民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol. 321 PARIS>TOKYO???

2007-12-03 22:49:51 | Weblog
バスのお尻の広告をパチリ!。
とにかくデジカメ便利な物だ。いちいちカメラや行かんでも良いし。
チョット分厚くて重い・・と言う理由でもらった物。拙者のバッグにいつも入っている。ブログをしなかったらこうも持ち歩かないだろうが・・とても重宝している。

キレイ仕事の好きな拙者は携帯電話の小さな画像では読者に悪い・・と思う・・サービス精神では他人に負けないのレス。チョット一時停止した時に・・メモると言ってもそう素早くは出きる物ではない。これならパッと出してシャカッと撮れる。

ナント茨木⇔東京・・片道¥4,800だと!!。勿論夜間高速バスである。しかも茨木発着可能。・・東京は?・・と検索。八王子・新宿・・とあった。
新宿?それ何処やねん?八王子って東京か?・・これが拙者の東京に対する知識の全てである。東京から発着する人も「茨木ってドコナンダイ?」と言うかもしれない。

ネットの地図を開く・・もとより地図に弱い拙者はもう見るのもいや!・・ゴチャラゴチャラと混み合って、サッパリ解らん・・どうにも繋がらん。それでも事のついでに浅草は何処や?・・一応探しては見る。新宿も地図には有った。

「今日の訳のわからんタイトルは何です?」・・と、天の声。「ソウデンネン」
PARISはフランスのパリ・・田舎からはじめておフランスに行って帰った人は「パリス」と粋がって発音する。TOKYOはトキオと発音するのだ・・アチラの人は。ソノ間に「>」がある。そのための記号かどうかは知らないが、東京よりパリが「大」と解釈して頂きたい。ソレはね・・。

ヨーロッパには3~4回は行っている。が、東京へは三度?程しか行った事がないのレス。そこでこの図式になると言う訳です。随分昔に姪の結婚式に一度、家元とご同行で「NHKホール」へ二度・・他にね?・・思い出せない。それも新幹線に乗って目的を果たしてとんぼ返り・・。それでも・・ナイショだけどオモロイ話が・・。

新大阪で待ち合わせていざ東京へ。「おや?」約束の時間に来ない何人か・・。いよいよアカン・・勿論携帯電話でホームまで来ていることは解っていた。・・見ると向かいの博多行きのプラットホームでにこやかに手を振っている。「ナンジャソリャー!」「急げ急げ!」と手をグルグル廻す。・・何とか間には合った・・。さて誰でしょう??。

思い出したもう一回・・成田師と遊びに行った話・・前に書いた。これが又大笑い。
師は午後遅めにやって来る。お稽古はソコソコである・・いつも。「雲ちゃん、チョット一杯」・・これが楽しみで来るのだ。ソレはそれで悪くは無かった。
その日は「東京行くべ」と言う。「良いね」と答える。サイに「行ってくるわ・・」と言うと流石に驚いたがNOではなかった。すぐに新幹線の人となる。ソノ頃景気はいいしお弟子は多いし・・で、ポケットに何某かのお金があった。

グリーン車である。「一杯ヤッカ?」「良いね」ビュッフェのカウンターにもたれビールを呑み始める。・・気が付くと東京に着いていた。結局グリーンのシートには座らなかった・・飲んだビールは数知れない。
浅草「追分」へ直行である。知る人ぞ知るマー、日本一の民謡酒場だ。今ビールを運んでいた青年がショウタイムの前座でビャンビャン弾く。大阪の舞台人などお呼びでない。必ず有名な民謡歌手が誰か居る。そんな店だ。

師はソコでも「良い顔」だった。流石だなと思った・・良くも悪くもであるが・・。ややもして「光っちゃんイッチョウ頼むよ!」「アイヨ!」・・もうシコタマ呑んでいる。
盲目のアコーデイオン奏者が居た。掛け合おうと言うのだ。前奏が始まる、アコーデイオンがメロデイーを唄う。

皮の緩んだボテ三味線を渾身の撥でさばく。拙者は一人「うなった」。津軽三味線は聴き様によっては「カンカラカラカラ」と響く。それほど張りを良くしてある物なのだ。そのボテ三味線からはいつもと違う異様な迫力を感じた。

今日は異常に長くなってしまった。拙者の「東京物語」先ずは落着。図式も「>」から「=」になった。・・ソノテープは今も手元近くにある。
コメント (2)
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