民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol. 204-A 夏の味覚/あゆ

2007-08-10 21:10:11 | Weblog
魚の姿。鯛でもそうだけど矢張りシッポ・・尻びれ。かなり痛んだ様子が良い。
後は色。
鮎には一段と特徴がある。先ず口先。岩をなめるので尖ってない・・平たいのだ。頭が小さく、頭から背に掛けての線が流線型だ。養殖のものはソコから「モッコリ」盛り上がる・・人間でも一緒だな。・・フムフム・・拙者は養殖タイプだな・・そうすると。

焼いて割ってみると米粒のような油がギッシリ・・益々似ているね。
それでも近頃は「半養殖」とか言って工夫を凝らしたのもあるようだ。
天然は当然皮も硬い。じっくりあぶり焼きの鮎は食いちぎるのが大変なぐらいだった。
香魚といわれる通りとても良い独特の香りだ。


ブログ読者もお盆休みに入ったか?・・ま、どうか良い休暇を。
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Vol. 204-B 夏の味覚/あゆ

2007-08-10 21:06:51 | Weblog
「汗をして 鮎焼く火床(ほど)と たたかえり」・・如水

今年はじめての鮎である・・たぶん最後の。・・例年、嵐山のさる魚屋で塩焼きにしたのを良く買った。・・贅沢なようだが年に一回か二回なら「天然もの」を食べたい。
昨日、「すし屋・トンボ玉・組紐趣味の熱中人」さんから頂いた。結果から言うと「すこぶる美味」であった。香魚と言うに相応しい香りがあった。
・・ただ、誰の責任でもないのだが腹に砂が有った。・・コレは現場を正直に現している事で天然の証でもある。・・何処の産?と言う事でなく、獲れたその日、川が濁っていたのだ。それでなくとも、藻を食む鮎の腹には砂が有っても決しておかしくないのだ。・・骨を抜いて丸かぶりしてこそ解ることだ・・が。・・蓼=たでか酢橘が欲しい所だった・・「ゼータク言うな」と天の声。

「焼き」コレも結果から言うとキッチリ焼くのに2時間半掛けた。折角の物だから「楽しむ」事にした。竹串は、数年前に綾部のおじいちゃんに「イヤ」と言うほど鮎を貰った時に作って使った残りが大切においてあった。カンテキ・・七輪・・に炭を熾して(こんな字あるねんな?)・・炎が消える所まで待ってあぶり焼きに。・・その昔、さんまのように焼いたら、皆腹が裂けてとんでもないことになった。・・数が無いのと人が待っていないのとでうまく行く。傍で待たれて出来るものではない・・と痛感した。

囲炉裏はね・・灰に串を立てられる・・カンテキはね・・チョットひと思案。写真では解りにくいかもしれないが、大きな金網を利用した・・ホームランだ・・浮かせた網に串を・・。

火床・・ひどこ・・ほど・・国語辞典に「ほど」はない・・広辞苑でやっと。
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