美延です。
昨夜から東日本大震災6ヶ月の番組など見ています。
唐突ですが、9月11日生まれの皆さん、お誕生日おめでとうございます。ある年から、誕生日が「キュウテンイチイチ」と呼ばれるというのは、どんな気持ちでしょう。世界中の人々の脳裏に焼き付けられた、ワールドトレードセンターの記憶を消すことは出来ません。ただ、素敵な日としてのお祝いもちゃんとしてほしい。
この夏、ある集まりで「誕生日」を聞きあった時、一人がなかなか言わなかったのです。「生まれ年」はすでに知っていたのに(!)、「月・日」を言いよどむってなぜ? 
「8月15日。ね? みんな沈んじゃうでしょ?」と彼女は言いました。いつから「自分の誕生日は鎮魂の日」と意識し、「言いにくい日」と感じてきたかしら。
日本にとって(世界にとっても)、「サンテンイチイチ」が今年から特別な響きを持つことになりました。日常が断たれ、価値観を変えざるをえなかった日。
来年のその日、被災地に笑顔が少しでも戻っていますように。
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