民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Day.4226 遅まきながら・・・

2018-08-23 19:11:30 | 民謡夜話
きょうは全員の合同稽古・・と言って4人だが
その冒頭に或る事を宣言した。

「来月から月謝を半額にします」・・・月三回、旧来の教室だけ。
その大きな理由は、どんな事情でもお稽古を休めば振替稽古をして来た事のしんどさから。
今の仙人にはお月謝もさることながら、家での時間が必要だ。
人並みの年金の半分にも満たない収入ではあるが、それを減らしてでも背に腹は代えられない理由がある。
仙人はしっかり腹をくくる事とした。
その他にもいろんな話をしたが、ホネはそこであった。

お弟子にとってこの上もない良い話な訳だが・・仙人の苦渋をどこまで理解して呉れるか。



さて「新秋刀魚」・・表題「遅まきながら」はこの事。
2匹にしようか3匹にしようか・・迷って3匹。
大きいと言うとこまでは行かない・・くちばしも黄色くない。
塩焼きも良いが・・オリーブオイルでフライパンソテー。
大根卸しにスダチを絞り込んで・・醤油タラリ。

頭をはねて・・背から尻尾までの上身を取り分けてやる。
残った腹回りを小骨ごとダイナミックに「パクリ!」
肝を含む内臓の何と美味い事か・・口に絡まる小骨も何のその「ムシャ!」
しっかり食べて呉れた残り身を食すも・・「こんなの秋刀魚じゃねぇ~!
やっぱり秋刀魚は腹に限る・・ただし仙人が焼いた納得のモノに限るが・・
皿に残ったのは頭と尻尾と真っ直ぐな背骨だけ

コレに似た話を随分前に小豆島で聞いた。
「メバルはね・・腹だけでええ・・身は要らん」・・と・・島の老婆に聞いたことを思い出した。
先日の鮎にして然り・・究極は極にある。

さて、台風20号の予報しきり・・大事にならねば良いがと思う。
夕方・・散歩がてらに「お茶買いに行こうか?」・・帽子が飛ばされそうな風。
果たしてどうなるモノやら・・心配と言うのでもない。



コメント
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