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美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

あの時代の「核」の芝居二本

2012年03月06日 08時02分08秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
春の雨かしら、島岡美延です。最高気温は17,18度になりそう。
下北沢本多劇場で加藤健一事務所の公演を観てきました。「核」にまつわる物語の2本立てという珍しい形態。
作・北村惣、演出・大杉祐で24年前に上演した作品を同じ演出家が手がけました。「ザ・シェルター」、「寿歌(ほぎうた)」は、11日まで(奇しくも!)。
核戦争用シェルター会社に勤めるセンタは、製品テストのため、自宅の庭に置いたシェルターで3日間を過ごすことになる。家族は、妻、父親、小2の娘。シェルターのドアが閉められ、コンピューターが管理する室内。しかし、突然の停電か、真っ暗に。ドアも開かない、空気は? 水は? あわてる4人はラジオに耳を傾け始め・・・。
核戦争が終わった後の関西のとある町。ゲサクとキョウコは、家財道具をリヤカーに積んで歩く旅芸人コンビ。人の気配はなく、空には時折「残り物のミサイル」が飛び交う。そこへ現れた謎の男。三人はどこへ向かうのか・・。
東西冷戦時代の物語に今、光を当てる意味。
笑いながらも何かを残すのが演劇。
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