キラーパスを出せるのは？

昨日は結局、傘を使いませんでした、島岡美延です。台風の予報円から遠くても、しばらく大雨の警戒は必要です。それにしても蒸し暑いこと！
なでしこジャパンの過酷なロンドン五輪予選が始まりました。主力選手温存で臨んだタイ戦。連携がいま一つで無得点だった前半を見て、佐々木監督は「出したくなかった」宮間あや選手を投入。パスがつながるサッカーが展開され、終わってみれば3-0。頼りになる157cmの司令塔でした。
「一人」の投入で局面を打開する。これはカッコいいけど、そうは言っていられないのが新内閣。いよいよ今夜、顔ぶれが決まります。
野田新首相は、「ミッドフィルダー」になれる人材を集め、パスをしっかり回せる内閣を目指したい、とも語りました。閣僚ポストは、様々な政治的配慮もあるでしょうが、どんな肩書きでもまずは「全員」が「全力」で、震災復興に取り組んで欲しい。
「主力温存」とか「若手を試す」というなでしこの短期戦略を真似する余裕はないはず。じっくり腰をすえ、且つスピーディな政治が展開されることを期待します。